ケンブリッジ オーチャードカフェ グレントチェスターまで歩く
７月２１日（月）
今日はメイドンヘッドに帰る日です。
歩く会でいっしょだったひとが、昔ケンブリッジに住んでいたそうで、今度ケンブリッジに行くんですよーと言うと、カム川沿いに１時間くらいで歩けるいいところがありますよ、と教えてくれました。なんとかチェスターと言ってたんだけど、わからなくなっちゃって。
また例のノムリエさんがケンブリッジに行くと言ったら、オーチャードというカフェがあり、きさくな感じで食べ物もおいしかったよ、と教えてくれました。
それでオーチャードをググって探したら、グレントチェスター Grentchester に行き当たり。
今回の同窓生は大学のワンゲルのときの同期で３人娘だったんだけど、ひとりは歩くのやだ、と来なかったのですが、最終日の月曜日、 二人でグレントチェスターに行くことにしました。
朝、町中で３人で落ち合って、コーヒー休憩などしながら、１１時ごろに分かれて出発。
町なかから南西に川沿いに行けるはずなのですが。昨日 i で地図ももらったもんねー。あまり詳しいものでもないが。町から出るのがちょっとややこしかったかな、川に沿って一本道、でもなかったし。
オーチャードカフェを見つけて外のテーブルに座った途端に、雨が降りだし。どしゃ〜降り。雷まで鳴りだした！あわてて中に駆け込み。
ちょうどランチしてるときでよかった。ラッキィでした。
到着したのが１２時前だったから、きっちり１時間で歩きましたね。
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| リンゴがたわわに |
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| デッキチェアもいい感じ |
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| 机も緑の木なのがいいね |
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オーチャードと言うだけあって、ほんとに果樹園で、リンゴの木がいっぱいあり、実もなっています。
お庭にはテーブルと椅子、デッキチェアもしつらえてあり、いい感じ。
建物の中でも食事ができて、けっこう広くとってあります。
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| 家族連れでもけっこう賑わっています 平日だったのに |
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| 果樹園ねえ |
カフェはサンドイッチだけかと思いきや、パスタや、キッシュもあり、レジで注文してお金を払い、日本の病院で渡されるような順番が来たら鳴るっつう、ブザーみたいな青い箱を渡され、できたらカウンターに取りに行くんです。レジでキッシュを一つまず注文し、別々に払うか、一緒に払うかと言われ、一緒にして、また別のものを追加で頼んで事をややこしくしたみたい。
四角い箱のブザーが鳴ったのでもらいにいくと、「マッシュルームとスティルトン」のキッシュが一個だけ。「サーモンとアスパラのキッシュ」を先に頼んだはずが、通ってない！
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| これが問題の サーモンキッシュ |
キッチンとレジの連携ができてなかったようで、追加したスープをサーモンキッシュと交換したと思われていたようです。でもお金はそれも込みで払ったあるよ。
すったもんだの末、１０分かかるけど、と言われ「サーモンとアスパラのキッシュ」ができるまで待っていました。先にできたキッシュもマッシュルームがごろごろ入っていて、実沢山で、サラダもポテトもついてるし、スープにはパンがしっかりついてるし、すでにけっこうお腹がいっぱいになっているわたしたちでしたが、がんばって食べました。サーモンのも美味しかったー。
ふつ〜こっちのひとはスープとパンだけでランチを済ますことも多いし。本日のスープはブロッコリだったかな、美味しかったです。
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| 途中の公園 子供用プールがあって 水遊びしてました |
腹ごなしに同じ道を（と言っても歩くしかない、わたしたちですが）一時間てくてく歩いて町中へ戻り、宿に預けていた荷物を引き取りバスで駅へ。バスはあったのです！宿からだと、CITI 1 というのが町中通って駅まで行ってます。３番、４番というのも駅行きです。駅まではシングル£2.20 途中で市内で下りた友人は £1.60 でした。どっかの田舎のバスと違い、おつりもくれるそうですよ。
２０分ほどで駅に到着し、早めに着いたので、駅構内のスーパーで買い物。機内食の出ない友人は食糧買い込んでました。
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| 川沿いを歩ける |
わたしは思っていたのより一本早い列車に乗れたのですが、各駅停車だったので、えんえん、１時間以上かかってキングスクロスに到着。パディントンからの列車も遅れていて、乗ろうと思ったのがすんでのところで発車してしまい、ありゃー。でもすぐあとにメイドンヘッドにしか停まらない急行があったのでラッキー。
５時少し前にケンブリッジを発ってメイドンヘッドに着いたのは７時半でした。
まだまだ続くよ〜ケンブリッジ関連。
「このシリーズの目次」 兼その１ 👈
© Mizuho Kubo , All rights reserved…July, 2014
たびたびリスポンスごめん。実はグランチェスターには行ったことがないのですが、そのカフェは超有名らしいです。行ったことがあるひとはみな、すてきなところだったって。写真で見てもすごくすてきですね。そうそう、リンゴの木のしたでお食事ができる、頭の上にリンゴがなってる、って聞きました。
返信削除もともとそのへん一帯は昔はGrand Chester っていう地名だったんだそうです。パントの乗り場のところにある橋が、一番古くからある橋で、橋を渡ってすぐ上り坂になって城跡があるでしょう（高所恐怖症で塔がだめなわたしは、この城跡からケンブリッジを俯瞰しました）。その橋がケム川にかかっていたところから、そのあたりがケンブリッジと呼ばれるようになったんですって。パント乗り場の向かい側がモードリン通りですが、そのひとつ裏手の、これも結構古いらしい通りのあたりはChester Hinton と呼ばれてます。Chester はCastleだから、城の麓の集落だったんでしょうね。 川のこっちがGrand Chester。昔の 古い地図ではそうなってます。
でいまは、グランチェスターは、いわばケンブリッジの「奥座敷」のあたりの地名として残ってるらしいです。そのへんのほうが高級住宅地であるようです。わたしが教わった大先生もそちらにお住まいでした。もう足が弱っていて、歩いて大学に来るのは大変そうでしたけどね。でも当たり前みたいな顔して歩いてましたよ。杖ついて。
つぎはいよいよ「食」編かな。たべもの屋さんは変化が激しいし、もともとはケンブリッジにはそれほどいろいろなレストランはなかったんです。学生さんはみなカレッジに食堂があるから。それに一人暮らし自炊してたし。だからほとんど知りません。
郊外バスが通ってるところに泊まったのね。今は駅まで行くんだ。昔はシティセンターのバスセンターあたりまでしか来なくて、そこと駅の間は小さなバスが折り返し運転してるだけ。インフォに行って、城からさきにちょっと行ったところの借家から駅までバスで行くにはどうすればいいの、と聞いたら、おばちゃんが、わたしを、上からしたまでしげしげしげ、と見て、「歩きなさい」と言い放ったのでした。でも、駅からうちまではゆうに４０分かかるので、朝は２０分あるいてセンターまでいって、そこからバスで駅に行きました（毎日ロンドンに通ってたんです）。帰りは終バスが早く行ってしまうので、ちょっと遅くなったときは、半泣きで歩いて帰りましたけどね・・・