ウィーン国立オペラ座のライブ中継

カーテンコール

ニューヨークのメトロポリタンオペラの映画館でのライブ中継
(記事はこちら➡「ニューヨークのメトロポリタンオペラのライブ」)










ロイヤルオペラハウスROH のこれまた映画館のライブ中継
(記事はこちら➡「ロイヤルオペラハウスのシネマ・ライブ・ジゼル」)に続き、今度はウィーンオペラ座のライブです。これは映画館で見るのではなく、オペラ座のウエブサイトから見るという、試み。携帯でも見れるようですが、わたしはラップトップで見ました。



ラップトップで観劇
何年か前にチケットを買ってウィーンに行ったのですが(これは記事にしてないの)それからお知らせメールで時々来るのです。英語に設定してあるはずなのに、来るのはいっつもドイツ語なんで、ほとんど見てなかったのですが、今度はおや?知った顔が。そう、ご贔屓のイタリア人テノール、マッシモ(ジョルダーノ)くんです。
去年3月には ROH でトスカのマリオ役だったので、4回見に行ったのは前に記事にしましたが、(前の記事➡「ロイヤルオペラハウス・マッシモ月間」)
このかたドイツやウィーン、パリ出演が多いのです。







熱唱中


歌姫、ゲオルギューと。





ウィーンには行ってるなあ、と思ってたんですが、今出てる「アドリアナ・ルクルベール」を、ライブ中継する?
はじめは無料でウエブから見れるのかと勘違いしましたが、そんな甘くはない。14ユーロでチケット買うんですよ。これが昔のになると、5ユーロに安くなるんだけど、でも安いよねー。一度始まると3分の1になる、とあるので、途中から買ったら5ユーロなのかと思いましたが結局14ユーロで購入。
その前にメンバー登録(無料)が必要。
ウィーンで上演と同時中継なので、当然イギリス時間は1時間早くなるのです。
マッシモのサイトにも7時(ウィーン時間)から、と書いてあったし、前日までは7時になっていたのに。

インタビュー

幕間のインタビュー
















当日(2月22日)は ROH の「バレエ眠りの森の美女」のマチネを見に行っていたので、終わってから速攻帰らないといけなく。5時12分の電車に乗ったけど、家に着いたのは6時少しすぎてました。
登録は2日前に確認してるし、さて、購入できっかなあとやってみます。すぎてるから安いのかと思いきや、ロンドン時間では6時30分からになっている。あれま。
まあいいか、マッシモくん見れるんだしーってんで、購入しました。でもやっぱり始まってたわよん。

これもまた違ったライブの感じでよかった。家で料理つくりながらとか、ワイン片手に、とか見れる。テレビ見てる感じ?でも一回きりだから集中して見ないといけないんだけど。
幕間に歌手へのインタビューもあり、マッシモくんとアンジェラ女王は英語で話していて、字幕がドイツ語で、出てました。皇女役のメゾソプラノ嬢はドイツ語で話してて、英語の字幕が出てます。他はよけいな説明は一切なしで、上演中は字幕も出ないからアンチョコが必要なんだけど、これはこれでいいかも。

幕間ごとに全員出て来る

で、ウィーンの習慣なのか、幕降りるたびにカーテンのすそから皆出て来て顔見せ。2回インターバル(幕間)があったんですが、2回ともやりました。

このオペラは話自体はたいしたことないんだけど、衣装が素敵だったし、マッシモ扮するアドリアナの恋人役、モウリッツィオの有名な2つのアリア。皆さん、拍手してたわー。ROH のトスカにはなかった拍手だわよー。しつこい?

相手役はソプラノの女王、アンジェラ・ゲオルギュー。このひとと相性がいいのか、よく共演してるようです。ROH で同じくこの出し物をアンジェラでやったときの相手役はドイツ人テノール、ジョナス・カフマンでした。

幕間のインタビュー













やはりお綺麗よね






彼よりうまかった気がするのは単に身びいきのため?
女王様も美しくおいででしたね。インタビューで、役になりきり、好きなひとのことを思いながら演じるとかなんとか言ってましたが、ひっついたり離れたりのロベルト(アラーニャ)くんが、ポーランド人ソプラノと子供つくっちゃった悲哀を言いたいのかなあ、と下衆の勘繰り。




ばしばし撮るわ撮るわ

 最後3幕目



















最後のカーテンコール

いっちゃん上、マッシモくん


とっても満足の14ユーロでしたよ。

そう、今日、3月6日はわたしの誕生日なので、彼関連の記事にしました。

© Mizuho Kubo , All rights reserved…March, 2014

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