797 湖水地方の休日湖水地方の山登り　８月２日

8月 10, 2021

湖水地方２日目。今日はメインイベントの山歩きです。この辺りでもたくさんの山々があって、いくつもの山登りコースあるのですが、今回は初回の下見ということで、一番ポピュラーで初心者向きのキャットベル Catbells に登ることにします。

当初はこの辺りで一番高い９５０メートルのヘルベリン Helvellyn という山に登ろうかと言っていたのですが、天気も心配だし、稜線と岩場が険しそうだったので、現地で決めようと言っていたのです。ホテルの向かいから見えるスキドー Skiddaw（９３１メートル）という山もポピュラーですが、ホテルの人に聞くとかなり「険しい」そうなので今回は下見ということでこちらにしました。

歩いたコース

サイトから

お宿

部屋の窓から

宿は朝食込みで、メニューが色々あります。わたしはカンブリア地方のチーズ・トーストにしてみました。オレンジジュースとフルーツサラダも頼みました。

宿から登山口まで歩けないことはないのですが、１時間くらいかかりそうなので、車で登山口の駐車場まで行き、そこから歩き出します。狭い無料の駐車場がある、いっぱいなら路上に停めるなどとインフォにはあったのですが、２０分ほどで、立派で広い芝生の上に、有料の駐車場ができてました（５ポンド）。１１時前に到着。

標識には「頂上まで、１マイル、１時間」とあるのですが、距離の割には時間かかるのね？と思いながら、少し歩くと、いきなり、砂利の道は急登で、きついです。ほんの１０分ほどでかなり高度が上がってきて、湖を一望に見渡せます。子供連れや犬連れの家族が多数登っていました。

バス停もあり

登ると言っても、４５１メートル。大したことないのかな、と思いつついやいや、なかなか。石ごろの稜線を３つ越え、途中、岩場のよじ登るようなところもありました。

頂上！

１１時すぎに歩きだし、気持ちいい稜線と景色の中、３つ山を越えて１２時１５分、ついに頂上に到達。スレートを積んだ標識がありました。みんなその前で写真を撮るのでちょっと混雑。少し休憩や写真撮影をして１２時２５分、下山開始。同じ道を帰ってもいいのですが、違う道から帰ろうと、湖沿いまで行くことにします。頂上をすぎ、その次のピークの手前で下りるのです。

山の周りにはいくつもコースがあるので、それこそ最短で、もっと急な上りを行けば頂上まで２０分、というパスもあるみたいです。帰りも中腹を辿って駐車場まで戻るコースもありましたが、下の道をたどり、カンブリア・ウェイと合流しているところまで行きました。

下りていくと反対側から登ってくる人も多数いて、さぞ、大変だろうなあと。

ヒースの花が

カンブリア・ウェイ

苔むす石垣

ハスの浮かぶ湖面にボート。

ここの桟橋は修理中で、湖面を巡る観光船は止まりません。

２０１９年！の時刻表

湖の修復中の観光船のピアの橋桁でおにぎりを食べ、湖沿いの道を駐車場へ戻ります。座るのにちょうどいいので、桟橋でおにぎり広げてたら、犬が近寄ってきて、危うく食べられそうになりました。ちゃんとリードをつけといてほしい。

大きな手の木掘

ヨットやカヌーも通っていきます。

木のワニだった

１５時１５分、駐車場帰着。脇にアイスクリーム・バンが止まっていて、登山を無事終えたみなさん、並んでいました。

アイスクリーム・バン

この後、ダーウェント湖の東側のアッシュネス橋Ashness Bridge とサプライズビューという展望ポイントに車で行き、バタミア湖Buttermere とクラモック湖Crummock Water の西側の２つの湖を回ってドライブして帰ってきました。この辺りでは湖を指すのにレイクという英語は使わず、この近くのバッセンスウエイト湖Bassenthwaite Lake のみが唯一、レイク、という名前のついている湖だそうです。あとは以下の３つの湖を表す単語で呼んでいます。