番外編 カミーノ巡礼『フランス人の道』オバノスからエステージャ 24キロ

カミーノ巡礼の道『フランス人の道』

続いて4区間 2025年5月4日ー11日

5月6日(火)

プエンテ・ラ・レイナ
本日の行程 24.2 km
Obanos - 2.6 km - Purente la Reina - 4.8 km - Mañeru - 2.7 km - Cirauqui - 5.7 km - Lorca - 4.6 km - Villatuerta - 3.8 km - Estella 


朝、7時に朝食を頼みたかったけど、料理する人が8時まで来ないというので(これもカミーノ対応ではない!)宿を出て、次の町で朝食することにしました。


次の宿場までは、2キロほどなのです。ほんとはここを宿泊地にする人が多いし、宿もたくさんあったのですが、ほとんどが、ドミトリで、予約するとキャンセルできない、というところがほとんどで、手前のオバノスにしたのでした。

これが正解。7時半に出発して、30分ほどで、カミーノ連中が多くいるホテルの入り、レストランで朝食。ほぼ、カミーノたちで賑わっていました。
広い食堂、バーカウンターで、食べたいものを頼んで、テーブルにつきます。トルティージャの種類がいっぱいあって、どれも美味しそう。
ひとりでやっているので、忙しそうな、バーのお兄さん。
やはりオムレツにはパンがつく

朝食を食べたホテル

オレンジジュースもその場で絞りたて。コーヒーとオレンジジュースを両方頼みました。
8時40分、再び出立。


途中教会があって、隣に公衆トイレもありました。































プエンテ・ラ・レイナの石の橋。
プエンテは文字通り、『橋』でした。レイナは女王様の意味。

雨模様なので、ポンチョで歩いている人が多い。


橋を渡ります。
水場















10時20分、Mañeru 到着。可愛い村です。このような水場があちこちにあり、水の補給ができます。

こういう、建物の壁に紋章のような彫り物が多く見られます。どれも力作。












カミーノ・デ・サンチアゴの名前のついた通り。





オレンジ・ポンチョ組

葡萄畑

歩くよ!











































11時、Cirauqui でカフェ・バールがあり、小休憩。朝食を食べたばかりでお腹は空いてないが、と思いつつ、カウンターにあるものがちょっと今までと違うから、つい買ってしまった。もちろん、搾りたてのオレンジジュースも。
おばあさんのパン
友人は「魔女の宅急便」のお婆さんのパン、と言っておりましたが、中身はツナで、パイ生地。食べ応えありました。

ここも城壁のような門から入り、坂道をのぼって行きます。




高台になっていて、見晴らしがいいです。
黄色い菜の花と赤いケシ

かなりの下降

ここでわたしが失態を。急な坂を下降して、細い道に出たところで、左が絶壁なので、杖を右から左に持ち替えようとしたその瞬間、ぽーんと杖が飛んで、左の崖に落ちてしまいました。あっちゃー。杖の折りたたみの調子が悪かったので、もうこれ、ダメかなあ、新しいのに替え時かなあと思っていたのです。

それを知ったのか、飛んでいってしまった杖。大声で叫んでしまい、前を歩いていた友人が戻ってきてくれました。「杖を落としちゃった」わたしでは届かないところに行ってしまったと思ったのですが、途中の草木に引っかかっていたので、友人が自分の杖の持ち手の輪っかで絡め取ってくれ、無事ご帰還。まだ2日目なのに杖を無くしてどうやって歩く?と言われ、そうだよねえ、まだアップダウンもあるだろうし、とやれやれ、取り戻してくれてありがとう。感謝です。なんで飛んだのか、分からないのですが、それからはゴムで、持ち手を固定しておきました。

長年連れ添った、スティック。ガーデンセンターで見つけた、年寄りの散歩用ですが、3つに折りたたんで小さくなるので持ち運びに便利です。軽いし。
長さ調節のボタンが出てこなくてもう替え時か、と思ったけど、また機能してます。捨てられるの察知したかな?

Cirauquiの橋

無人の給水?ステーション



13時20分、Lorca の町に入り、バールで休憩。











宿も兼ね備えたこのバール、カミーノの人たちで賑わっていました。満員の店内、スタッフのおばさんたち、とっても忙しそう。
途中であった、日本人男性とまた再会、彼はここで泊まるそうで、チェックインの手続きをしていました。
わたしたちはエステージャまで歩きます。




15時すぎ、Villatuerta到着。

立派な教会



16時半、エステージャに入った。と思ったけど、まだまだ中心地まではあり、進みます。
























































そして17時過ぎ、Estella の中心地に到着、宿はここからすぐで川のそばです。

ここはアパート形式ですが、セカンドフロアで、エレベーターがない。古い建物を中はモダンに改装してあり、快適です。大家さんに教えてもらって、今日のディナーの場所、さらに中心街に10分ほど歩いて行きます。

ステーキ

これがあたりで。カジュアルなファミリーレストランのような感じでしたが、安くて美味しい。
Monjardin というこのレストランの名前は翌日通る町の名まえと同じでした。

ブッラータのサラダとステーキ、パエリアを取ってシェアしました。あら、イカ墨のパエリア、写真撮るの忘れてます。
前菜のブッラータ

















カミーノ巡礼の道『フランス人の道』
続いて4区間 2025年5月4日ー11日



(左)宿の共有スペース
(右)中2階のバルコニー。
ほぼ、この歩いている間は、泊まるだけ、ゆっくりすることができず残念ですが、また明日も歩きます。

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