704 新型コロナウィルス感染・イギリス日記

新型コロナウィルス感染症関連の日記をこのブログで始めます。
イギリスも日増しに状況が厳しくなって行く中、ここ２−３週間で劇的に変化。

ねずみとマルタ旅行の記事もあるんだけど、先にこれを入れておき、また例によってバックデートします。

３月初めにイギリスで2人目の感染死者が同じ地区のロイヤル・バークシャー・ホスピタルで出た、というニュースを聞いていたのに、３週間足らずで死者は２８０人にもなっています。
（３月２４日で死者の数はなんと、４２２になりました）

BBC News で検索できる。

３月１６日の時点ですが

３月１３日に午後半休を取って、ロンドンへ。日本領事館に行って、在留証明をもらうのが目的です。
駅にコロナの注意看板が出てました。

あまり人はいません。

ねずみがらみで、劇場の前を通ったので、見たことないけど、アガサ・クリスティの＜マウス・トラップ＞
撮っておこうっと。

帰って来てから裏のスーパーへ。
キッチンペーパーはあるがトイレットペーパーが品切れ。

日本でもなくなったと聞いてたけど、やっぱり来たか。
先週９ロール入り買ったからしばらくは大丈夫だろうけど、こうなると焦るよね。

せめてもの慰め。ロンドンの日本のカフェでケーキを買っちゃった。

トイレットロールはないけど、桜ロールで楽しんじゃう？

抹茶ティラミスです。

マーケットでお花も買って、和みましよう。

１４日はロンドンのフェスティバルホールで和太鼓のイベントがあり、友人と楽しみました（そのあと劇場はクローズ）。

翌日曜日に近所のスーパーに買い出し。大型スーパーなのに、空の棚が多い。
冷凍食品、卵、缶詰の棚がほぼ空っぽ。

トイレットペーパーを見つけ、やった〜。
４ロールで小さいけど、一人１個とある。

とりあえず１個確保してレジへ。

左の文言もいいでしょ。Before it's too late

キャスでないが、キャロリン・ガードナーのデザインのエコバッグが出てたので３つしか残ってなかったんだけど、２つ買いました。上の写真の右側の花柄のものです。

左はその時にあったトイレットペーパーストック。

お一人様１個まで

さて家に帰ってバッグを見ると、セキュリティ用のタッグがついたまま。2個買ったんだけど、2個ともお姉さん、外してくれてないよぉ。

家からだと１５分くらいかかるんだけど、歩いてまた行きました。

ついでにトイレットペーパーもう１個買っとくか。
最初に来た時から１時間後なのに、すごい勢いでなくなってました。
写真撮ろうと前で待ってると、通り過ぎる人が一つ、また一つと取って行く。

卵も高かったけど、あったので、一応確保。非常用に缶詰とレトルトのピロウ・ライス。
フルーツの缶詰も一応買っておく。
本日の獲得品。

１６日　月曜日。
歯医者のスペシャリストのアポがあったので、ロイヤルバークシャーホスピタルに行く。

こんだけ言ってるのに、ジェルは見当たらず。
入り口に看板はあったけど、ジェルの装置を置いておくべきよね。
探したけど、各診察病棟に行くまで、見当たりませんです。受付の待合室にはあったけど。
建物の入り口に置くべきでは？

また、看護師も医者も、受付のおばさんもマスクは一切つけておりません。金曜日に行った日本領事館は職員皆マスクしていました。

わたしもマスクはメガネが曇るし、こっちは誰もしてないので、マスク派ではないのですが。イギリスの国民健康保険機構（NHS）は慣習もあるけど、マスクは予防にならないから、と勧めておりません。花粉症にはいるけど、と、日本の友人と、マスク談義になってしまいました。

ロンドンに行った時にも、4人くらいでした。アジア人じゃなく、ヨーロッパのひとだと思います。また、この頃はここウォキンガムの町でもマスクをしている人を見ます。

どこで手に入るんだろう、探したこともないけど、薬局とかにも売っているの見たことない。通販かなあ。

帰りに桜並木になってて満開の住宅街の一角を通って花見。

昼休みに時々、トイレを借りにいくうちのかかりつけ医院 GP が、長蛇の列。
で、入り口にアポのある人は左。
アポがあり、相談には右。

ない人は電話でアポを取ってからくるように。
咳や熱のある人は建物に入らないように！

列車で残ってて見つけた新聞の記事。
イタリアが好きなイギリス人、でも今、イタリアに旅行できないから。
イギリス国内でイタリアの各地と似ているところを特集している。面白いです。

イースターが近いので、グッズも出ているが、
必需品は品薄。

２２日はイギリスの母の日で、お花は溢れていたけど、パブやレストランはクローズで、ファミリーで集まるのもダメだと。

卵があった！
ちょっと高いけど買った。
殺菌ワイプも出てた。
２ポンド、とあるので、２つ買おうかと思ったら、お姉さんがこれ、この値段じゃないわよ、£3.60 だから、というので、一つにしたけど、レジでまたやって来て、これ、£3.60 だからね。はい、承知しております。

ウェルシュ・ケーキもあと１個だったので買っちゃった。日持ちするしという理由。

夕方のニュースで、ロイヤルオペラハウスがついにクローズ。
この日のイギリス首相ボリス・ジョンソンの声明を受けての対応です。

サウスバンクのロイヤルフェスティバルホールもそのあとクローズ。
１４日に太鼓のイベント見に行ったんですよ。
チケットを取ってくれた友人は心配してたんだけどキャンセルになっていなかったので行きましたが、空いてる席もたくさんありました。
そのあと、劇場はクローズになりました。

４月にディズニー・オン・アイスのショーのチケットも買っていたのだが、これもキャンセルされました。

人の集まるようなところは NG
イギリスではサッカーのことをフットボールと言い人気があって、ファンも多いのですが、ついにフットボールの試合もキャンセル。暴動が起こるのでは、と心配していた友人もいました。

２１日
ロンドンの日本食スーパーのセールで、米を買うために６時おきで行きました。
この日は直行がなく、一回乗り換えで、そこで乗継ぎの列車がキャンセルになり、次の鈍行に乗ったので、到着が９時４０分頃。１０時開店ですが、すでにお店の前には30人ほどの列が。あたりの店は全部閉まっていて、週末とは思えない静けさでした。
列車もほとんど人がいなかったし、地下鉄は使わず、ウォータールー駅から歩いたのですが。
ロンドンの友人が欲しいものがあれば買っておくよ、と言ってくれたのですが、また引き取りに行くんだったらわたしも行ったほうがいいよね、と思ったので。行っておいて良かった。もうロンドンには行けないだろうし、食糧も確保できたし。
ロンドンの様子も、ブログに紹介するための材料にもなるし。

帰りにまたケーキ買った。
桜ムースでほっこり。

翌日の日曜日。
イギリスの母の日です。
昨夜のボリスの声明で、外出はするな、パブ。レストラン。カフェも営業停止。
カフェはテイクアウトのみの営業にしろと。

裏のスーパーは営業時間短縮。朝の早い時間は年寄りの専用時間だとか。

こちらは営業時間短縮

カフェが並ぶ、ショッピングコートの広場もお店が開いてないから、広場のベンチでしゃべっている人たちも。

ドイツ系のスーパーにトイレットペーパーを見つけ、４ロールの小さいものでしたが、こちらもおひとりさま1個まで、とあったが、２つレジに持って言ったら、やっぱり１個と言われた。１２ロールのがあったら買うけど残ってないでしょ、って文句言ったが却下された。

レジで待ってたら、店長らしき人が、１０ポンドの花束９９pって叫んでたので、ゲット！これは嬉しい。

母の日用の花束が残ってたんですね。
皆をチアアップするため、安くするから、買ってってね、と店長が皆に花はいらない？と言いまくってました。多少やすくなることはあっても、これはすごいダンピング。
今まで一番大きな花束を一番安く手に入れました。

菊とガーベラ、バラも３本入ってて。わたしの花瓶には入り切れずガーベラだけ別にしました。

金曜日に首相ボリス・ジョンソンが声明を発表し、感染を拡散しないため、必要以外は外出しないように、自宅にステイするように、と要請してましたが、天気がいいし、週末だから、みんな、出かけたいよね。
近所の公園に出かけたり、去年の５月に行ったスノードニアなんて、車で渋滞してましたよ。

月曜日にも外出するな、のボリス声明ダメ出し。
人と人との間を２メートル以上開けるように。イタリアやスペインでは、あのラテン人たちが、スーパーのレジでも２メートル離れて並んでいる様子が報道されてましたが、日曜日までは、スーパーでもそんなことはしてませんでした。

うちは無給休暇を全員取ることになり、３月は２日無給で休み。月曜火曜がわたしの休みとなりました。昨日は買い出しに別のスーパーに行き、でも、トイレットペーパーはなく、他に探していたものもなく、帰って来ました。
ずっと気になっていた、寝室のブラインドの掃除をし、洗濯もして、やれやれ。
今日は遠出しようと思ったけど、朝からダメ出しの外出禁止令。

とりあえず、マーケットがどうなっているか、見てみようと、出て行きましたが、歩いている人は少なかったです。マーケットも一つマーキーが出てるだけ。
銀行の前には人が列をなしてましたが、Self distancing で前の人と距離を空けて並んでましたよ。