943 ロンドンシティのオープン・デイ2023

Pub The Blackfriar

9月16日にウォークをして、翌日17日の日曜日はシティのツアーに行きました。ずっと前に何度かいろんなコースに参加してて、このコースも2度目とは思いますが、忘れてるし、新鮮。今回も、ロンドン・オープンハウスの日を選んでくださって、いつもは入れないところに見学ができました。

ブラックフライヤーズからスタート。この順番です。
コース


アガサ・クリスティも薬学を勉強したという、Society of Apothecaries
何年か前のオープンハウス時期、このツアーで中は見学しました。今日は閉まってます。
途中雨が降ってきて傘をさしてツア、シェイクスピが長を務めたプレイハウス。その前はヘンリー八世と最初の妻、キャサリン・オブ・アラゴンの離婚調停の場。
シェイクスピアが住んでいた
シェイクスピアが住まいとしていた跡。
向かいのパブ
行ってたんだろうね
向かいに面白いパブも。


ロイヤルの貴重品保管倉庫があった場所。ロンドンでも最も古い建物が並ぶワードローブ・プレイス。






一時期、孤児院になっていたそう。

ジョージアンの作り


<写真・右>ブラックフライヤー「僧院」があった目印。
St Bride Church

<写真・左>
この木のあった場所に僧院の尖塔があったとか。

聖ブライド教会が見えます。






印刷所もあり

近所のベーカリーで働いていた青年が考案した重ねて段にしたウェディングケーキはこの形がモデルになっているとか。

St Bride Institute は聖書を印刷していた。
そしてテンプル。インナーテンプルとテンプル教会をみました。
中世のテンプル騎士団の基地です。エリザベス(一世)もゆかりです。

オープンハウス、今日は自由に入れるのですが、もし多くて人数制限されていると入れないこともあるので、念の為、事前にサイトで予約(というか、予約表明)をしておいてください、ということで入れておきました。
当日は何もチェックされず、荷物検査だけで、入れました。

インナー・テンプルはペガサスが象徴
テンプルチャーチの内部を見学。マグナカルタやアメリカの独立に関する資料が展示されています。


ジョン王の墓碑 Effigy

アメリカ独立宣言

人権宣言

ウィリアム・マーシャル(初代ペンブローク公)という騎士がマグナカルタの立役者。ジョン(失地王)と交渉した人。姿を形作ったジョン王、マーシャルの墓碑もあります。



庭の騎士の像(右)は馬を二人でシェアしていたという。
ミドル・テンプルはラム(子羊)の印
Middle Temple Hall

中に入るとまず、この天井からぶら下がっているランプに注目。エリザベス一世お抱えの海賊フランシス・ドレイクの船にあったものだそうです。貴重!

テューダーの屋根が素晴らしい



奥真ん中にある9メートルの長テーブルが有名で、エリザベス一世が海賊たちと食卓を囲んだ、ミーティングをしたという。一本の木からできています。




後ろには歴代の王様、女王様の肖像画が飾ってあります。


真ん中、チャールズ1世、横にチャールズ2世、ジェイムズ2世、アン女王、など。





他の部屋にも入れて、前回はなかったような気がしたのですが。








この空白が邪魔なんだけど、説明ができない。。。




































廊下にもずらりと。








金のラム


楽しいバス

庭のマルベリ(桑)の木は養蚕に使おうとしたらしいのですが、間違えて絹ができない種類を選んじゃったらしい。



そしてヴィクトリア・エンバンクメント側を歩いて、サボイ(ホテル)の裏手まで来ました。最古のガス灯。今も稼働しているのはこれが最後の一つだそうです。
人間の排泄物をガスに利用・元祖エコ

エジプトから持ち帰ったオベリスク
エジプト政府から送られたというオベリスクとスフィンクスがあります。



パリにも、アメリカにもあるそう。


今日はかなり上まで水が来てます

Joseph Bazalgette
テムズ下水道と浄化に貢献したフランス人、ジョゼフ・バザルジェットの胸像も。
偶然見つけたピカチュー車

ツアーが終わって雨も上がり、わたしはロイヤル・アルバート・ホールに向かいました。
10月にYoshiki のコンサートのチケットがオンラインで支払いまで行くと、ダメで、チケットはあるのに、何回やっても買えなくて、今日ロンドンに出たので Box Office で買いました。どうも、わたしのアカウントが有効になっていないというのですが、なんでやねん。
久々、写真を撮りました。
帰り、ここからピカデリー・サーカスに向かおうと思ったのに、ピカデリー線が動いてなくて、バス移動もホールの前の道がどうも閉鎖?バスが全く来てない感じで、迂回されているのかも、と思い、結局またサウス・ケンジントンの駅まで戻って乗り換え、グリーン・パークから歩きました。
先週土曜日にロイヤル・オペラ・ハウスで待ち合わせした友人がピカデリー線が動いてなくて、結局来れなかったんですよね。週末工事やっているんだ。
向かいの素敵な建物

Royal Albert Hall
Albert Memorial

かわいいイラストの地図














この後ピカデリーの日本スーパーのセールにもいき、イベントいっぱいの週末でした。

コメント

このブログの人気の投稿

花日記 イギリスの四季の花・初夏~夏編

イートン・カレッジ

番外編・イギリスのドア番号と家のサイン