クロアチア・2日目、レンタカーでプリトヴィチェ国立公園へ・所要1日

5編に分けてご案内します。目次はこちら。

赤い丸20番がホテルです
クロアチアへ出発、今日はザグレブ市内泊まり
クロアチア・2日目、レンタカーでプリトヴィチェ国立公園へ・所要1日

6月17日(土)
ホテルで朝食の後、ホテルの前の駐車場に。夜22時からは無料、と聞いていたのに、連れが『なんか紙が置いてある』あれま、駐禁?よく見ると、朝7時からは有料に戻ったようです。すでに9時前だったのでやられた。7時までに出ていれば無料だったのだ。しっかし、これ、どうやって払うのだろうか、またホテルに戻って聞いてみると、郵便局で払える、もしくは機械で払え、と。立て替えてくれないのよね。郵便局って言ってもどこにあるのかわからないし、今日は土曜日だから閉まっているのでは?機械で払うしかない。昨日このマシンで払うのか、と思って見ていた(イギリスの駐車場にもあるようなPの箱があった)のですが、英語が全く書いてないので訳がわからなかったのです。さて、もう一度見ても、英語らしき文字は全くない。

駐車代の令状
ここだけ英語


あれこれ試行錯誤で紙にあった番号らしきものを入れると13.30 ユーロと書いてあったのと同じ金額が出て来て、カードで払えば良いようだったので、ついに払えました。奇跡かも。
やれやれ、やっと出発です。ナビにホテルの住所を入れて、いざ、ゴー。ここですでに9時20分。

ホテルの朝食
1時間ほど走ったら、サービスエリアのところで「目的地に着きました」いや、まだそんな近くないでしょう。。。なんでやねん。見たら、プリトヴィチェ・ホテル、という紛らわしい名前がザグレブにもあって、そこに到着されたのでした。またまたナビを入れ替え、さらに行くこと1時間。ナビ上は二つの道があって、南に行くはずなのにどうも西へと向かっています。おまけにえらい山道になりました。かなり上がってきて、景色はいいのだけど。お城のような建物があって、写真休憩。しかし、ここはどこなんだろう?
さらに山道を走り、対向車も来ないから、日本の運転に慣れているドライバーはつい、左側通行してしまいそうです。狭くて見通しが悪いところ、一回向こうからの車が見えなくて急に現れたので怖かったです。すれ違いざまに対向車の運転していたおばさんに何か言われたけど、クロアチア語だからわかりませんでしたわ。怒っている感じではなかったですが。気をつけてね、くらいかな。

1代目の車

トラムの走る市内













見晴台
お城があった

列車の走る線路のきわ























やっとまた平地の大きな道路に出て、やれやれ、と思っていると、わたしの座っている助手席の方から何か変な音が鳴り出しました。右に傾いている気もして、ひょっとして、パンク?
すぐに止まれず、やっと道路の肩に止めて見ると、前方の右タイヤ、パンクです。アッチャー。やってもた。

ここで余談に飛ぶのですが、わたくし、レンタカーのパンクは、人生2度目。何年か前にイタリアのシチリア島に友人4人で行った時、パンクし、換えのタイヤと簡易ジャッキーはトランクにあったのですが、か弱い誰もがジャッキーを使えず、どうしようと窮地に陥っていたら、スーパーマンのような男性が突然現れ、ジャッキーで簡単にタイヤを替えてくれ、さっさと消えていきました。あれはすごかった。
しかし、今回はトランクに換えのタイヤもジャッキーも入っていないし、あったとしても替えられないと思う。レンタカー会社に電話すると、ヘルプをよこすという。現在地を言うのに近所の人を捕まえて説明してもらい、1時間くらいかかると言うことだったので、歩いてすぐのところのカフェで休憩することにしました。

小さなパン屋さんのカフェらしい店構えで、ちょうど、焼きたての昨日のチーズのパイ(ボレク)が出て来ました。それと飲み物を買って、待ちます。なかなか来ないのでまた電話してみると、新しいタイヤを買っていくから、と言うので、てっきり、新しいタイヤを持って来てくれて、その場でタイヤだけ交換するのだと思っていました。待つこと2時間、やっと助けが来ました。でもレッカー車。なんで?
わたし、人生2度目のレッカー車(一度めはこれまたイタリアのドロミテに縦走に行った際、レンタカーの1台がエンスト起こした。今回の運転手も一緒に行ったのですが、運転者は違いました)。おじさん曰く、車と一緒にタイヤ工場に行って、付け替える、現金で払って欲しい。なんで?保険はかけてるからお金はかからないって、レンタカーの係員言ってたわよ。また電話して話してもらう。おじさんの会話は何言っているか全くわからないのでひたすら待ち。結局、レッカー車に車を積み、わたしたち二人は運転手の横に並んで座り、運転台の座席が高いので見晴らし良くてクーラー効いてて快適でした。で、どこに向かうかというと、ザグレブ空港。なんで?せっかくプリトヴィチェまであと半分、のところまで来たのに、またザグレブに戻るんですって。なんで?なんで?なんでぇ?
結局また1時間ほどかけて空港のレンタカー・オフィス(昨夜車をピックカップした)まで戻り、代わりの車が見つかるまで待つのでした。左ハンドルのマニュアル車に慣れていなかったドライバーに、オートマの方がいいよね、とスタッフが言ってくれ、同じ料金で今度はオートマ。同じ車種でしたが色違い。

2代目です
待つこと、1時間。やっと代替の車が来ました。お兄ちゃんにナビ、ホテルの住所入れてもらい、やれやれ、目的地にむけ、出発。今度はオートマなので、運転手は運転しやすそうでした。途中まではまた同じ道だからね、楽?かしら。ここで午後3時半。ハイウェイを走り、前回西に行ったところで、携帯のGPS もつけて、今度は間違わないように南に行きましょう。ヒヤヒヤものだが、なんとか行けた。またあの山道行くのかしら、やだなあ、と思ったが、2回目は山道なんぞ、なかったぞ。なんで?
あの、途中の山道の上にあったお城はどこだったんだろう、いまだに謎です。
本当に今日中にホテルに到着できるのか?二人とも不安でした。ロンドンからの友人もう一人がすでに昨日プリトヴィチェのホテル入りしているのです。本来なら、わたしたちも今日、お昼前には現地に着いて、午後から3人で歩くはずだったのですが。。。夕食さえ一緒にできるのか?わからない。
結局、午後6時少し前についにプリトヴィチェに到着。先に着いていた友人と涙の再会。
わたしたちレンタカー組は朝9時半から、ほぼ1日文字通り「移動」にかかったのでした。
先に来ていた友人はすでに下湖の大滝コースを散策。人が多かったそうです。
今日はもう公園に行けないので、3人で、早めの夕食・飲み会。隣の同系列のホテル内のレストランに行くことにしました。ビュッフェかアラカルトを選べるのですが、ビュッフェの方がお得そうだったのでそちらにしました。前菜、メイン、デザートまであって、盛りだくさんでした。ドライバーは肉を食べないので、魚はOKなのですが、山の中なので、魚と言ってもトラウト(鱒)しかなくて、残念そうでした。

クロアチアビールとクロアチアワインで乾杯。
クロアチアはビールもワインも種類がたくさんあり、どれも美味しかったです。イギリスではあまりお目にかかれないのでこの際、クロアチアビールは毎日のように飲んでました。全種類網羅したかも?

先に歩きに行った友人に様子を聞き、明日は上湖のあたりを主に、歩くことにします。

ホテルにあった滝の模型。明日は歩くぞ!


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