660 ロンドン シティツアー 東コース

シティ公認ガイドのツアーにまた行って来ました。
今回はリバプールストリート駅で集合、ロンドン塔のあるタワーヒルまで。
タワーブリッジの開閉を見れると言うおまけ付き。
6月にセント・キャサリンドックのタワーブリッジが窓から見えるホテルに泊まった折、翌朝クルーズ船が中に入っていたのを見て『タワーブリッジが開くのを見たかった』と友人は別の日に見に行ったのです。

前の記事⏩『651 スパニッシュタパスとセント・キャサリン・ドックのホテル視察

わたしも見たいな、と思っていた矢先のこのタイミング!

タワーヒルの前に
自転車信号があった
午後2時、リバプールストリート駅で集合。
哀しい話から始まりましたが、第2次世界大戦中、ユダヤの子供達を助けるために、いちイギリス人が働いたと。

駅の広場の前の子供達の像










スピタルフィールドの看板。上は元女学校で、今は小洒落たフレンチ・レストラン。

ローマ時代の埋葬場が見つかったと




絹職人の通りの今はミューゼアム

日曜日しか開いてないそうです
















窓税に対抗して、潰された窓。





フランスからのユグノー教徒たちが集まった、ナント通り。道の名前に残っています。





 ショーディッチのスピタルフィールドマーケットの前。教会 Christ Church の向かいに『切り裂きジャック』の舞台となったパブ Ten Bells が。

上>
火災保険をかけている印が残っている家。

左>教会の時計の文字盤。
4が VI でなく、IIII なんですと。

マーケットの入り口

東のスピタルフィールド市場Spitalfield Market は西のコベントガーデン市場Covent Garden Market と並ぶロンドンの2大マーケット。でも場所柄、西と東では、売っているものも、客層も違ったようです。
貧民や移民の多い東と、裕福な貴族層の西ということらしい。


貧しいユダヤ人移民にスープとパンを振る舞っていた建物。古い建物が壊される中、残っていて欲しいもの。
向かいにはソマリアからの移民たちが住むカウンシル・フラットが。


昔の染色工場の建物


東インド会社の倉庫があった跡。
今はモダンなオフィスビルとなり、面影もありません。
名前の面白い、シティとの境目を表す通り


ガーキンビルの向かいには、オランダの会社のビルで、なんと、デルフト焼きで覆われた外装



これがデルフト焼きの側面だ!





名前が斧なんです


ガーキンビルは実はエコ。窓が三角で、通気性良く作られてます。

協会がここにあったと言う、サイン。

船の形に見えます?


ロンドン大火の折、近くに住んでいた王室勤務のペンとサミュエル・ピープスがこの教会 St St Olove's Church を救ったそうな。
ペン氏は褒美として王様にアメリカ大陸に土地をもらい、息子はそこに移住、ペンシルバニア州、なんだって。



後ろはホテル
チャールズ二世とジェームス二世の兄弟王に仕えたサミュエル・ピープスの像が。彼の赤裸々な日記が有名で、そこからこの時代の貴族の生活を伺うことができます。
先ほどのオーラブ教会に埋葬されてるそうです。


船の形の金色の風向計。
トリニティ・ハウス。船の右と左に緑と赤のランプをつけ、行き違う時に方向を決めたのはここだそうです。
Trinity House















ここまで来るともうロンドン等は目の前。




ロンドン塔に近い、トリニティ・スクエアの処刑場跡。

有名なのはトマス・モアとか

ヘンリー八世の妃の一人、ジェーン・シーモアの兄弟や、これまた2番目と4番目の妃のおじさん、エドワード・ハワードなどもここで処刑されております。














ロンドンの壁が残っている!

左は最近見つかった、ローマ時代の行政官で、ビジネスモデルのガイウス・ユリウス・アルビヌス・クラシキアヌスと言う絶対覚えられない人のお墓が見つかり。今は大英博物館にあるそうです。

ロンドン・ウォール

 ローマ人の像も立ってます。
ローマ皇帝トラージャン推定。
向こうにロンドン塔が見えます



ここで一旦ツアーは終了。解散となりました。

セント・キャサリン・ドック目指し、タワーブリッジが開くのを見に行きます。





レストランのテラスでウィンブルドン。テニスの大画面やってた。


4時15分に開く、とのことで。
急に日が射してきて、逆光だったのでちと暗いのですが。
橋の上は通行止め、アナウンスがあって、開いて来たぞ。

跳ね橋、開いた

 何もこないんだけど。


やっと帆船が登場。
 通り過ぎたらすぐ閉まったわ。















ビデオも撮ったのですが、うまく行くかな?
喋っているのはガイドさんです。




また閉じる後半の動画がうまく行きません。。。<出来た!>





タワーブリッジの見学を終え、セント・キャサリン・ドックの中へ。ここにも跳ね橋がいくつかあるんです。


こういうので動かしているモデル
秤の原理ですね




動かせるはずだが、故障中?

 こちらも電動式
こちらはスライド方式

車輪のついたモデルが横に



工事中に見つかった昔の錨
ディケンズ・パブ





夜はオペラで『連隊の娘』


ハムリン・ホールのところにポピーらしき花模様が。これ、ニュー。

テノールくん、アンコールに答えてくれました。オペラハウスでアンコール聞いたのって、初めて。






前回のシティツアーの記事⏬

2018年7月『581 ロンドン・シティ 金融街散策ツアー

2018年9月『602 シティツアーとオープンハウス





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