397 ビシャムの森のブルーベル


茅葺きのお家











近所のビシャム Bisham に森があり、そこでもブルーベルが見れるというので行ってみました。
先週行った、アッシュブリッジ Ashbridge や、去年、一昨年のギルドフォード Guildford 近郊の森に比べ規模は小さいですが、見れました。

ほんとはうちから歩いて行きたいところ(徒歩片道約2時間はかかるかな)、ちょっとさぼって、マーロウ Marlow まで列車で行き、そこから30分くらいかな、と軽く見てたらなんのなんの。
3月にウォークしたとき迷ったところ、また迷って。。。なーんにもないのに、なぜ迷う?だだっぴろい耕された茶色の更地なので、道もない!
つうか、どこでも歩けるったらそうなんですけど。
農場を目指してビシャムに抜けられるかと思ったら行き止まり、また同じ道を戻る。
ロスタイム2回くらいして、やっと森へ。

時間計るのに撮っただけだが



前回通り抜けたトンネル。
上がハイウェイになっててすごいスピードで車がびゅんびゅん飛ばしているのです。

森だけど

さて、森へ入ったはいいが、どこにブルーベルあるの?というくらい緑の森。雰囲気からすると群生してそうですが、まったく見当たらない。上のほうだろう、と登っていくも、ないし。もうあきらめて帰ろうかと思った矢先、目の端のほうに、うすもやの水色が。。。




あれだ!さらに登るとやはり、ブルーベルが群生していました。
よかったー。

みっけたー水色の絨毯



目で見ると紫なんだけど、写真に撮ると水色になるのよねえ。





















この間ひとっこひとり、いなくて、静かな森の中。
犬の散歩のひとくらいいてもいそうだが、いないし、歩いているひともだれもいない。





まだ陽が射していたので、明るいけど、暗いとこわいかも。
時折、パキパキッと言う音は、多分、鳥が木を渡っている音でしょう。
「ブルーベルの森 殺人事件」を書けるかも、などとへんな想像。

最後、帰りに平坦なところで、ジョギングのおっちゃんがひとり、わたしを追い越して走っていったのが初めてひとを見たのでした。





陽が射してきたので





近所にもあったんですね
ブルーベルの絨毯が









間違い探し?同じような写真であるが





















さて、満喫して、帰ろうかと、さて?どっちに行ったらええの?
途中で花の絨毯目指してやみくもに進んだから、道がもうわかんない。磁石を出して、とにかく進行すべき方向が正しいことだけを確認。
まあ、登ったんだから、下りればいいんですが。
ほどなく、車の音が聞こえてきて、モーターウェイの近くだと方向が確認できます。けっこう登ったから、けっこう下りるはずだと思った途端に、すごい急坂を下る!
地理感けっこう、いけてたな。我ながら感心。
森から出られなくなったら、それこそ「ブルーベルの森、失踪事件」。。。



ここのも野生だからか、こぶり




標識が3方向にある辻に出て、覚えが。ここ、来たわ。ちゃんと覚えてましたね。同じような道なんだけど。




来たときに通った、トンネルを抜けたところの牧地の牛たちはかなり手前に移動してました。のろっとしてるようで行動早いんやなあ。行きしには、牧地を横切ろうとしたとき、一頭の牛がこちらに向かってゆっくり動きだしたので、ちと怖かったのです。




奥がトンネル


ビシャムの森





この森の中です

菜の花


白いのはエルダーフラワーと思う


そう、この農場まで行ったけど
通り抜けでけんかったので
戻された・ロスタイム1





途中のお屋敷の藤棚

右、マーロウ


無事、マーロウに戻りました。
11時半にマーロウのオールセイント教会を出発。



コンプリートアングラーの前

いろいろレガッタやってんですな
メイドンヘッドでも

おお、絵ハガキのようじゃな、
 (左)マーロウ橋(右)オールセイント教会
































同じマーロウ橋のたもとに戻ったのが1時25分。
しっかり2時間歩きましたで。
マーロウの公園では、フェアやってましたが、この写真は次のピクニック関連の記事にて。

Mizuho Kubo , All rights reserved…May, 2015

コメント

  1. ひとりで・・・・行ったの? 道路がないから地図があってもわかりにくいようなとこ? 丸い丘は降り方しだいでは反対側に出ることだって・・・・「地理感けっこう、いけてた」って・・・まあ地理勘じゃないからありか、とは思いながら・・・笑いましたで、やっぱし。ギルドホールからテムズ方面に向かおう、ってのに、自信もって坂あがりはじめたひとだもんねぇ。あのときわたしゃ、戻りのために、目印覚えながらついてったんや。このタイプは自信ありげに決断して歩み出したら危ない、って、経験から・・・いえ、ほかのひとのだけど・・・わかってたから。
    でも目印が立木くらいしかない野原だったら、わたしでも自信ないな。。。陽が照ってたらなんとかなるけど。からだのなかに磁石あるから。それと時計と日差しがあればどうにかなるかも。

    ・・・よく二時間で出て来られたね。読みながらはらはらしてたわ。

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  2. この一週間後にまた、今度は3人で行きました。
    ブルーベル見つかってよかったけど、いっしょに来たひとは、ほんとにあるの?って不安だったでしょうね。
    またもや、迷いそうでした。
    でも今回は往復耕地を横切り、全部で散歩1時間半ほど。
    ブルーベルには行き着いたけど、おそらく違うとこだったと思う。。。。
    ちっと、意地になって、ここを自分の森にしよっとしてっかな?

    返信削除

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