857 ピン川のほとり、セランダイン・ウォーク

3月26日に歩く仲間5人で、ロンドン近郊の花歩きに行ってきました。ピン川という川沿いを歩くのですがこの辺り、春にはLesser Celandine という花が咲き、今が盛りということだったのです。

Lesser Celandine

10時にメトロポリタン線のピナー駅で集合、が初めからまたハプニング。わたしはこの日、路線工事で例によってウォータールーまで直行がなく、ギルフォード経由。どうせ直では行けないから、レディングからパディントンに着いて、隣のメリルボン駅から出るチルターンの列車でハロー・オン・ザ・ヒルまで行き、メトロポリタン線に乗り換えようとも思いましたが、そうすると4回乗り換え。やっぱ一回乗り換えでウォータールーまで行き、地下鉄のジュビリーからメトロポリタンへ乗り換えで、3段階で行けるかな、と踏んでいたのですが。

コースマップ

地下鉄も朝8時まで、メトロポリタンのウェンブリー・パークからオルドゲイトまで止まってたんです。集合は10時だから大丈夫だろうと思ったのが、ロンドンの地下鉄、そう甘くはなかった。まずわたしはギルドフォードからウォータールーへの列車がキャンセルされ、次のを待つ羽目に。ウォータールーから地下鉄ジュビリー線に乗り、古巣のフィンチュリー・ロードだとプラットホームの乗り換えだから、そこまで行ったのですが、降りて向かいのホームを見ると「No Metropolitan line」と出ているではありませんか?あれ?列車、動いてないの?

ラインをチェックしてみるとみなさんもスタックされている様子。キングス・クロスやベイカーストリートでメトロポリタン線がなく、乗り継いでウェンブリー・パークまで行っている様子。そこまで来ればピナーまで動いているよ、とありました。

ホームで待っていると、駅員さんが、メトロポリタンないから、ジュビリーで行けって。でもそこから動いているとか言ってくれればいいのに、それもなかったんです。いつ動くの、って聞いたら、わからない、としか言わないんです。でも、すでにウェンブリー・パークにいた友人はここからは動いていると教えてくれたので、またジュビリーに乗ってウェンブリー・パークまで行きました。

やれやれ、やっと集合して、10時20分ごろ歩き出します。

セランダインという花は黄色くて小さくて、群生します。花びらはてかっていて、バターカップと似ていて、同じ種類ですが、花びらは細いです。

こちらバターカップ

こちらがセランダイン










10時25分、ピナーの記念公園に入ります。

















標識
歩くのに大事な標識。サインは今回あるのか?まず、深緑のでっかいサインが出てきたのですが、確かに Celandine Route とある。これに添っていけばいいのね?























ウェスト・ハウス、というネルソン提督の甥が住んでいたという家が今は改装されてモダンな公園内のカフェになっていました。噴水や池ある素敵な公園です。

前とは違う木の標識
さて、公園を出て、道を探さねば。標識がない。川は見つかった。でもこの辺りに道があるはずですが。。。
行ったり来たり、標識があったのですが、この方向は?近くに家庭菜園(アロットメント)はあるのだけど、ゲートが閉まっているよ。
でもどう考えてもここしか道はない。
ゲートが開いたのです。その向こうに緑の標識が。
10時45分
道があった



ここからは確かに、歩くパス、って感じで、川沿いのいい道が続きます。
名前の通り、黄色い小さなセランダインが咲いてます。






またも違う標識が









女子サッカー




公園内の番号と、ウエブサイト内の地図の番号が違うので、現在位置の確認がいまいちよくわかりません。11時15分、イーストコート・ハウス・ガーデンを出ます。

さて、次の道は?
またもサインがない!一人が見つけたサイン、これもまた違うデザインなのだった。







キング・ジョージ公園ではかわいい女の子たちがサッカーの練習をしていました。
公園を越えて、ちょうどいい日陰があったので、ピクニック。各自持ってきたお弁当でランチ。例によって、犬の散歩のでかい犬がわたしたちのご馳走目がけてやってきました。ピクニックしていると必ずやってくる犬。



乾いた川の中に菖蒲の蕾かな?
アクスブリッジに入りました
自転車マークもある信号

途中、工事で本来の道に行けず、大回りして歩かされたところもありましたが、本日の終点、アクスブリッジまで来れました。午後2時半です。
グランド運河沿いのパブで一息

町の名士?
右・オリンピック名残の金ポスト


















グランド・カナルの運河まで行って、そばのパブで打ち上げとします。お疲れ様でした。グランド・カナルを歩くコースもあり、すでに歩いた二人の話を聞くと面白そうです。
このコースの残りもあと少しの区間ありますが、また、更なる目標目指して。歩くのみですね?

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