80 ケンジントンパレスのお庭

これも7月の夏!!なのよん。
日本からともだちがくるとわたしもロンドン観光気分です。案内する、というよりは迷わせてる感じではありますが、許してね。何年ロンドンに住んでんねや、と言われるくらい、方向音痴。もともとだから。

今まで知らなかった!という場所やものを教えてもらったりします。

日本て何でも進んでるからね。情報もすごいし。



そうそう、道迷う、の話ね。

大英博物館を案内したとき、2つもやってしまいました。まず、ひとりならホルボーンからでも歩くけど、あまり歩きたがらなそうだったので、地下鉄で*最寄*のラッセル・スクエアから行こうと思いました。ホテルがセントラル沿線だったので、ホルボーンでセントラル線からピカデリー線に乗り換えて、ひと駅だが、と思っていたの。駅の中で、セントラル線からピカデリー線に移動するのに、エスカレータに乗って、また乗って、上がってあがって、どんどん上に。あれあれ、ついに地上にでちゃったよぉ。出てまう。ここで降りたらあかんねん。乗換口はどこやったんや??またエスカレータで下に降りて降りて(ロンドンの地下鉄は深いところが多くて、エスカレータも長い!)ピカデリー線でひと駅(歩いた方が早かったかも)。ラッセル・スクエアで降りて、大英博物館は徒歩5分ほど。。。のはずだったのだが、まあっすぐにどんどん進み、どっかで右に入るはず、と思いながらどんどん進み。ついにストランド近くまで行っちゃったあ。友人二人はもちろん知らないので、わたしがパニクっているのもわからない。ごめんねえ、間違えたわ。と謝るも「いやあ、こんなにややこしいなんて、ついてきてもらってよかったわ」ごめん。ややこしくしたのはこのわたくし。いなかったほうがカンタンに行けたのかも。すんません。重ね重ね。

ラッセル・スクエアから大英博物館に行くのに、大回りをしてしまったのですね。どうもいけません。だいたい、何回も行っているところでも、ちょっと違う行き方をしたりすると、もう、だめです。われながら恥ずかしいわぁ。。。

あ、ケンジントンパレスでしたね。これも久々に行ったのですが、お庭があるなんて知りませなんだ。すてきなヴィクトリアン・ガーデン(サンケン・ガーデンと言って、真ん中が少し低くなっているのです)19世紀のオリジナルをできるだけ再現してるみたい。




写真参照。写真はクリックで大きくなります


中にははいれませんが、外側がぐるっと散歩道になって中を見ながら歩けるようになっています。真ん中に噴水があり、夏らしい。池には蓮のような浮き草が。ぷかぷか浮いているのです。花の色合いも季節で変えるらしく、春の色合いと夏の色合いが違えてあるそう。でも冬場は閉まってるみたい。

向かいはオランジュリでここはレストランになっています。夏はテラスが出てて素敵よ。この前も広い並木の素敵な公園になっております。


お二人が宮殿内部の見学をなさっている間にお庭をしっかり撮影しておきました。



ピンクの風船が


りすも慣れてる。人間に?りすにえさやってるおじちゃんがいたりして。


気に入ったので、翌月8月にも別の友人を案内いたしました(そう、南仏アルルのゴッホの彼女)。今度は間違わんぞ。しめしめ。予習は強い。夏のお任せ、穴場観光スポットのひとつに入れておこう。



2009年12月16日
© Mizuho Kubo , All rights reserved…..…..December, 2009

コメント

  1. 写真は夏なんですが、ただいま氷点下。日中最高気温ひとケタ3℃。夜はマイナス。昼間吹雪でした。あっと言う間に雪が積もり、帰れなかったらどーしょーなんて思ってたけど、なんとか。溶けて大丈夫。また雪の予報。。。いいんだか悪いんだか。ちべたいよぉ。

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  2. 確かにイギリスの冬は低温が続くのよね。陽射しはあっても明るい時間が短いし。読者の皆様のために申し上げますと、冬のイギリスの平均気温は、ヨークシャーあたりまで行かない限り冬の東北地方よりは高いです。さらに、確かに氷点下にはなりますが、絶対に一桁です。零下14度とかいう経験のあるわたくしからすると、そもそも公園に霜柱が立つくらいだから、気温は低くはない。
    が。ここで、が。がつく。湿度が高いのよね。だいたいイギリスの樹木にはある程度以上の太さくらいまで育った段階でほぼびっしりコケがつく。でこのコケが夏は灰色なんだが冬は真緑。それほど湿度が高い。ということはですね、体感温度は低いんです。冷たい水の中に入ってるのと同じ様なことで、からだのまわりに乾いた空気の層があれば、それがそこそこ断熱効果を発揮してくれるんだが、湿った空気は熱伝導率が高い。いいかえれば体温でしょっちゅう身体の周りの水をあっためてるじょうたい。ひえんで~。
    湿度が高いから零度そこそこで雪が降る。湿った雪。まあたまには結構さらさらの雪もあるが。湿った雪は積もる。嵩だかいから。みずほさんはたしか何回か、雪のロンドンで遭難しかかっていますよね。うちに帰ったときにはもうコートも何もびちょびちょという。
    メイドンヘッドは川が近いから湿気も高いでしょう。寒いでしょうな。
    空っ風が吹かない限り相当あったかい関東にいるとあの骨に絡みついてくるような湿気はいかんな~と思う。本来からからに乾く関東も、ことしは12月に入ってもしょっちゅう雨が降るので、それほどからからではないのですが。ベランダのベビーリーフとルッコラはまだ育ってるよ。ゆっくりだけど。気温が低くて雨が2,3日おきに降るから水やりさぼっても大丈夫。陽射しがあると結構暖かい。午後ならまだベランダにコーヒー持って出て一杯飲むくらいの時間は持つ。ただ鉄製のガーデンチェアセットはやはりおしりから冷えてきます。イギリスだとガーデンチェア用のビニールの座布団、つーかシートクッションはごく普通に売っているのだけれども、日本にはないみたいなんよね。一々クッション抱えて出るのも面倒くさいし、かといって室内用のもの置いて濡れたら厄介だし、ちょっと困ってます。
    昨日今日とちょっと暮れの渋谷に出まして。なんかお買い物してるのは独身貴族だけみたいな感じです。いつもの年はもうちょっとおばちゃんが多いような気がするんだけど。地下鉄の中もクリスマスムードの紙袋下げてる人は少ないです。なんか不況なんだなとしみじみ感じる。でも東急ハンズでかわいいファーザークリスマスの陶製のロウソク立てみつけました。110円だって。うっそ~。いまどき? 連れて帰ってきました。以前にヨークシャーのほうでみつけた、完全蜜蝋製の赤いロウソク立てたら・・・ほら。うちもクリスマス。
    今年はお友達と過ごすのかな。あれだけ暗くて寒いと、たしかに、一人のクリスマスというのは、なんか、辛いよね。年が明けると少しずつ日が長くなってくるのだけれども、冬至の頃は明るい時間が5時間くらいしかないから。
    朝ご飯と夕ご飯は暗くて、お昼ご飯は夕方くらいの明るさで、12月はいつも、なんだかずっと、お昼ご飯食べてない、何食べても晩ご飯の明るさだ・・・と思っていました。
    あ。ごめん。ケンジントン・パレス。あのテラスで、わたしも、お茶飲みましたね。ガーデンに行かなかったのは脚を痛めていたからか、知らなかったからか。夏は良いです。7月なら最高じゃないかな。なつかしい。

    けど・・・ラッセル・スクェアの駅からBMまで、どうやって道に迷ったの? だいたいBMの前の道まっすぐ下がっていったらそこはトットナム・コート・ロード、Mimiの昔の勤め先でしょうが? あのへんに住んでたからじゃなくって、そもそもロンドンに住んでなかったころから、あの辺で道に迷ったことはないんだけど・・・・
    読者のみなさまに告げ口。ラッセル・スクェアの駅に出口は一箇所しかありません。そこから吐き出される大勢のひとびとの三分の一は大英博物館に行くはず・・・駅出て左に曲がったらもうラッセル・スクェアの公園でしょう。目の前にロンドン大学本部がどど~~~~んと立ってるでしょう。あれを大英博物館と間違って、そばに行ってから違いに気付いて、道を挟んだ反対側の裏口から大英博物館に入る人はいるのよ。だけど・・・

    からかうのはこのくらいにして。今度は、お客様を、大英博物館とトットナムの交差点の間の、博物館を背中にして右手、Bedford Squareもご案内してください。もともとベッドフォード公爵家の領地だったところを整理して、公爵家がやや高級目のアパートメント=貸し家群をたてたところで、外装が揃っているのでわかります。黒っぽい切石に白い装飾石がアクセントになってる・・・わたしゃ、そんなもんかねとおもったけれども、ミシュランでは褒めてましたよ。たしかに、シャーロック・ホームズ博物館界隈なんかよりもホームズっぽいかも。

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