572 ロイヤルウエディングがウィンザーで

連載の途中ですが、クルーズ記事はまたバックデートしておくので、先に本日のロイヤルウエディングの記事を入れておこうっと。
日本でも生中継されたとか、すごいわね。

イギリス王室の今や王位継承権6番目となってしまった、チャールズ皇太子の次男、ハリーとアメリカ人女優でバツいちのメガン・マークルが結婚しました。


次男カップルは長男カップル(ウィリアムとキャサリン)に比べ、見劣りするなあ、と思って、あまり興味ない、と思ったけど、テレビで生中継するっつうんで見てしまいました。ウィンザーは隣のイートンに会社の本社があって、同僚曰く、金曜日から人で溢れてるって。
バリアの前に夜通しテント張って席取りしている人もいるようです。

金曜日には航空会社の人が結婚式の前祝いだと言って、ケーキとバブリーを持ってトレーニングにきました。
ケーキは結婚式に注文された、レモンとエルダーフラワーのケーキのレプリカ?






結婚式の話題は何と言ってもドレスとケーキでしょうね。
ドレスは、当日まで秘密厳守で誰も知りません。蓋を開けたら、大方の?予想に反して、オーソドックス、シック、上品!
しかも、英人デザイナー。ジバンシーで働いてた英国人クレア・ウェイト・ケラー Clare Waight Keller のデザインだそう。


ケーキは先に挙げたレモンとエルダーフラワーで。エルダーフラワーは5月のこの時期に咲く白い花で、コーディアルなどにして飲む夏の爽やかな飲料。イギリスらしいな。わたしも好きで、よく飲みます。


式は現エリザベス女王の住まいであるウィンザー城内のセント・ジョージ・チャペルにて。

12時から式の後、カップルはチャペルの外から馬車でウィンザーの通りをパレードし、ロングウォークを通って城に戻り、レセプション。
わたしたちが観れるのはここまでです。

いい天気で、晴れててよかったですね。参道の人たちすごいわ。

アメリカ人離婚歴がある、と言えばすぐに比べられるのがシンプソン夫人。現エリザベス女王の叔父さんであるエドワード8世が自分の愛する離婚経験のある人と結婚するには退位しないといけなかった時代ですが、今や、エリザベス女王の子供、4人のうち、チャールズ(長男)とアン(長女)再婚。アンドリュー(次男)離婚。
まあ、エドワードが退位したことで現在のエリザベス女王、イギリス王室があるのですが。

アメリカ人が英王室にやって来る。イギリスでもけんけんがくがく。いろんな諸説が飛び交い、どうなるんでしょうね。メガンが英王室を変えるのか?はたまた英王室がメガンを変えるのか?って。



わが町もお祝いムード。
宝石屋の飾り


チャリティショップのウィンドゥ
ユニオンジャック一色


結婚式の前はBBC に<ロイヤルウエディングの日・別の過ごし方>なんて記事も。

同じ日にあるサッカーの最終戦を見る、とか。映画館に行く、とか。


これはBBC のキャスター


スーパーはがら空きだろうから列に並ぶことなく、この機会に買い物がゆっくりできる

だの、


文字通り地下に潜って、静かな日を過ごすために、友人からのテキストメッセージなどが届かないようにする、だの。




ウインザーの町の様子

記念グッズ




等身大の写真やマスクで歓迎。


5月19日
当日は12時から結婚式、13時からパレード。
ウィンザーの市内、城の周りのロングウォークを回って戻ると。ロングウォークはウィンザー城の前に広がる、約3マイル(5キロ)の長い一本道です。

グーグルもロイヤル。



朝から中継。
わたしは途中で見たので、チャールズ皇太子がメガンを祭壇まで連れて行くところは見てない。
アメリカから来た黒人牧師の演説も型破りで良かったらしいが聞いてません。

ロイヤル・キス



お兄ちゃんのウィリアムとキャサリンの長男、ジョージと長女シャーロットは付き添い児童に。キャサリンは3週間前に次男を出産したばかり。

キャサリン




ページボーイとフラワーガール





お兄ちゃんはベストマン(花婿の1番の介添人)

実の父親がスキャンダルがらみで参列できないので、ハリーの父であるチャールズ皇太子が花嫁の介添えを代役。

おばあちゃんであるエリザベス女王と夫君エディンバラ公。
手前右、お兄ちゃんのウィリアム。


ジョージとシャーロット







ベール取る前

とりました



この見つめ方がなんとも幸せいっぱい、って感じ。うらめし。。。いや、羨ましい。













ブーケも5月の花で、故ダイアナ妃の好きだった勿忘草も入れたとか。





花嫁の母と、花婿の父






セントジョージチャペル

式が終わってた出てきたところで、皆の期待のロイヤル・キス!








自分たちが選んだアスコット・ランドゥという馬車でパレードに。



後ろはタウンホール




終始笑顔




ずっと手を振っているの疲れるだろうなあ












ダイジェスト版から

花嫁のティアラはクィーンメアリ(エリザベス女王の祖母)のもので女王から借り受けたと。Bandeau Tiara というダイヤモンドのティアラだそうです。
セントジョージチャペルから出てきたところ。






ベールは5メートルの長さで、英連邦コモンウェルス53カ国の花が手刺繍されていると。プラスメガンの好きな花を2つ足しているそうです。









ケーキはこちら。
トラディショナルなドライフルーツではなく、スポンジのケーキにしたと。


ホットケーキじゃないわよ。でかいのよ。











沿道はすごい人。







招待された有名人たち。ダイジェスト。

今回は政治的な招待客は誰も招待せず、有名人はベッカム夫妻、ジョージ・クルーニー夫妻、(サー)エルトン・ジョンなど。今は現役の政治社会には関係のない元イギリス首相、ジョン・メージャー氏のみ招待されてました。

スパイスガールズも招待されてたとか。


絵になるジョージ・クルーニー夫妻
ここからもほど近いソニングの豪邸にお住まい


デビッドとヴィクトリア・ベッカム夫妻


サー・エルトン・ジョンとその<夫>
披露宴で歌ったとか。


テニスの女王、セリーナ・ウィリアムズ。









リリースされたオフィシャルな写真。




なんかとっても自然でいいね。


式の後、ハリーとメガンはウィンザー城の敷地内を解放し、一般の2640人の人が招待されて、その時もらった引き出物のバッグがすでにeBay で1000ポンドで売られているって。
チャペルに呼ばれた600人の招待客の引き出物ではありません。って。



中身はハンドバッグのショートブレッド、式次第のブックレット、フリッジ・マグネット、水と、コイン型チョコレート、ウィンザー城のギフトショップの割引券まで!

© Mizuho Kubo , All rights reserved....May, 2018

コメント

  1. おお。さすが現地レポート。実は出張でその時間飲み会のお誘いが入ってホテルのテレビ中継見られなかったので。朝からなんやら日本のテレビにも切れ切れに現地中継が入っていたようですが。自宅にいればBBCも見られたんだろうが。
    ん・・・新お妃は、どうも、相当頭が良いひとのようですね。短期間のイギリス王室メンバー教育が効いたのかな。顔がすこし上品になってきたような。表情をつくるのは主に意識ですからね。
    いずれにせよ、やっかみ半分のバッシングでない記事が増えたように見えるのは良いことかと。とにかく新カップルの幸福感が最優先ですからね。

    お父さんの再婚家庭も、当人同士が幸せならそれで良いかと。最後は好き好きですからね。

    にしても、ケンブリッジ侯爵家のご長女の気品はすごい。たぶん生来相当頭が良いお嬢さんなんだとお見受けしますが。どこから来たかな、この資質は。

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