番外編 カミーノ巡礼『フランス人の道』パンプローナからオバノス 22キロ

カミーノ巡礼の道『フランス人の道』

続いて4区間 2025年5月4日ー11日

5月5日(月)イギリスは5月最初のバンクホリデーで休日です。

ペルドン峠

本日の行程 21.3km
Pamplona  - 4.9 km -  Cizaur Menor - 6.1km -  Zariquiegui  - 2.3km - Alto del Perdón -  3.5km - Uterga - 2.7km -  Muruzábal  - 1.8km -  Obanos

ホテルで7時朝食。スパニッシュ・オムレツのトルティージャやフレッシュ・フルーツなど、たくさんのビュッフェ。
トーストに潰したトマトとオリーブオイルを載せて食べるのもスペインの朝食の定番。

パン・コン・トマテ

パンプローナから3日間は朝はトルティージャ、昼もトルティージャ、と続きました。
オムレツもまあるくておっきい。














ホテルから次の宿へ、大きな荷物を宅配で預けて、軽装で歩き出します。8時過ぎ、ホテル出発。


大きな町は出るのが難しい。道路のホタテマークを頼りに歩きます。すぐに大きな公園が。新緑が眩しい。































これ、地面に




パンプローナ大学









要塞となった五角形 Chiudadela を見て、なおも進みます。

五稜郭は地上からは見極めにくい。

猛者がいた





















途中大学があって、広大な敷地。スタンプがもらえそうでしたが寄り道になるのでカット。
次のまち、Cizaur Menorに
9時15分到着。





















シャレー風の建物

菜の花とケシが綺麗でした。ケシの花、なぜかでっかい。












カミーノを歩く人が増えてきて、去年の2月とは違い、かなりの人が一緒に歩いています。同じ人やグループに抜かれ、追いつき、歩きます。
麦畑



滝になっている

10時30分。山道の中、前に人が溜まっているので何かと思ったら、昨日の雨のせいか、道が川になっているところがあって、2メートルくらいの幅の洪水になっていました。男性が他のカミーノたちを手を伸ばしてサポートして、渡してくれていました。わたしたち含め、10人は行ったと思うわ。でも一人ではこの川、渡れなかったと思います。親切にありがとう。
カミーノって感じ?

オレンジ・ポンチョが目立つ二人



11時15分、Zariquiegui 到着。
立派な教会があって、近くのバールで食べ物を買って教会の前のベンチでひと休憩。




窓もホタテデザイン。


12時過ぎ、再び歩き出し、本日のメインイベント、峠越え。


まだか、まだか、まだか、とゆるい登りを延々上がっていきます。風電力のタワーが多数並んでいて、近づいてきます。


見晴らし最高

Alto del Perdón
見えた、モニュメントが。
12時45分、ペルドン峠に到着。





カミーノたちがいっぱい、写真撮ってました。3人の写真を中国人のグループの一人に頼みました。

























古代遺跡の石か、と思ったらフランコ政権の時に
殺戮された人たちのモニュメント。
12時50分、ここから下って行きますが下り、急。
エンドウの花?


Uterga の町の手前で、マリア像を発見。
カミーノの道に猫もいて、草むらに隠れてしまいました。
猫がいた















14時、ウテルガの表示のある、町の入り口到着。

















バールで一服

壁面の絵がすごい



午後3時、Muruzábal  に入りました。

素敵な教会があったけど、閉まってます。
スタンプもらえるかと思ったんだけど、残念。

オバノス

ここから20分ほどで、ついに本日の終着地のオバノスに到着。

ホタテマークを踏みしめながら、坂をのぼって行きます。

町のかかりには入りましたが、ここから宿まではまだ少しありそう。
懐かしい名前の通り

リサイクル


立派な教会があります。城壁に塔のような門も素敵。

思いっきり、坂の下に、宿はありました。ヴィラのような、素敵な佇まいですが、わかりにくい。ブザーを押すと、初老のおじいさんが開けてくれました。わたしたちの荷物も届いていて、部屋はセカンドフロア(日本で言う3階)で、エレベーターでおじいさんが荷物を運んでくれました。
ご夫婦でやっておられるようで、パスポートの記入登録に下に行くと、とってもモダンな素敵なリビングに、古い和式なタンスのようなアンティーク家具が置いてありました。
問題は、このご夫婦、英語が全く喋れない。スペイン語はイタリア語に似ているので、なんとなく、言っている意味はわかるのですが、会話ができない。こんなところに(と言うのは失礼かもしれないが)来るのはカミーノの人たちくらいだと思うので、スペイン人だけじゃないと思うんだが。

もひとつ問題が。月曜日だったので、レストランが閉まっているのです。宿にレストランはなく、町中にも開いてて食べれそうなところは一つのみ、バールで、食べ物はサンドイッチしかありませんでした。途中で出会ったカミーノのグループがワインを飲んでました。仕方なく、朝も昼も食べた、トルティージャ(スペイン・オムレツ)のサンドイッチをシェアして、ワイン飲みました。安くついて良かったけど、うーん、しっかり、夕食が取れませんでした。月曜日に田舎に泊まるときは、レストランのある宿を取った方がいいかも。今後の課題ですね。
では、おやすみなさい。

カミーノ巡礼の道『フランス人の道』
続いて4区間 2025年5月4日ー11日

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