50 ロンドン生活その３。。。
今度は地下鉄。わたしの好きなテーマです。懲りないわね。
引越ししました。で、*ノーザーン線で通勤しています。
これまた、毎日なんかある路線。ききしに勝る最悪路線。どこへ引越ししようがノーザーンだけは避けよう、と誓っていたのです。しかし不本意にも選択肢がなかったものですから。これはまた次回。
で、ノーザーン線 ハイ・バーネット支線のアーチウェイが最寄駅です。アーチウェイから会社の最寄駅、トッテナムコートロードへは乗り換えなしで１３分！
のはずなのだが、ここに大きな落とし穴がありました。
まず、朝。アーチウェイの駅に着くと、乗るはずの「チャリングクロス経由」が来ず「バンク経由」しか来ない。バンク経由だとカムデンタウンで乗り換える必要があります。階段あがってさがって別のプラットフォームまで行くのです。でも降りたその同じプラットフォームにチャリングクロス経由が来るときもあり、これも首尾一貫しとらんよなあ。なので、待ち時間、乗換え時間を考えると３０分以上かかることもしばしば。また、よく止まるのよ、この路線って。止まるというのは、ひと駅ひと駅に乗換え駅でもないのにドアが開いたら次閉まるまでじーぃ。と待っています。なぜ？さっさと閉めて出発せいよ、と思うことしばしばです。これがノーザーン得意のマイナーな遅れの原因と指摘しましょう。
ノーザーンは、カムデンタウンをカナメに北行きは右と左、エッジウエア線とハイ・バーネット線、南行きもチャリングクロス経由線とバンク経由線の四方に分かれます。
帰り。帰りはハイ・バーネット枝線ですから、エッジウエア行きが来ると乗換え必要。これが不思議とこの時間、来るのがエッジウエア行きのみ。なんで乗客の便利のためなら交互に走らせないの？
プラットフォームの上方に次の電車があと何分で来るという電光掲示板があります。ふと見上げるとオレンジ色の電光文字で
１）エッジウエア３分 ２）エッジウエア２分 ３）エッジウエア１１分
こうなるとハイ・バーネット行きを待っていられないので来たのに乗って、カムデンで乗換えるしかありません。待つのが嫌いのいらちの関西人としては。たまらん。
ローカルな例で申し訳ないが、大阪の阪急線、十三（じゅうそう、と読む）駅で、河原町（かわらまち、と読む）行きを待ってるのに、北千里線しか来ないっていう感じ。
あとよくあるのが「CORRECTION 訂、正！」 エッジウエアが来ると思っていたら突然、電光掲示板の文字がハイ・バーネットになり、もしくはその反対です。それはまあ、いいとしても(良くないけど！！) ついに出たのが「行き先を電車の前で確かめてください」の行き先表示（大笑）。これはセントラル線の得意技ではあるのですが、入って来る電車にプラットフォームの乗客がみんな頭を出して行き先確認！ほんとうにまともに動いているときがあるのか？というくらいすごいノーザーン線です。
行き先が途中で変わることはしばしば。乗ってる間に変わるのです！エッジウエア行きと思って乗ってたらハイ・バーネット行きになる、この場合、わたしはカムデンタウンで乗換えなくていいからラッキィ。でも、この間、レスタースクエアでさんざん待って(土曜の夕方とて、プラットフォームは待ってるひとの山)１０分以上は待ったぞ、やっとエッジウエアが来る、これ以上待つのもいやだから乗換えるしかない、と覚悟を決めてたら来たのがハイ・バーネット行き！こりゃ、ラッキィ。ところが、カムデンタウンへ着く手前で、アナウンス。
「プラットフォームが足りないので、この電車はエッジウエア支線のプラットフォームに到着します。（突然）エッジウエア行きになります」
え、え、え？？？プラットフォームが足りない？？どーいうこと？？
あのねえ、行き先を突然変えないでや。ハイ・バーネット行きが途中のアーチウェイで終わるってことはまあ、仕方ないとしても（良くないけど！！）、全然、違う路線に行くかあ？？あのね、男ってもんわね、一度決めたことを途中で変えたりしないの。一度こう、って決めたら最後まで押し通せ！ポリシーがないのか！！！
ああ、もう気が遠くなってきた。またカムデンタウンで乗換えねばならぬ。
案の定、カムデンのハイ・バーネット線プラットフォームにはひとの山。電車は来ない。来ないから人が増える。人が増えるから乗れない。乗れないから遅れるのよ！
この間、昼間の２時頃にめずらしく地下鉄を利用しました。これがノーザーン？というくらい次々と電車が来るのです。２分間隔くらいかな。すごいなあ。ひとつ乗り遅れても、次が２分後、という感じで来ます。どうしたんだ？このワザをなぜラッシュアワーでできやんのやああ？？？ラッシュアワーで人が多い、多くの車両が必要とされるときに限って「次の列車 １２分」
１２ふぅん！！！なに？って思いません？
ひょっとして、これって、わたしにエッセイ書かそうとパーフォーマンス？してくれてんやろか。。。んなわけないやろ。
こりないロンドン。。。
＜今回うんちく＞
* Northern Line 黒の線です。けっこう立て横斜めに長い路線だから、それが悪習慣の原因か
も。古いから、というので遅れの原因とも言われていました。ひと昔前は木の床の車両が
走っておって、ちとレトロでしたが、最近車両も新しくしたのにねえ。。。
** そうだ、おまけ。
あるとき、プラットフォームで電車（ちかてつ）を待ってたら、なんと石炭運ぶような貨物車
がごとんごとんと走っていきました。地下鉄のレールの上を！
一瞬、目を疑ったが、本当だ。
２００６年２月１４日
© Mizuho Kubo , All rights reserved…..February, 2006
引越ししました。で、*ノーザーン線で通勤しています。
これまた、毎日なんかある路線。ききしに勝る最悪路線。どこへ引越ししようがノーザーンだけは避けよう、と誓っていたのです。しかし不本意にも選択肢がなかったものですから。これはまた次回。
で、ノーザーン線 ハイ・バーネット支線のアーチウェイが最寄駅です。アーチウェイから会社の最寄駅、トッテナムコートロードへは乗り換えなしで１３分！
のはずなのだが、ここに大きな落とし穴がありました。
まず、朝。アーチウェイの駅に着くと、乗るはずの「チャリングクロス経由」が来ず「バンク経由」しか来ない。バンク経由だとカムデンタウンで乗り換える必要があります。階段あがってさがって別のプラットフォームまで行くのです。でも降りたその同じプラットフォームにチャリングクロス経由が来るときもあり、これも首尾一貫しとらんよなあ。なので、待ち時間、乗換え時間を考えると３０分以上かかることもしばしば。また、よく止まるのよ、この路線って。止まるというのは、ひと駅ひと駅に乗換え駅でもないのにドアが開いたら次閉まるまでじーぃ。と待っています。なぜ？さっさと閉めて出発せいよ、と思うことしばしばです。これがノーザーン得意のマイナーな遅れの原因と指摘しましょう。
ノーザーンは、カムデンタウンをカナメに北行きは右と左、エッジウエア線とハイ・バーネット線、南行きもチャリングクロス経由線とバンク経由線の四方に分かれます。
帰り。帰りはハイ・バーネット枝線ですから、エッジウエア行きが来ると乗換え必要。これが不思議とこの時間、来るのがエッジウエア行きのみ。なんで乗客の便利のためなら交互に走らせないの？
プラットフォームの上方に次の電車があと何分で来るという電光掲示板があります。ふと見上げるとオレンジ色の電光文字で
１）エッジウエア３分 ２）エッジウエア２分 ３）エッジウエア１１分
こうなるとハイ・バーネット行きを待っていられないので来たのに乗って、カムデンで乗換えるしかありません。待つのが嫌いのいらちの関西人としては。たまらん。
ローカルな例で申し訳ないが、大阪の阪急線、十三（じゅうそう、と読む）駅で、河原町（かわらまち、と読む）行きを待ってるのに、北千里線しか来ないっていう感じ。
あとよくあるのが「CORRECTION 訂、正！」 エッジウエアが来ると思っていたら突然、電光掲示板の文字がハイ・バーネットになり、もしくはその反対です。それはまあ、いいとしても(良くないけど！！) ついに出たのが「行き先を電車の前で確かめてください」の行き先表示（大笑）。これはセントラル線の得意技ではあるのですが、入って来る電車にプラットフォームの乗客がみんな頭を出して行き先確認！ほんとうにまともに動いているときがあるのか？というくらいすごいノーザーン線です。
行き先が途中で変わることはしばしば。乗ってる間に変わるのです！エッジウエア行きと思って乗ってたらハイ・バーネット行きになる、この場合、わたしはカムデンタウンで乗換えなくていいからラッキィ。でも、この間、レスタースクエアでさんざん待って(土曜の夕方とて、プラットフォームは待ってるひとの山)１０分以上は待ったぞ、やっとエッジウエアが来る、これ以上待つのもいやだから乗換えるしかない、と覚悟を決めてたら来たのがハイ・バーネット行き！こりゃ、ラッキィ。ところが、カムデンタウンへ着く手前で、アナウンス。
「プラットフォームが足りないので、この電車はエッジウエア支線のプラットフォームに到着します。（突然）エッジウエア行きになります」
え、え、え？？？プラットフォームが足りない？？どーいうこと？？
あのねえ、行き先を突然変えないでや。ハイ・バーネット行きが途中のアーチウェイで終わるってことはまあ、仕方ないとしても（良くないけど！！）、全然、違う路線に行くかあ？？あのね、男ってもんわね、一度決めたことを途中で変えたりしないの。一度こう、って決めたら最後まで押し通せ！ポリシーがないのか！！！
ああ、もう気が遠くなってきた。またカムデンタウンで乗換えねばならぬ。
案の定、カムデンのハイ・バーネット線プラットフォームにはひとの山。電車は来ない。来ないから人が増える。人が増えるから乗れない。乗れないから遅れるのよ！
この間、昼間の２時頃にめずらしく地下鉄を利用しました。これがノーザーン？というくらい次々と電車が来るのです。２分間隔くらいかな。すごいなあ。ひとつ乗り遅れても、次が２分後、という感じで来ます。どうしたんだ？このワザをなぜラッシュアワーでできやんのやああ？？？ラッシュアワーで人が多い、多くの車両が必要とされるときに限って「次の列車 １２分」
１２ふぅん！！！なに？って思いません？
ひょっとして、これって、わたしにエッセイ書かそうとパーフォーマンス？してくれてんやろか。。。んなわけないやろ。
こりないロンドン。。。
＜今回うんちく＞
* Northern Line 黒の線です。けっこう立て横斜めに長い路線だから、それが悪習慣の原因か
も。古いから、というので遅れの原因とも言われていました。ひと昔前は木の床の車両が
走っておって、ちとレトロでしたが、最近車両も新しくしたのにねえ。。。
** そうだ、おまけ。
あるとき、プラットフォームで電車（ちかてつ）を待ってたら、なんと石炭運ぶような貨物車
がごとんごとんと走っていきました。地下鉄のレールの上を！
一瞬、目を疑ったが、本当だ。
２００６年２月１４日
© Mizuho Kubo , All rights reserved…..February, 2006
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