48 まこと、ロンドン生活は。。。

引越ししました。この9年間でたったの2度目。これってラッキィなのか、どうなのか。引越しはたいへんじゃイ。今まで気づかんかった、もしくは知らんかったことが続々登場。まず、2番目のところには約7年間いた。そう、知らない間にこんな狭い部屋のどこにこれだけのものがあったんだという、驚き。
片付けて捨てるということが、できないわたし。
でも、引越し騒動を列記すると紙面が足りなくなるので省略。
今まで、家賃というのはビル込み、全部含めていくら、だった。2番目は電話代だけ自分で払ってたけど。
今度のところはビル別。ビル bill とは水道代、電気代、ガス代などの請求書のこと。それを家賃とは別に払わないといけない。
請求書が続々来る。わたしの前にここに住んでいたひとの分まで来る。わたしが入る前は3ヶ月ほど空家だったはずだ。なぜ?ガスはないので、水道代と電気代だけのはずだ。とにかく水道会社と電気会社に電話しないといけない。
電話しますと、とにかくオプション(選択肢)が多い。
「支払いについては1ばん」
「新しい設定を希望される方は2ばん」
「請求書の詳細については3ばん」
「引越しをされるかたは4ばん」
「その他一般のお問い合わせは5ばん」
「以上のオプションをはじめからもう一度お聞きになりたい方は6ばん」
をお押しください 
はあ、覚えてられないかも。指でほれ、1とか、2とか、やっとかないと。
で、1ばんに行きますと。
「支払いについては1ばん」
「新規設定を希望される方は2ばん」
「請求書の詳細については3ばん」
「引越しをされるかたは4ばん」
「その他一般の。。。」
「。。。」
「。。。」

はあ、いつ終わるんや。
2、あ、間違えた。
また最初ッ~からやりなお~し。かぁーッつ。短気な人間にはでけへんぞ、これ。
支払いのオプションだとすぐ係りが出る。これから急ぐときゃ、これだあ、言訳する必要もないだろうけど、どれを押せばいいのかわかんなかったのぉ、なんちゃって。しかし、結局どれ押してもいっしょだったりしてね。
それに24時間サービスと豪語しておるが、へんな時間にかけたらえんえん、出ない。この待ってる時間も75分フリーのケイタイにはつらいもんがあるんよ。しかも、アナウンスで「お待たせしてすみません、係りのものが応答するまでしばらくお待ちください、この忙しいお時間にお電話いただき、ありがとうございます。。。」やんわりこんな時間に電話すんなよ、と言っているように聞こえるのはわたしのひがみだろうか。。。。電話代、フリー分を使ったミニッツ分請求するぞ、あ。フリーダイヤルか。でもケイタイからかけたらフリーダイヤルでもフリーじゃないことも。ぶつぶつ。
そう。家の電話。電話線は部屋にあるが、また、これ、線をオープンするのに電話会社に電話しないといけないのよ。まず、水と電気よね。電話はそのあと。
やっとひとが出て「最近引っ越してきたの、請求書がきてるけど、どうしたらいいの」 
前のひとの分は払わなくていい、あなたの名前で新しい請求書を送るから。よしよし、論理的じゃん。
新しい請求書が来ました。先払いの請求書なのよ、来年3月までの5ヶ月間。なにぃ??なんで5ヶ月先のものをいま払わなきゃならんのだ。で、また電話する。えんえん繰り返し。するまでは忘れてるんだけど、しだすと、ああ、そうだった、オプションオプションだったぁ、と思い出す。やっと係りが出たら、こわそうなおじさん。これ、ふつー使った分だけ払うのよねえ、いや、先払いだ。2秒で終わり。あんなに待ったのに。
しゃーない、払うしかないようである。
こうなったら、水は使ってやる。でも推定量以上に使った場合は余分な分は追加で払わないといけないということである。
ところがまた、請求書が来る。前のひとのぶん。払わなくっていいって言ったじゃあないの!また電話するんかい。もう疲れたで。
しかし、ほっといたらひどいことになる、と助言を受け、がんばって電話。説明すると「そのいえを借りてるなら大家に渡せ」そうかあ、で、また大家に電話。
こうして、わたくしは、えんえん、2ヶ月くらい、請求書と電話と格闘。
さて、残る電気代は?
あっさり、ゼロ の請求書が来ました。今度使ったあとにどれだけ来るのか、こわい。。。。
今までつけっぱなし、テレビつけたまま、お風呂、なんてやっていましたが、ぷちぷち切っている、にわか節約家となり候。

 <今回うんちくなぁし!わかりやすい??>

2006年1月19日                 
© Mizuho Kubo , All rights reserved…..January, 2006

コメント

このブログの人気の投稿

花日記 イギリスの四季の花・初夏~夏編

イートン・カレッジ

番外編・イギリスのドア番号と家のサイン