574 アレクサンドラ・パレスでピクニックとボート

アレクサンドラ・パレスからの眺め

先週のメイドンヘッド・鴨レースと同じメンバーでまたピクニックに行きました。
週末5月後半のお休みの3連休の月曜日。
他のピクニックも予定してたのだけど、天気予報が悲惨で、どうも雨と雷雨?と思ってそちらの歩きは延期したのですが、予想に反して土曜日も日曜日もいい天気だったんです。土曜日の夜にちょっと雷雨でしたが。




なんか、暇だなあ、近所に買い物に行くだけの3連休か、と思っていたところ、ロンドン北に住む友人から月曜日にピクニック行きましょ!はい行きましょ!

何もなかったので、おにぎりと浅漬け風キャベツにしました。ビーフシチューを作っていたので、持って行くにはどうかな、と思ったけど、刻んで味噌と混ぜ、肉味噌おにぎり!
我ながらいいアイデアだわ。






これが肉味噌のタネです。自家製ビーフのシチュー。
2日間かけて骨つき肉を煮込んだのだぞ。
おにぎり肉味噌
友人が持って来てくれたミートボールにチキンのトマト煮、サラダ2種もいただきました。





 フィンズベリー・パークで待ち合わせてバスW7 で近くまで。
30分ほど坂道を登って歩いてアレクサンドラ・パレスの頂上に。
見晴らしがいいです。ロンドンに住んでいたときはアンティークフェアによく来ました。
すっごい久しぶりです。




中にアイス・スケート・リンクがあるので、ついでにちょっと見学。知らなかった。

下>子供が使う、アイススケート用のペンギン
これを持って滑るらしい。赤ちゃんが持って歩くパタパタ?っていうんだっけ、そんな感じ。




こちらは隣接のタワー。テレビ放送が初めてされたところ。知らなかった。



横手から公園に入り、湖のはたでピクニックします。

湖にはボートに乗っている親子連れなどが楽しそう。ボートも、フラミンゴ、スワン、ドラゴンと車タイプもある。
これも知らなかった。
右がカフェ


カナダ雁の親子に遭遇


こちらもピクニックかしらん



池、いや<湖>のはたでお弁当広げて食べながら、水面に浮かぶボートを眺めています。足漕ぎのボートがどんどん行く。

車が水に浮いてるって不思議よね




ちょっと、井之頭公園みたい?


ランチ後、わたしたちもボートに挑戦することにします。カフェでチケットを買って、順番待ち。
20分待ちだったが結構すぐに乗れた。
ボートの種類は選べてフラミンゴにする?ドラゴン?はたまたタマラン?って何?
結局スワンにしたのですが、4人乗れて、前の二人が自転車漕ぎのような足で漕ぐ。
左右に調整できるハンドルもついてます。

結構でかいんだなこれが。


小さい子供は救命胴衣を着けてもらってました。大人はいらない、ってことは底は浅いんでしょうなあ。

これは<餌>、カフェで購入。
鴨や白鳥用です。周りでこれ買ってえさをばらまいてる人が多い。だからか、この湖の鴨たちは全然、ハングリーじゃない!
餌撒いても寄って来ないのもいたわよ。贅沢な!

えさ



わたしたちのボートからの景色


鴨と一緒に
ドラゴン


鴨はダイビングして餌を取りに行ってるやつもいたが。
湖視線のかも?


タマラン、という機種?


フラミンゴです。


水面を行く車もあるよ



30分ということだったが湖をゆっくり2周して楽しみ、ボートを降りたら近くのガーデンセンターに。
友人がラベンダを買いに行きたいというのでご一緒しました。

クレマチス(テッセン)が綺麗。



ジャスミンのいい香り


金柑。大きいけど。




コスモスも今咲くの

Mossy Well at Muswell Hill


お買物を済ませたら公園を抜けて徒歩15分ほどで友人の家の近くマズウェルヒルの有名なパブへ。

昔井戸があって、スコットランドの貴族がその水を飲んで病気が治ったという。
そのあと僧院になって、牛乳を作っていたそうですが、その後ミルク工場になり、いまはパブ。



なかなか広くて気持ちいい、パブでした。


電気が牛乳瓶なの。
牛もいるぜ


これが井戸のあったところ。

ミルクバン?

牛乳瓶ランプ

メニューに説明が
昔はこういう井戸だったのね?


Muswell Hill, 絵になるブロードウェイ。かわいいオシャレなお店もいっぱいありました。

友人宅でお茶と手作りのルバーブのケーキをいただいて、バスと地下鉄乗継ぎ、ウォータールーの駅に着いたらどっしゃぶりの雨。雷も光って鳴ってました。

歩いている間は「ぴーかん」でよかったこと。
朝家を出るときは霧で、曇ってて、そんなに照るとは思わず、サングラスも帽子も持たずに出かけたわたし。傘は持ってたんですが。

暑いし照るから、ボートでは手ぬぐいを被っておばさんしてました。



雨はホームの隙間でもうるさいくらいバケツをひっくり返す勢い。

でも列車が駅を出たらもう太陽が出てて青空も見え。
傘を使うことなく帰宅しました。

とっても楽しい1日でしたわ。

© Mizuho Kubo , All rights reserved.....May, 2018

コメント

  1. 牛乳瓶ランプかぁ。すてきね。イギリスにも小ぶりで広口の牛乳瓶があるんだね。
    牛乳とってるから、空き瓶返さないで「がめて」しまえば(これ関東弁だと思うけど、最近使ってるひといないなぁ。もう老人語→死語のルートに入ってるかも)、すぐ作れそう。小さなランプ用のクリプトン・ライトにすれば、ってよりもう、LEDで、電池でつくランプがありそうだな。でも、まぶしいくらいに明るいほうが楽しそうよね。で、天井から下がってるのは、イギリスの牛乳配達用のバスケットかな? これは日本ではなかなか手に入らないかも。

    アレクサンドラ・パレスに放送局があったのはどこかで聞いたことが。高台だから電波を飛ばすのに良い、ってんで選ばれたらしいような話だったかな。第二次大戦前のころかな? 最近はなんでも細切れで、もうきちんとしたストーリーで思い出すのが難儀だわ。
    最初期の自転車も、この丘の坂を利用してスピード出したとか・・・今頭の中で、漱石とアレクサンドラ・パークと自転車がなんかつながって出てくるんだけど、でも、ほんとは、別々の組み合わせかもしれない・・・漱石はハムステッド・ヒースにいたらしいから、自転車はそこの坂かも。でも散歩でアレクサンドラ・パークに行った話は読んだことあるな。ノイローゼの治療だって。いずれにしても、そのころは放送局はなかったのよね、もちろん。

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