(archive) 番外編 シチリアの青い空と海
「シチリア」ですが。どこにあるか知らんという方のために、まず、イタリアです。ブーツのつま先、に、つとんとキックされかかっている先端に三角形で存在しています。 今回はシチリア一、イタリアを代表する高級リゾート地、タオルミナと、北にある離島エオリア諸島の一角にあるリパリ島に行ってきました。もう海の幸三昧。日ごろ島国でありながら魚の種類が少ない、まずい、のエゲレスのさかな状況とは天地の差。海の幸天国でございます。
うに!!!!小さくて甘い。スパゲティにするのが多いよう。にんにくとトマトきかせて。うーん。よだれ。
ボッタルガ。イタリア版からすみ。これはリパリでは「まぐろ」でなくてはならぬ。生(なま)さ加減がフォアグラっぽい。まさに。ワインのおともに絶品。
牡蠣。シチリア島の東玄関、本島との向かいの港、メッシーナで取れるという丸い(イギリスではネィティブと呼んでいると思います)のがあります。初夏でも食べれる。
いわし。これはフェンネルと必ずあいます組。かじきまぐろ(めかじきともいう)。
カッペリーノ(英語でケイパー)はリパリの島の特産品らしく、どこのみやげ物屋さんにも試食できるよう、おけに入って売ってます。塩漬けもあるが、レストランで食べると生のように新鮮でおいしいものに出会えて(口あえて?かな)目からうろこ。口からよだれ?
シチリアワインといえばコルヴォが有名ですが、他にも地道ながらおいしいワインは数あります。ジモッチー(地元のひと)に聞くのがいちばんかも。レストランでお勧めをゲットし、これ、にじゅうまる、はなまるでした。
今回のお勧め。マリア・コンタンザ Maria Contanza といいます。年代にもよりますが、13ユーロくらいで買えます。白は、ぱん、と二つ割にしたレモンの果肉というか、グリーンアップルのような透明な黄色い緑色で、フルーティでさわやかな味です。ぶどうは、地元シチリアのぶどう(なんとかシチリアーナといったなあ。そら、なんでもなんとかシチリアーナやろうが)とシャルドネ品種を混ぜてこくを出しております。
<食のうんちく>
英語はだいたいは通じるができればイタリア語でメニューは読みたいもの。
田舎にいくと方言などがあって都会と違う言い方をしたりしますしね。食い意地はっていればすぐに覚えます。食べたいものを指す、というのが究極だけど。
うに。リッチ Ricci もしくはリッチ・ディ・マーレ Ricci di Mare まさに海の宝。
いわし。サルデ Sarde。アチューガ Acciuga はアンチョビといわれましたが、大き目のアンチョビもしくは小さ目のいわしって感じですね。
ケイパー。 カッペリーノ、カッペリーニ Capperini (ちと綴り不安)野菜料理のカポナータCaponata にも入っています。
からすみ。ボッタルガ Bottarga シチリアでは「まぐろの」ボッタルガ。超!お勧め。これをスパゲティではなく、前菜にそのまま頼んだ、あるレストランではシェフがでてきて説明してくれました。ほんとに、かまぼこ大の生の塊を見せてくれ、6ヶ月かけて燻製するんだと言ってました。ふむふむむ。あの、お皿にでたうすいのでいくらだから、このかたまりひとつだとうぅん。。。何百ユーロ???
まぐろ。トンノ Tonno これは身の方です。酢でつけてあるのもあるがイギリスのそれよりずっとまぐろらしいまぐろの味がする。
かじきまぐろ。メカジキともいう、のこぎりのようなくちばしみたいな口してるやつです。ペーシェ・スパーダ Pesce Spada。
いわずと知れた Shellfish の王様ロブスター。アラゴスタ Aragosta 。
デザートにはリコッタチーズのクリーミィさがたまらない、シチリア名物カンノーリ Cannoli や、カッサータ Cassata をどうぞ。
レモンにオレンジももちろんシチリアの必需品?オレンジは見た目、ふつうのオレンジでちと大きめかなあ、という感じなのですが、中は赤くなってて、「ブラッドオレンジ」といわれる所以ですね。レモンもこいつぁ、グレープフルーツかいと思うほどでかい。
と、お腹がいっぱいになってきたところでこのへんにしましょう。
<ききかじり、うんちく>
チーズはリコッタ、ペコリーノ・シシリアーノ(黒こしょうの粒が入ってるのもある)、ラグーザのラグザーノチーズ、ノート(それぞれ南の町の)のリコッタが有名らしいです。生のリコッタはここでしか食べれない、とか。ほんとにフレッシュでくせがなくておいしい。まるまる。
注)今回、6月より、ロンドンの Orbix のメールマガジンに執筆することになり、そちらはヨーロッパおいしいもんめぐり、をテーマに1ページくらいでまとめて出そうとしています。これはそれをベースに「ロンドン読者」の方のために自分でまた筆を入れ、足し、書き下ろしたものです。きゃー!!なんてえらそうな。一介の作家みたいやんか?だれもたのんでへんわい、と言われたらそれまでなんですが、参考になさってくださいましね。だんだん自己満足の極致となりつつある。。。。
*旅行は 2004年5月1日~6日でした。相変わらず観光的描写がない旅行記。。。。
2004年 6月 1日
© Mizuho Kubo , All rights reserved…..June 2004
うに!!!!小さくて甘い。スパゲティにするのが多いよう。にんにくとトマトきかせて。うーん。よだれ。
ボッタルガ。イタリア版からすみ。これはリパリでは「まぐろ」でなくてはならぬ。生(なま)さ加減がフォアグラっぽい。まさに。ワインのおともに絶品。
牡蠣。シチリア島の東玄関、本島との向かいの港、メッシーナで取れるという丸い(イギリスではネィティブと呼んでいると思います)のがあります。初夏でも食べれる。
いわし。これはフェンネルと必ずあいます組。かじきまぐろ(めかじきともいう)。
カッペリーノ(英語でケイパー)はリパリの島の特産品らしく、どこのみやげ物屋さんにも試食できるよう、おけに入って売ってます。塩漬けもあるが、レストランで食べると生のように新鮮でおいしいものに出会えて(口あえて?かな)目からうろこ。口からよだれ?
シチリアワインといえばコルヴォが有名ですが、他にも地道ながらおいしいワインは数あります。ジモッチー(地元のひと)に聞くのがいちばんかも。レストランでお勧めをゲットし、これ、にじゅうまる、はなまるでした。
今回のお勧め。マリア・コンタンザ Maria Contanza といいます。年代にもよりますが、13ユーロくらいで買えます。白は、ぱん、と二つ割にしたレモンの果肉というか、グリーンアップルのような透明な黄色い緑色で、フルーティでさわやかな味です。ぶどうは、地元シチリアのぶどう(なんとかシチリアーナといったなあ。そら、なんでもなんとかシチリアーナやろうが)とシャルドネ品種を混ぜてこくを出しております。
<食のうんちく>
英語はだいたいは通じるができればイタリア語でメニューは読みたいもの。
田舎にいくと方言などがあって都会と違う言い方をしたりしますしね。食い意地はっていればすぐに覚えます。食べたいものを指す、というのが究極だけど。
うに。リッチ Ricci もしくはリッチ・ディ・マーレ Ricci di Mare まさに海の宝。
いわし。サルデ Sarde。アチューガ Acciuga はアンチョビといわれましたが、大き目のアンチョビもしくは小さ目のいわしって感じですね。
ケイパー。 カッペリーノ、カッペリーニ Capperini (ちと綴り不安)野菜料理のカポナータCaponata にも入っています。
からすみ。ボッタルガ Bottarga シチリアでは「まぐろの」ボッタルガ。超!お勧め。これをスパゲティではなく、前菜にそのまま頼んだ、あるレストランではシェフがでてきて説明してくれました。ほんとに、かまぼこ大の生の塊を見せてくれ、6ヶ月かけて燻製するんだと言ってました。ふむふむむ。あの、お皿にでたうすいのでいくらだから、このかたまりひとつだとうぅん。。。何百ユーロ???
まぐろ。トンノ Tonno これは身の方です。酢でつけてあるのもあるがイギリスのそれよりずっとまぐろらしいまぐろの味がする。
かじきまぐろ。メカジキともいう、のこぎりのようなくちばしみたいな口してるやつです。ペーシェ・スパーダ Pesce Spada。
いわずと知れた Shellfish の王様ロブスター。アラゴスタ Aragosta 。
デザートにはリコッタチーズのクリーミィさがたまらない、シチリア名物カンノーリ Cannoli や、カッサータ Cassata をどうぞ。
レモンにオレンジももちろんシチリアの必需品?オレンジは見た目、ふつうのオレンジでちと大きめかなあ、という感じなのですが、中は赤くなってて、「ブラッドオレンジ」といわれる所以ですね。レモンもこいつぁ、グレープフルーツかいと思うほどでかい。
と、お腹がいっぱいになってきたところでこのへんにしましょう。
<ききかじり、うんちく>
チーズはリコッタ、ペコリーノ・シシリアーノ(黒こしょうの粒が入ってるのもある)、ラグーザのラグザーノチーズ、ノート(それぞれ南の町の)のリコッタが有名らしいです。生のリコッタはここでしか食べれない、とか。ほんとにフレッシュでくせがなくておいしい。まるまる。
注)今回、6月より、ロンドンの Orbix のメールマガジンに執筆することになり、そちらはヨーロッパおいしいもんめぐり、をテーマに1ページくらいでまとめて出そうとしています。これはそれをベースに「ロンドン読者」の方のために自分でまた筆を入れ、足し、書き下ろしたものです。きゃー!!なんてえらそうな。一介の作家みたいやんか?だれもたのんでへんわい、と言われたらそれまでなんですが、参考になさってくださいましね。だんだん自己満足の極致となりつつある。。。。
*旅行は 2004年5月1日~6日でした。相変わらず観光的描写がない旅行記。。。。
2004年 6月 1日
© Mizuho Kubo , All rights reserved…..June 2004
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