939 地球温暖化なのにイギリスだけ寒い夏の謎

立葵・ホリホック

6月に30℃を超える暑さが続いたイギリス各地ですが、2週間ほどでまた涼しくなり、7月に入ってからはずっと過ごしやすい、というか、むしろ涼しい気候。

40℃を超える、という酷暑がヨーロッパ各地でも日本でも続いているのですが、イギリスは一向に暑くなりそうになく、もう夏は終わったのか、という感じです。

エル・ニーニョや台風、気候の影響で、太平洋側は大変、と日本の気候学者が言ってましたが、イギリスは何故か、それに及ばず、ヨーロッパ大陸と比べても違うようです。

元々、日本の北海道の緯度にあるイギリスは、気温が低いはずなんですが、メキシコ暖流の影響を受けて、そこまで寒くなく、夏は20℃前後で、湿気も少ないので過ごしやすいのです。25℃を超えるとイギリス人は暑い暑いと文句言いますが、1年に2週間、暑い日が続けば良い方で、もちろん、家にはクーラーもありません。会社にもないです。暑くなると、窓やドア全開で扇風機をガンガン回して凌ぎます。それで十分なんです。

リビング側
寝室がわ
7月26日の朝12℃で、窓には露結ができてました。早朝は一桁の時もあります。7月終わりやで。

年々暑くなる地球。

今年は日本やスペイン・ギリシャなど、ヨーロッパ諸国も暑さを更新、でもイギリスは寒いまま。なんでやろ?と思っていました。








イギリスの日本語の週刊情報誌を見たら、今年の低い気温の夏の理由を発見しました。そうなんや。

ブロック現象、というそうです。初めて聞いたわ。





雨の日は日本のワークマンで買ったレイン・ウィンドブレーカーで出勤しました。歩く用に買ったんだけど、歩きの日がいい天気で、この長袖を着るほどでもなかったので使わなかったのですが、この頃はこれで十分。撥水加工してあるし、フードも付いているから、こちらの小雨(Drizzle)にもぴったしです。

ポケットがいっぱいあっていいのですが、全てのポケットの入り口はマジックテープで閉開するっていうのがちょっとうざいのよねえ。

この涼しさでは、日本の夏のようにかき氷食べたい、とか思わないけど、夏の食べ物はちょっと懐かしいわねえ。



鰻丼とうな巻き

土用の丑の日には日本食を売っているロンドンのスーパーで冷凍ウナギを買って食べました。夏の風物詩、がこの気候では身近に感じられませんが、もし暑いと慣れていないから溶けちゃうだろうなあ。汗腺ももう閉まっているので開かないし。

そこそこいいお天気の土曜日、ロンドンに出ました。20℃切ったくらいの天気だったので涼しくて、わたしは半袖の上に軽いジャケットを持って出たのですが、東南アジア系の女性が、あったかそうな毛皮、とまでは行かないが、上着で歩いていたので、びっくり。

かと思うと、肌寒い日にタンクトップで歩いている人もいて、陽がてると肌を出すのがこちらの流儀のようです。そこまで暑くないよ、と言いたいです。

ウナギが食べたい、トンカツも食べたい、で悩みに悩み、ウナギを食べた翌日、トンカツに。鰻は通常ひとパック買うと3回くらい行けるのですが、今回は、ウナ巻きも作り、形崩れちゃったけど、満足。

アイスクリーム





鰻丼のご飯も、豆ご飯作った時のを冷凍してたのでそれを使ったのです。やっぱり、白ごはんがいいかねえ。丼には。




日本のマンゴー好きの妹に沖縄産のお徳用、というマンゴーを送ってやりました。?ん千円はたいて。2キロで5つ入ってたって。宮崎マンゴーを食べ慣れている彼女には、少し、小さかったかな。

これでも十分っす


わたしはこっちの青果店で買った、一つ70ペンス(約100円)のマンゴー。








コメント

このブログの人気の投稿

花日記 イギリスの四季の花・初夏~夏編

イートン・カレッジ

番外編・イギリスのドア番号と家のサイン