ロイヤルオペラハウス 先行の先行予約売り出し

お知らせメール
わたしはロイヤル・オペラ・ハウス ROH の一番下っ端フレンズ会員なのですが、この3月が次回夏の売り出しの先行予約でした。先行予約と言ってもフレンズ会員には5段階ほどあり、一番トップの会員はもう2月の末に先行予約済んでるんです。下っ端通常会員は3月12日がバレエ、翌13日がオペラの売り出しの予定でした。

3月1日に ROH からメールが来て「セレクトした方々から貴殿はたくさんチケットを買っていただいているので、先行予約に先駆け、4日のオンライン優先予約を利用できます」

3月4日月曜日の朝10時から1日限りの先行予約ができるというんです。バレエもオペラも同じ日に取れる。枚数制限もなにも入ってないんだけど、とりあえず同じ下っ端会員仲間の A にもメール来てない?って聞くと気づいてなかったって。金曜日に来てたよ、って言うとようやく見つけたみたいで、彼女も利用できるとわかりました。


ROH の狙いはこの先行予約に味をしめ、優先気分を味あわれたあかつきには、下っ端から次のレベルへアップグレードなさいませ、ってことなんですが、この一番下の年会費は今年3月現在一年間85ポンド。次はジョイントフレンズだけど、夫婦とか二人同じ住所じゃないとだめだから、その上、っつうと、サポーティング・フレンズ。これはね〜年会費335ポンドなんざんすよ。月30ポンド弱と思えば安いと思われるかたもいらっしゃるんでしょうけど、それにどれだけの利点があるかっつうと。はてな?
いろんなイベント、歌手や指揮者たちと会うお食事会などにも招待してくれるっつうけど、だいたい平日だし、無料じゃないでしょう。寄付やら、お金がかかるに間違いない。


ローワー・スリップからだとこんな感じ
かなり拡大して、グリゴロくん
先行してよい席のチケットが取れるっても、いつぞや、そのサポーティング・メンバーの方と隣の席になりましたことがございました。先行予約でも結局同じ席、ということで、その方は「え?(下っ端フレンズの売り出しのときでも)まだこの席あったんですね?」ってあまり好い気はなさっていなかったかのようでした。次回のだれそれ(超有名歌手)の分はいい席がなかったので、アッパー・スリップだ、とおっしゃってましたが、わたしもその席です。ごめんねー。そ、わたくし、席とり、うまいのです。笑

ストールズ・サークル
A の席から Right

わたしたちにとって「よい」席とは、オーケストラ(ストール)の一段上にある、ストールズ・サークル Stalls Circle 。舞台に近い、横手の席なのです。一列目の A は端でもけっこうするけど、2列 目B、3列目 C なら、悪くないし、20ポンド前後で手に入ります。
ここがだめなら、上(アップ)にいかなきゃだめで、2段飛び越してローワー・スリップLower Slips まで上がってしまうんですのよ。アンフィの横手になります。アンフィは(標高差が)高くて高所恐怖症のわたしには無理。上がっていくときはいいんだろうけど、降りれないと思うの。物理的に。
こちら、ストールズ・サークル
2列目 B の席からです Left

なので、歌手の表情まで見え、退屈の折はオーケストラ楽団を覗けるっつう、通の席。このストールズ・サークルの30ポンド以下の席を取るのは至難の業なんでございますのよ。
けっこう、金魚すくい?みたいに、とるのがスリルとサスペンス。目当ての席を取れたときにはすっごい達成感。反対に取れなかったときはすっごいショック。
あほなことで浮き沈みしてるとお思いでしょうが。苦労したあとは楽しみが増すんですよ。まだまだ戦い?は続きます。

© Mizuho Kubo , All rights reserved  March, 2013

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