6 続ロン・パリ紀行
お待たせいたしました。無事パリより帰国しました。みなにおフランスに行くと明言してしまったのでみなさまから、「今度はパリ紀行ですね?」とか、「ネタは見つかった?」などと言われてしまいその気になっております。チェスター紀行を書いてちょんだい、とか、今度はどこ?とか、皆様のご期待に添いたいのでありますが、基本的にはこの「きまぐれ便り」は「ロンドン」っと銘打ってますんで、そのテーマを貫通したいのではありますが、ほら、あまりにも皆様のご要望があるからさあ。。。無視するわけにはいかんよなあ。ってんで。 で、また、なんで「続」、なのかというのと実はですねえ、学生時代に生まれて初めての海外旅行が、ロンドンとパリだったわけです。クラブ誌に初?エッセイを載せたのを覚えているもと同志もおられることでしょう(なに、知らんて、そんなん)。題して「ロン・パリ紀行」やったと思うの。そのころから、ものかきの片鱗が出ていたのでしょうか?ふふ。
そう、思い起こせば、ん?何年前。わたしのヨーロッパの基本はロンドンとパリから始まったんですな。ともだちと夏休みを利用して、どっか、行こう、どこがいいかな。わたしヨーロッパ。わたしパリ。わたしロンドンへも行きたい。で、ロンドンとパリ1週間ずつ、だったと思います。
パスポート取りから始まって、セットされたパック団体旅行に入るはずだったのが、人数が集まらず、結局安ホテルを自分で現地調達。旅行会社の仕事の基本をこのころから、やっとったのかもしれませんな。いろいろありのチン道中だったのですが、それはそれ。昔のこと。ここでは「続」で行ってみます。
今回の目的は観光ではなく、「いつもの食」。これはまた次回おまけにでも。
ま、パリはさ、別にぃ、初めてじゃないしぃ、何度も行ってるしさあ、ま、えらそに言えば住んでたこともあるしぃ、ってんで、別に観光するとこもなかったのです。食べて飲んでただけ。知り合いに会ったりとか。ま、商売のうまい、おばさんちのアンティーク・ショップで小さいもん買ったりとか。
しかし、パリとロンドンは近いようで(東京と大阪くらいしか離れてませんよね)新幹線(ユーロスター)で3時間ちょっと。それなのに、こんなにちゃう(違う)2都市も珍しいんやないやろか。パリとロンドン。フランス人とイギリス人。いっつもけんかし、相反目し、文句言いながらやっとります。仲がいいのか、悪いのか。いや、はっきり言って悪いのでしょうけれど。
わたしなどの部外者からすると、どっちもそれぞれの個性あり、で好きですねえ。
今はロンドンに住んでいるので、どうしてもイギリスのカタを持ってしまうのですが、パリに行くと「観光的に?観光客になってみて」いいな、と思います。
パリはフォトジェニックな(絵になる、写真映りのいい)街だと思います。見られることに慣れている舞台女優のようなもんですね。にんげん、やはり、ひとに見られてると思うと、年を取っても老いません。しゃきっといくつになってもうつくしく老いをこなしている俳優さんなどを見ると、やはり素敵だなあと思います。
ロンドンは違った意味で魅力ある街。でも、別に意図的に努力してきれいにしよとか、思ってません。これが飾りのない正真正銘のわたしや、見てんか?って大阪人みたいやけど。ロンドンと大阪をいっしょにしたら、ロンドンが怒るかもしれないけど、どっちかというと、ロンドンって東京とは違うよな。
パリもロンドンも東京も異国人が多いという意味では同じでしょうが、パリ・ロンドンに比べたらまだ東京のガイジンは少ないですね。常にいろんな人種が交差し合い交じり合っていることが都市の雰囲気を創り出していくのでしょうか。
住めばまた印象が変わるのでしょうが、学生時代はひまがあってもかねがなかったので結局、パリというかフランスの良さを満喫するヒマなく日本に帰っちゃった、ってかんじですかね。
「絵(わざとよ)っ?間(まっ)?じゃ、くぼさんってフランス語もおわかりになるの?」と疑問のまなざしの方もいらっしゃるかもしれませんな。
そりゃ、あんた、しゃべれるってもんじゃあ。。。。。。。。。。ないわよ。
あんまり、しゃべれまへん。。。はは。
忘れちゃうんですよねえ。使わないと。ほんと。自慢じゃないが、パリに住んでたときは、まあ、学生してたから、もちろんおべんきょしてたんですが、わたしの貴重な思い出のネガをたらいまわしのあげく、結局言い訳たらたら、ほんとのとこなくしてしまった写真代理店とか、20グラムの超過で小包では送られへんという郵便局の職員とかと「ひもの分やんけ」と、オーストラリアなまりと言われたフランス語でお上品にけんかしてましたけどねえ。たまたま知り合ったフランス人とも「ひろしま」「天皇制」について夜中まで議論を戦わしたりとか。。。
今となれば懐かしい思い出?????しかひ、何をどうしゃべってたんか一向に覚えとらん。行くとなんか思い出すのですが、ロンドンからはそら、週末とか、短い滞在でしかいないから、慣れたころに帰ってきてしまうの。こっちが必死でフランス語でしゃべろうとしてんのに、英語で返されたりしたら、ちょっとショック。
そ、それより(話題をころっと変えよう)今回パリで感じたのが「ユーロ」。通貨のユーロだっせ。おじょうさん?おじさん?
来年1月からの実質施行をめざし、前からユーロ・ユーロしてましたが、スーパーのレジの表示もみなまずユーロ。それからフラン。でもね、実際払うのはフランなの。まだね。今から慣らしとこという意図はわかるが、こらあ、まちがいまっせ。フランス人や他のヨーロッパ人にでけると思う?でけへんよ。どう考えても。
今はフランやのに、同じ国の中で、フランからユーロ、ユーロからフランの「換算率」があって、店によっては商品の値段はまずユーロ建てで、そこからフランに換算してるの。
だから 120.33フランなんて端数がでちゃったりする。
今回泊ったホテルでえらいことがありました。精算の折り、一部キャッシュ、一部カードなんていうややこいことをフランス人相手にしてしまったもんやさかいに、おねえさん、間違えてフランのボタンを押す代わりにユーロを押してしまった。金額は一緒だから合ってると思ってそのままサインしたらともだちが気づいてくれて「これフランとちゃうで、ユーロやで。ちゃんと確認せな」と大阪弁でどなったわけやおまへんが。
ウッソオオ~。なんと10倍は行かないけど、ほぼ10倍の金額が落とされていたのでした。またそれを払い戻しするのもおねえさん、たいへん。電話して聞きまくってやっとのこと。ああ良かった。気がついて。気がつかず帰ってたらねえ。みなさん、ほんとヨーロッパをご旅行の際にはお気をつけあそばせ。
イギリスは大丈夫でっせ。自分を知っとるからね。ブレアさんはえらいわ。やはり、身のほど知らずはあかんて。
単一通貨になったらさぞかし、ヨーロッパを旅行するのに楽やわ、と思っていましたが、こういうところに落とし穴が。ユーロくんも市民権を得るまでまだいくらかのいばらの道が待っていることでしょう。大陸の過渡期はまだまだ続きそうです。その混乱を海の向こうで静観しつつ、落ち着いたころに自分とこでつこたろというブリテンのひとびとは実はずるがしこいのかもしれません。ま、なんでもフランスの反対はやって、今回は成功やったかもねえ。
しかし、わたしはやはり数字というものに弱いです。ちょこっと暴露しちゃうけど。ともだちがネタ帳に入れとくと脅かすので、自分から言います。はっは。
イギリスとフランスの間には一時間というふか~ぁい時差というものがございます。いつまでたっても一時間は縮まらないの。夏時間が冬時間になってもいっしょに変わるから。これがまたくせもんでね。でもこちらのひとはうまく順応しているというか。
日本でもむかあし、試しにやったことがあって、失敗して、止めたということですが、ヨーロッパは、まあ、この気候のせいか、これがないと、やってけない。でも長い歴史というか、みな、きっちり、順応してます。
10月の最終日曜に夏から冬へ、3月の最終日曜に冬から夏へ切り替わります。
日本ならたとえば、テレビで、新聞で、ニュースで、「みなさま、今晩深夜より冬時間に切り替わります。時計の針を1時間戻してください」というのを、100回くらい流すでしょうね。コマーシャルの合間に「ご注意・冬時間」、ニュースの合間に「ご注意・冬時間」
こちらは、ほとんど、気づかないうちになっています。土曜日の深夜、実際カレンダー上は日曜日の早朝に切り替わるのです。なんの放送もなく。なんの注意書きもなく。でもみんな、ちゃんとわかってる。
ま、ふつうのひとは日曜日一日あるので、そのあいだに慣れるのでしょう。今回、わたしは気がつくのおそくていつもなら土曜日中に時計をあわせておくのですが、忘れてて、日曜日の夕方アンティーク・ロードショーを見ようと待ち構えていたら、一向に始まらないので、あれえ、番組かわったんかいな、と思ってしまいましたが、冬時間に気がつくのがやっとでした。そうや、そうやったんや。
でも、こっちって、地下鉄の駅の時計も、公共の時計もあってることの方が少ないから、どれを見たらほんとうの時間かってわからない。それでもみんな、ちゃんと時間に順応して生活してるの?なぜ???
そう、ユーロスターで21時53分にパリ北駅に着くともだちを迎えに行きました。で、22時=10時に行けばいいや、と思ったら、なんと40分遅れと出ている。ええ~と思いつつ、待ちました。22時40分。やっと列車は来たけど、ともだちが乗ってない!会社終わってから飛び乗ってくるはずだったので、「ああ、やっぱ乗り遅れたんやあ」
で、次のがあるし、と本来なら1時間あとだが、前のが40分遅れてるから20分待つだけ。でも今度のも20分遅れ。しゃーないなあ、と待ってる間。今度のにも乗ってなかったらどーしょ。で、待つことしばし。
はっと気がついたように、わたしにつきあわされて待ってたもひとりのともだちいわく「くぼさん、ひょっとして、イギリス時間で生きてない?」
きゃあああああ。
でもね、時差があるのはちゃんと知っててよ。
単純に22時53分を22時。21時53分と思っていただけでした。けっきょく、くだんのともだちは、予定通り、パリタイム23時15分すぎに、到着したのでした。
めでたし。めでたし。
◎とても役に立つユーロ情報
11月現在 100ユーロ = 約11000円
ちなみに、わたしの銀行からの情報によると、ユーロが来年すなわち2002年1月から実施されるので、今までの各国通貨は2月28日までに換金しないと、ただの紙切れになっちゃうということです。
ユーロを実施するのが、オーストリア・ベルギー・フィンランド・フランス・ドイツ・ギリシャ・アイルランド・イタリア・リュクセンブルグ・オランダ・スペイン・ポルトガル12カ国。
ほら、これらの国の通貨をサイフの底に残っておもちの皆様、早めに銀行で替えた方がいいわよ。
2001年 11月22日
そう、思い起こせば、ん?何年前。わたしのヨーロッパの基本はロンドンとパリから始まったんですな。ともだちと夏休みを利用して、どっか、行こう、どこがいいかな。わたしヨーロッパ。わたしパリ。わたしロンドンへも行きたい。で、ロンドンとパリ1週間ずつ、だったと思います。
パスポート取りから始まって、セットされたパック団体旅行に入るはずだったのが、人数が集まらず、結局安ホテルを自分で現地調達。旅行会社の仕事の基本をこのころから、やっとったのかもしれませんな。いろいろありのチン道中だったのですが、それはそれ。昔のこと。ここでは「続」で行ってみます。
今回の目的は観光ではなく、「いつもの食」。これはまた次回おまけにでも。
ま、パリはさ、別にぃ、初めてじゃないしぃ、何度も行ってるしさあ、ま、えらそに言えば住んでたこともあるしぃ、ってんで、別に観光するとこもなかったのです。食べて飲んでただけ。知り合いに会ったりとか。ま、商売のうまい、おばさんちのアンティーク・ショップで小さいもん買ったりとか。
しかし、パリとロンドンは近いようで(東京と大阪くらいしか離れてませんよね)新幹線(ユーロスター)で3時間ちょっと。それなのに、こんなにちゃう(違う)2都市も珍しいんやないやろか。パリとロンドン。フランス人とイギリス人。いっつもけんかし、相反目し、文句言いながらやっとります。仲がいいのか、悪いのか。いや、はっきり言って悪いのでしょうけれど。
わたしなどの部外者からすると、どっちもそれぞれの個性あり、で好きですねえ。
今はロンドンに住んでいるので、どうしてもイギリスのカタを持ってしまうのですが、パリに行くと「観光的に?観光客になってみて」いいな、と思います。
パリはフォトジェニックな(絵になる、写真映りのいい)街だと思います。見られることに慣れている舞台女優のようなもんですね。にんげん、やはり、ひとに見られてると思うと、年を取っても老いません。しゃきっといくつになってもうつくしく老いをこなしている俳優さんなどを見ると、やはり素敵だなあと思います。
ロンドンは違った意味で魅力ある街。でも、別に意図的に努力してきれいにしよとか、思ってません。これが飾りのない正真正銘のわたしや、見てんか?って大阪人みたいやけど。ロンドンと大阪をいっしょにしたら、ロンドンが怒るかもしれないけど、どっちかというと、ロンドンって東京とは違うよな。
パリもロンドンも東京も異国人が多いという意味では同じでしょうが、パリ・ロンドンに比べたらまだ東京のガイジンは少ないですね。常にいろんな人種が交差し合い交じり合っていることが都市の雰囲気を創り出していくのでしょうか。
住めばまた印象が変わるのでしょうが、学生時代はひまがあってもかねがなかったので結局、パリというかフランスの良さを満喫するヒマなく日本に帰っちゃった、ってかんじですかね。
「絵(わざとよ)っ?間(まっ)?じゃ、くぼさんってフランス語もおわかりになるの?」と疑問のまなざしの方もいらっしゃるかもしれませんな。
そりゃ、あんた、しゃべれるってもんじゃあ。。。。。。。。。。ないわよ。
あんまり、しゃべれまへん。。。はは。
忘れちゃうんですよねえ。使わないと。ほんと。自慢じゃないが、パリに住んでたときは、まあ、学生してたから、もちろんおべんきょしてたんですが、わたしの貴重な思い出のネガをたらいまわしのあげく、結局言い訳たらたら、ほんとのとこなくしてしまった写真代理店とか、20グラムの超過で小包では送られへんという郵便局の職員とかと「ひもの分やんけ」と、オーストラリアなまりと言われたフランス語でお上品にけんかしてましたけどねえ。たまたま知り合ったフランス人とも「ひろしま」「天皇制」について夜中まで議論を戦わしたりとか。。。
今となれば懐かしい思い出?????しかひ、何をどうしゃべってたんか一向に覚えとらん。行くとなんか思い出すのですが、ロンドンからはそら、週末とか、短い滞在でしかいないから、慣れたころに帰ってきてしまうの。こっちが必死でフランス語でしゃべろうとしてんのに、英語で返されたりしたら、ちょっとショック。
そ、それより(話題をころっと変えよう)今回パリで感じたのが「ユーロ」。通貨のユーロだっせ。おじょうさん?おじさん?
来年1月からの実質施行をめざし、前からユーロ・ユーロしてましたが、スーパーのレジの表示もみなまずユーロ。それからフラン。でもね、実際払うのはフランなの。まだね。今から慣らしとこという意図はわかるが、こらあ、まちがいまっせ。フランス人や他のヨーロッパ人にでけると思う?でけへんよ。どう考えても。
今はフランやのに、同じ国の中で、フランからユーロ、ユーロからフランの「換算率」があって、店によっては商品の値段はまずユーロ建てで、そこからフランに換算してるの。
だから 120.33フランなんて端数がでちゃったりする。
今回泊ったホテルでえらいことがありました。精算の折り、一部キャッシュ、一部カードなんていうややこいことをフランス人相手にしてしまったもんやさかいに、おねえさん、間違えてフランのボタンを押す代わりにユーロを押してしまった。金額は一緒だから合ってると思ってそのままサインしたらともだちが気づいてくれて「これフランとちゃうで、ユーロやで。ちゃんと確認せな」と大阪弁でどなったわけやおまへんが。
ウッソオオ~。なんと10倍は行かないけど、ほぼ10倍の金額が落とされていたのでした。またそれを払い戻しするのもおねえさん、たいへん。電話して聞きまくってやっとのこと。ああ良かった。気がついて。気がつかず帰ってたらねえ。みなさん、ほんとヨーロッパをご旅行の際にはお気をつけあそばせ。
イギリスは大丈夫でっせ。自分を知っとるからね。ブレアさんはえらいわ。やはり、身のほど知らずはあかんて。
単一通貨になったらさぞかし、ヨーロッパを旅行するのに楽やわ、と思っていましたが、こういうところに落とし穴が。ユーロくんも市民権を得るまでまだいくらかのいばらの道が待っていることでしょう。大陸の過渡期はまだまだ続きそうです。その混乱を海の向こうで静観しつつ、落ち着いたころに自分とこでつこたろというブリテンのひとびとは実はずるがしこいのかもしれません。ま、なんでもフランスの反対はやって、今回は成功やったかもねえ。
しかし、わたしはやはり数字というものに弱いです。ちょこっと暴露しちゃうけど。ともだちがネタ帳に入れとくと脅かすので、自分から言います。はっは。
イギリスとフランスの間には一時間というふか~ぁい時差というものがございます。いつまでたっても一時間は縮まらないの。夏時間が冬時間になってもいっしょに変わるから。これがまたくせもんでね。でもこちらのひとはうまく順応しているというか。
日本でもむかあし、試しにやったことがあって、失敗して、止めたということですが、ヨーロッパは、まあ、この気候のせいか、これがないと、やってけない。でも長い歴史というか、みな、きっちり、順応してます。
10月の最終日曜に夏から冬へ、3月の最終日曜に冬から夏へ切り替わります。
日本ならたとえば、テレビで、新聞で、ニュースで、「みなさま、今晩深夜より冬時間に切り替わります。時計の針を1時間戻してください」というのを、100回くらい流すでしょうね。コマーシャルの合間に「ご注意・冬時間」、ニュースの合間に「ご注意・冬時間」
こちらは、ほとんど、気づかないうちになっています。土曜日の深夜、実際カレンダー上は日曜日の早朝に切り替わるのです。なんの放送もなく。なんの注意書きもなく。でもみんな、ちゃんとわかってる。
ま、ふつうのひとは日曜日一日あるので、そのあいだに慣れるのでしょう。今回、わたしは気がつくのおそくていつもなら土曜日中に時計をあわせておくのですが、忘れてて、日曜日の夕方アンティーク・ロードショーを見ようと待ち構えていたら、一向に始まらないので、あれえ、番組かわったんかいな、と思ってしまいましたが、冬時間に気がつくのがやっとでした。そうや、そうやったんや。
でも、こっちって、地下鉄の駅の時計も、公共の時計もあってることの方が少ないから、どれを見たらほんとうの時間かってわからない。それでもみんな、ちゃんと時間に順応して生活してるの?なぜ???
そう、ユーロスターで21時53分にパリ北駅に着くともだちを迎えに行きました。で、22時=10時に行けばいいや、と思ったら、なんと40分遅れと出ている。ええ~と思いつつ、待ちました。22時40分。やっと列車は来たけど、ともだちが乗ってない!会社終わってから飛び乗ってくるはずだったので、「ああ、やっぱ乗り遅れたんやあ」
で、次のがあるし、と本来なら1時間あとだが、前のが40分遅れてるから20分待つだけ。でも今度のも20分遅れ。しゃーないなあ、と待ってる間。今度のにも乗ってなかったらどーしょ。で、待つことしばし。
はっと気がついたように、わたしにつきあわされて待ってたもひとりのともだちいわく「くぼさん、ひょっとして、イギリス時間で生きてない?」
きゃあああああ。
でもね、時差があるのはちゃんと知っててよ。
単純に22時53分を22時。21時53分と思っていただけでした。けっきょく、くだんのともだちは、予定通り、パリタイム23時15分すぎに、到着したのでした。
めでたし。めでたし。
◎とても役に立つユーロ情報
11月現在 100ユーロ = 約11000円
ちなみに、わたしの銀行からの情報によると、ユーロが来年すなわち2002年1月から実施されるので、今までの各国通貨は2月28日までに換金しないと、ただの紙切れになっちゃうということです。
ユーロを実施するのが、オーストリア・ベルギー・フィンランド・フランス・ドイツ・ギリシャ・アイルランド・イタリア・リュクセンブルグ・オランダ・スペイン・ポルトガル12カ国。
ほら、これらの国の通貨をサイフの底に残っておもちの皆様、早めに銀行で替えた方がいいわよ。
2001年 11月22日
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