番外編 6月27日 サン・クィリコ・ドルチャからローマへ戻り

ローマ発の帰りの飛行機が朝早いので、前日に空港近くで泊まることにして、今日はほぼ、移動です。バスと鉄道を乗り継ぎ、ローマまで行くのですが、バスは1日に3便くらいしかないから、途中、ブオンコンヴェントというところでかなり時間が空くので、ランチにしようと思います。情報によると、この町はイタリアで最も美しい町クラブ、に入っているようなのですが。


朝食は宿で残りの野菜とトマトを片付けるため、ヘルシーなブレックファースト。

飲んだワインの瓶やビールのアルミ缶を残していくのが嫌で、歩いてスーパー横のリサイクルゴミ箱に捨てに行きました。

鍵を返すのに、朝9時前に出るから、どうしよう、と大家に聞いたらドアマットの下に入れといて、だって。お店は9時半から始まるとあったので、ちょっと挨拶できないなあと思っていたのですが、ドアマットの下に入れ、降りると大家が店の前にいました。


サン・クィリコ・ドルチャからは朝のバスしかないので、09.24 のバスで40分ほどでブオンコンヴェント。
またまた15分くらい遅れてきたバスは小さくて、手作りサインで、112番という番号が窓の前に置いてあります。臨時の借物、って感じです。いつものようにカードでタッチしようとしたら、運転手さんが、アプリでしか受け付けない、っていうんです。キャッシュもダメ。ここで乗らなかったら14時までないので、無理やり乗り込みました。途中で乗ろうとしていた若者二人も何やら諦めて乗らずに帰ったんだけど、よくわからない。次に乗ってきた人は何も見せなかったが乗って来た。
10時すぎ、駅に着いたので、『グラチエ』と言ってさっさと降りました。無賃乗車だ。何も言われなかった。


ブオンコンヴェントの駅は建物が一つあるだけ、係員もいなそう。券売機も一つ。次の12.47便はバスなので、ここでお昼にしてから、14.04 の列車に乗ろうと思います。
イタリアの鉄道サイトで調べたらこんな感じ。どちらにしても、簡単には行けそうにないです。





これが駅、ちっちゃ。



またスクータ発見













駅を出て、地図を頼りに大きな通りを行くと10分ほどでハイストリートらしいところに出ました。



ローマ通り


確かにかわいい町並みです。まだ10時過ぎだからお店も開いてないけど、ランチの場所を目星つけとかないと。


大きな塔があり、村役場になっているようです。
Palazzo Comunale

近くの立派な建物、ミューゼアムでした。後からみたら、シニアは無料になってた。しまった、入ればよかった。

右>唯一の教会。中もみました。
Chiesa dei Santi Pietro e Paulo














教会のステンドグラスも立派。
こじんまりとしているけど、フレスコ画があったり、お宝満載の感じです。











フレスコ画














ミューゼアムの扉から玄関の天井だけ撮りました。
Museo d'Arte Sacre della Val d"Albia

















こういうのがいっぱいあって、気になったのですが、サイクリングの大会のポスターのようです。バーニョにもいっぱいいたなあ。


村の北側と南側に門があり、こちら、北側のシエナ門・Porta Senese
案内板があるのが嬉しい。

城壁に囲まれたここもミニ・シエナです。

右の地図の説明

城壁を出ると公園になっています。



シエナ門にまた戻ってきました。

また中に入ると、案内板がありました。
建物が素敵です。中には入れないけど、由緒ありそうな寺院?
窓がかわいい
















レストラン
お昼は一番駅に近いところで、南の門の近くの良さげなところを選びました。これ大当たり。
ワインはまたロゼで
グルメ編で詳しく入れますが、えびと玉ねぎのフェトチーネ、もう最高。お金払いに行く時奥のカウンターに行ったら、キッチンのシェフらしいおじさんがいました。この人が作ってくれたのかなあ。


























さっきのレストランに行ってメニューをパチリ







お会計を済ませてレストランを出るも、まだ時間があるし、駅の周りには何もないし、で、ぶらぶらしますが、手持ち豚さん。ググると駅のちょっと向こうにスーパーがあるよう。行ってみよう。やっと行ったら、もう閉めます、だって。お昼休みね。



このレストランです。わざわざここには来ないだろうけど。。。
美味しかったです。




さっき通ったキオスクも閉まってます。


またアロエをみっけ。アロエじゃないのかなあ?
自転車の空気入れ完備


イタリアーのスクータ

花屋さんなのか?

























さて、駅に行き、まだ少し時間ありますが、おばさんが行き先を聞いてきました。単語でなら会話できるんだけど、おしゃべり好きそうで色々話しかけてくるんだが、わかりません。

古い感じの列車が2両で来た。1時間ちょいでグロセットに到着、また乗り換えです。



海が見えたよー。
チビタヴェッキア

途中のチビタヴェッキアは港のあるところで、クルーズでも寄ったことがありますが、オペラのトスカを思い出すんだなあ。
ローマ、トラステヴェレでまた乗り換え。
これも遅れていたから次の遅れている前の列車に乗ることもできたけど、どこで降りたらいいかわからないから結局初めの予定のが遅れてたけど、来るまで待ちます。

駅に止まっていた日立の車両。中にも日立、って書いてあります。

やっとローマ・フィウミチーノ空港に到着。ホテルからの無料シャトルがあると思ったのに、6時過ぎに到着し、次の便は7時半までない、と待たないといけないようなのでタクシーで行くことにします。
これが大変で。鉄道駅を降りてタクシーに乗ろうと思ったのですが、そういうブースがなさそう。空港のターミナルまで行った方がいいのかと思いましたが、出発するわけでもないのに長い歩道を延々と歩く。しかも到着階に行かないとタクシー乗り場はないでしょう。やっと見つけたら長蛇の列。仕方ないので並びます。やっと順番が来て、Googleによると40分くらいはかかりそう。列車で来た道をどんどん戻っている気がする。
乗る時に料金は聞かなかったが、規定で決まっているようで、最低50ユーロ。56ユーロ払いました。こんなだったら、空港内のホテルの方がタクシー代を考えれば、安かったわ。安物買いの銭失いとはこのことですね。空港内のホテルは高い、と思ったんだけど、時間とお金を考えたら安かったのかも。今度からもっと考えよう。

ホテルはなかなか快適でした。バーもレストランもあるし、夕食はホテルのレストランにしました。イタリアらしいメニューがいっぱいあっていい感じです。




今日は多分、この旅行中いちの暑さで、喉が渇いていたのでまず生ビール。うん、行ける。パンは初めて、フォッカッチャが出ました。美味しかった。
食べたかったものはまだまだあったが、とりあえず、その一つ、肉のタルタルを前菜に。とってもおしゃれ。


コーヒー飲んでから撮影
メインはやっぱりパスタ。カラスミとズッキーニの花のパスタがあったので珍しいなとこれに。今、ズッキーニの花盛りなんですよね。
カラスミはかけ忘れたんちゃう?と突っ込みたくなるほどかかっているのかわからないほどでしたが、味はマル。

テーブルで頼んだ水が余ったので、部屋に持って帰っていいか、と聞いたらダメそうで、残念、と思っていたら、なんと、新しい小瓶を持ってきてくれました。

部屋にもお水は瓶で無料のが置いてあったのですが、ガス入りを飲みたくて、頼んだのでした。優しい。

明日はいよいよ帰国です。出発が早いので就寝です。

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