798 湖水地方の休日 ピーターラビットの世界 8月3日

ヒルトップ

さて、今日は、湖水地方といえば、ピーターラビット、ということで、絵本作家のビアトリクス・ポターのヒルトップへ。ナショナル・トラストが管理しています。すっごい昔に一度行ったのですが、その時は歩いて丘の上まで行きました。こんなところ歩く人がいないのか、途中で親切な人が車に乗せてくれましたが、そこからはすぐでした。記憶は曖昧で、こんなだったかなあ。家の感じは覚えていますが、ずっと観光化された感じです。


今朝はフル・ブレックファーストにしました。ビーンズだけ除いて。ソーセージ、ベーコンから右回りに、ハッシュ・ブラウン、マッシュルーム、トマト、ブラックプディング、真ん中に目玉焼き。

10時過ぎに宿を出て、11時15分にヒルトップ到着。


受付にある場所の案内マップ


駐車場が狭いとあったのですがその通りで、少し離れた路上に停めました。受付が少し離れていてナショナル・トラストのオフィスになっています。予約は12時半からだったのですが、早めに入ってショップや庭を見ればいいよ、と言われ、先に入ることにします。事前予約したチケットは見せなくても名前だけ言うとリストでチェックしていました。

苔むした石垣



ピーターだ!
かわいいお宿。

「おはなし」に出てくるパブ
地図番号(5)
マクレガーさん?


庭は広く、スペースを生かしてマルキー(簡易テント)のカフェもあって、昔はなかったような気がするがなあ。ショップもあります。入ると玄関に行く前の右手に白いゲートがあり、絵本と同じ。そこここに絵本のイラストが示されていて、比べることができます。このままですね。もうここから「おはなし」の世界へ。

(6)のゲート


玄関


おはなしのイラストの通り


そのまま置いてあるんです


押しぐるま

ショップ
プラントも買えます

庭を見てショップに行きました。色々グッズ、買っちゃった。


 


ビアトリクス・ポターは1866年、ロンドンの西ケンジントンで生まれ、子供の頃は湖水地方に家族で避暑に来たりしていました。ヒルトップを買ったのは1905年。主にこの近くのキャッスル・コテージに住んでいたようです。ヒルトップは農作業や仕事場として使っていたようです。
時間が来たので中に入ることにします。亡くなるときに自分の財産は農場やプロパティ含め、全てナショナルトラストに寄贈したのです。飼っていた羊までも!農場は60くらい持っていたらしく、山の上のターンも含まれます。
1943年、ここニアー・ソーリーで亡くなって、ヒルトップの内部の家具や備品はそのまま全部ナショナル・トラストに寄贈されたので残っていて、1946年に一般公開されたので見ることができます。













大きなのっぽの古時計?

エドワード七世とアレクサンドラ王妃のポット


壁紙はウィリアム・モリス
寝室は天蓋付きのベッドで、キルティングのカバーが。
壁紙はウィリアム・モリス柄ですよ。そうか、同時代ね。









ドールハウスもあり、中にはちまちまとかわいいものが。

ドールハウス


ピーターラビットのミニチュア

こういうお花の絵を額に入れて飾るのが流行っていたらしい。

素敵な額の絵や陶器がいっぱい。


ウェッジウッド



マクレガーさん?
ピーターラビットの食器







ヒルトップの前で
食器棚にはピーターラビットの食器やマグが。初期のデザインでしょうね。ヴィンテージ感出してます。










お父さんの趣味が写真で道楽だったらしく、ポートレートが残っています。
ヴィクトリア時代から写真ができましたよね。

外へ出ても、この辺りには「おはなし」に出てくる場所がいくつかあるので辿っていけるのです。
すぐそばのパブや、コテージなど。
受付でもらった案内のパンフレットには地図が載っていて比較できます。













(2)郵便ポスト
(1)のアンヴィル・コテージはナショナル・トラストが管理していて、ホリデーコテージとして宿泊できます。

(1)アンヴィル・コテージ








おそらく(3)がこれ


ケーキはここ!
ピーター、放し飼いにしておいてくれなっきゃ






羊も注意
















案内通りに、ビアトリクスがお気に入りでよく散歩に行っていた山の上のターン(湖)まで行ってみることにします。

車を停めたあたりにフットパスがあって、ファー・ソーリー方面の教会を越えて行きます。


聖ピーター教会
ピーターいた!
羊の上の小さな茶色です

素敵なコテージが並ぶ






































木の橋が
羊の親子









この辺りの羊はハードウィック種と呼ばれ、小さな時は真っ黒で、成長するに連れ灰色になるとか。








山の上の湖はターンと呼ばれています。この辺りも全部ナショナル・トラストの管理。


水着に着替えて泳いでる人たちも。水は冷たそうで、ちょっと入ってすぐ帰りました。
持参のおにぎらずでランチ







再び、ヒルトップのあるニアー・ソーリーの村に戻ります。

「おはなし」に出てきた建物を探します。


Castle Cottageのサインが










多分これが、ビアトリクスが主に生活場所として住んだ、キャッスル・コテージ。
1913年にロンドンのケンジントンの聖メアリー・アボット教会で式をあげ、新婚時代からここに住んだそうです。今はナショナル・トラストの管理です。泊まることもできるのかな?
入れないけど塀にサインが


(3)















こちらがマップに出てくるジンジャー・ピクルス・ショップ(3)かな?地図のイラストと見比べ、隣の家かな、こっちかな、と迷います。色的にはこちらだけど。
昼寝してたジンジャーな猫が降りてきて、人懐こいです。











多分これが(4)の古い郵便局
ヒルトップのトイレをもう一度借りに行って、ベビーチェンジの広い方に入ったら、壁にピーターがいるのを見つけました。

車で、近くのユーツリーファームに行きます。ローカルな古代牛やハードウィック羊の肉を売っているお肉屋さんなのですが、まだ2日目だから、買えないなあ。諦めました。コテージの宿泊施設があるようですが、カフェは閉まっているようです。ここにも猫が2匹いました。
Yew Tree Farm





古代牛いた!









さて農場を後に、次なる山の上のターン・ハウズ・ウォークを目指し、グレン・メアリという駐車場で車を置いて、ウォークに出発。急な登りを上がっていくと、20分ほどで、まず滝があります。

16.10 駐車場到着



16.50 湖に出ました




湖の周りを1周することにします。大したことないかと思ったけど、思いのほか距離がありました。
ピンクのハスの花が









散歩道は湖を見下ろせて展望がいいのですが、アップダウンもあって、しっかり運動です。


コインを木に埋めずに
寄付してねって。


羊ハント?


またも古代牛


この辺からあれ?ちょっと違うなと





散歩の羊さん・写真の通りでしょ













帰りは別の道を行こうと、歩き出したのですが、なんと、途中で迷ってしまいました。まっすぐ駐車場に向かう道へ入ったつもりが違う方向に進んでいたらしく、大回りをしたようです。フットパスの森の中に羊が散歩に出て来ており、至近距離で見つめられました。
再びさっき行ったユーツリー(イチイの木)農場になんとか出て、駐車場はそこからそう遠くなかったはず、とひたすら歩道のない車道を歩きます。

19時3分、グレン・メアリ駐車場へ到着。ここから帰路、また山々を望む展望コースを走って、約1時間でケズウィックです。

やれやれ。今日もよく歩きました。


ナショナルトラストのサイトに載っているウォーキング・ルート。
古代牛英語ではBelted Galloway






<おまけ>







使うには絶対もったいない
ヘラセット
















ヒルトップで買ったお土産の数々。きっと妹に取られるわ。













紙のコースターです

<ご参考>ビアトリクスの時代の年表












<目次>

796 湖水地方の休日 ケズウィックへ        8月1日
797 湖水地方の休日 湖水地方の山登り       8月2日
798 湖水地方の休日 ピーターラビットの世界    8月3日<本編>
<新型コロナ関連の日記はコロナ規制撤廃に伴う最終週の記事で全部見れます

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