669 キャピタル・リングを歩く 第7・8区間

キャピタル・リングの歩き、続いてはまた2区間一緒に歩きました。

 7 To Osterley Lock                              8.0km  

 8 To Greenford                                   8.8km       8月4日 (日)


公園から公園のまたまた緑多き、素敵なコースでした。
平坦だし、16キロと言うもそんなに歩いたとは思えません。




まず前回の終点、リッチモンドから。9時半に集合し、ピクニック用の食べ物を買って10時前に出発。
ほんとは、リッチモンド橋から歩くのですが、テムズ・ウォークでも歩いたし、いいよね。ショートカット。

リッチモンド橋





パブの看板に本日の満潮 5.1m、とあります。
昔の洪水時かなり上まで満ち潮が来たことも。

歩き出して、すぐに問題が!
リッチモンド水門を渡って向こう岸に渡るはずが、門が閉まっています。
テムズ・ウォークの時は確か、フットパスの橋の上に上がり写真を撮ったが。。。

通りがかりの人が、向こう岸に渡るんだったら手前の橋だよ、と教えてくれる。

この水門はしばらく閉鎖されていて、船も通れないのでした。

やむなく、手前のトゥィッケナム橋まで戻り、いきなり、ロスタイム。



10時半、アイルワース。
運河のような支流を行きます。
川沿いに素敵なパブもあり、いい景色。



ここのパブが素敵だったけど、まだ歩き始めだから休憩するにも早すぎ。
時間的に飲むにも早すぎ。

今も使っているのか?
クレーン
 


こじんまりとした公園があってバラが盛りでした。
懐かしのテムズパスもここで合流



 ノーサンバーランド公の散歩道もあり。



昔水車があったようです。


アイルワース Isleworth の可愛いコテージ並び。
















日時計が素敵

10時50分
サイオン・パーク Syon Park に入ります。
Bull 闘牛に注意、だって





サイオンハウスは今も12代目のノーサンバーランド公のお住まいですが一般公開もしています。歴史をたどれば、ヘンリー八世が例の個人的な宗教改革のおり、アビー(僧院)を改装して私邸とし、5番目のお妃、キャサリン・ハワードが幽閉されたり、9日間の女王、と言われた、ジェーン・グレイが次の女王になると告知されたギャラリーも残っているとか。

家庭農場やガーデンも隣接していてここは無料で入れます。
トイレ休憩にもよし!




19世紀のコンサバトリーは1851年のロンドン万博時のクリスタルパレスのモデルにもなったと。
グレート・コンサバトリー(温室)
の丸屋根が見える


昔のバーン(農場家屋)


敷地内を突っ切って、ゲートから道路へ出ます。
Brentford Lock

11時半、ブレント川にかかるブレントフォード水門に到着。
周りにモダンな住宅が立ち並ぶ立派な水門です。




ちょっと見にくいが、鳥の親子がいました。黒くて頭に白いのつけてる、あれ。
名前知らない。


苔の緑が可愛いブレント川に沿ってしばらく歩きます。

いちごの籠をつけたナローボート。
赤い花と白い花がありました。

向こう岸に一羽のヘロン Heron(鷺)発見。
何かを狙っている様子。

うーん、飛び込まない!





Brent ブレントの 
Ford   小川 で Brentford

てんてんてん

<左>カモがてんてんてん、と並んでいるの。わかるかなあ。。。真ん中らへんです。
ブラックベリーもそろそろ?


白鳥が巣作りをしていて、その横にカモと黒い鳥がいた。

River Brent
橋を渡って


ブレントフォードへ。

ほとんど、第7区間終了間際ですが、ここで、川沿いでランチとします。
木陰を見つけ、ピクニック・ランチ・タ〜イム。


手作りのお稲荷さんにソーセージ。
マークスで買ってくださったサラダとスパニッシュオムレツ。わたしは昨日ロンドンに出たときに買った、中華街のパン屋さんのパンとケーキ。

ケーキはこれだよ
アップルとブルーベリー
Osterley Lock

ランチ中、サイクリストが連れてた放して散歩中の犬がわたしたちのお弁当めがけ突進するというアクシデントもありました。飼い主、自転車をホールドしているから、犬にいけないの。しかも、川で遊んだ後でびしょぬれで、一旦離れて、また戻って来て、食い物目当て。飼い主が首輪を掴んで戻したんだけど、水がかかるし、台無しでした!やっとリードにはめてくれたけど、はじめっからせいよ。




ということで気を取り直して、12時半、オステリー水門。
ここでまず本日のひと区間目、<7区間>前半終了。
さらに、次の<8区間>に進みます。





















またもヘロンを発見。
日本語だと鷺(サギ)でしょうか。向こう岸の巣らしいところに佇んでおられました。

今度は白鳥の親子。
大家族で移動中。大きさは親鳥と変わらないけど、まだ色が茶色い、というか、グレイ。



子供が先頭に立って、並んでやって来る。
餌をくれると思ったのか?ごめんね、食べちゃったのよ。

13時25分。
ハンウェル・ボトム水門
Hanwell Bottom Lock

毒の実もあったよ。
鉄橋はブルネルさんの建築物
GWR - Great Western Railway が通る、19世紀の建築家、ブルネル Isambard Kingdom Brunel 作の鉄橋をくぐります。
この辺まで来るとイーリングも近いです。




















13時45分。鉄橋の下を通って、なおも歩きます。




ブレント・ロッジ・パークに入ると、小さな野の花たちが帯状に植わっているのを発見。
色合いも可愛くて。


Mixed Meadow 



ゴルフ場も通過

Brent Valley Golf Course





ひまわり畑も。
ひまわりだけじゃなく、小さな野の花も一緒に咲いている。

ゴッホの絵のようじゃ。








グリーンフォードの町中に入り、住宅街。
素敵なお屋敷が多かったです。












午後3時半、無事、終点のグリーンフォード駅に到着。
駅の向こう側にあるホテル内のパブでお疲れ様!
今日はそんなに照ってはいなかったのに、汗はいっぱい出ました。
冷たいビールがうまい。
川や運河、緑の公園と花の多い、とっても素敵でいいコースでした。

<目次>『626 キャピタル・リングを歩く 第一区間




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