荷物から始まるインドへの道

デリー空港で飲んだインドビール
これ、おいしかった
無事ネパール・インドより帰還しました。
連載開始〜

旅行屋という仕事柄、わかってるはずのことでも紺屋の白袴でわかんないこともよくある。
今回、ロンドンから、デリーの往復 V 社に乗継ぎで別にチケット買って J 社の飛行機だったんです。J 社へはそのまま乗継ぎだし、ひとつの通しチケットなら飛行機に預ける荷物もスルーでしてくれるはずで、ロンドンで預けたら最終目的地のカトマンズまで行くのですが、今回はデリー⇆カトマンズの往復は別に発券してるので基本、最初の航空会社の判断と責任なんです。
一緒に行く、これまた旅行会社勤務のもと同僚に聞いてもらったら、V社は保証はしない、と。いくらエージェント用のチケットだからって冷たいわよねー。おまけに相方は「荷物はなくなるもの」と決めつけ、機内持ち込みだけにしようと言います。彼女は日本への里帰りでも持ち込みだけですむくらい、荷物の少ないひとなんです。えらい。

今回 ロンドン⇆デリーの往復 V 社 デリーからカトマンズ J 社、カトマンズからデリー戻りは A 社 と3つの航空会社を利用するのです。
機内持ち込みの重さの制限は
V 社 10キロ
J 社    7キロ!  (しかしV 社も最近、6キロから増やしたみたい)
A 社     8キロ

機内持込み用
キャリーケース
大きさも決まってんですが、まあ、今回は里帰りじゃないし、夏だし、機内持ち込みのできる範囲の「がらがら」キャリーケースに入れていこうと思い。。。いつもほこれ2−5日間くらいのヨーロッパへの旅行で愛用しております。

チェックインのときに、通しでやってくれないなら、どなるわよ、と言ったものの、よく考えたらカトマンズに着いてから荷物が出て来ないとかになるとせっかくの旅行が台無しだし、荷物を待ってる間も無駄だし、よけいなストレスやエネルギーがいるよね。
1年ほど前に日本からパリ経由スロベニア(だっけ?)に行ったあとでロンドンに来た友人が行きも途中も荷物がなくなり、1週間後にやっとホテルに届けてもらえたらしく、大変な思いをした、と言っていました。
わたしも荷物のミッシングは何回かあるけど、幸か不幸か日本へ到着したとき、とかイギリスに帰ってきたときだったので、あまり影響はなかったですが、旅行の途中だとやっぱ不便このうえないよね。

で、決心。持ち込みにすべく、全部キャリーに入れて計る。

ラップトップ入れずに体重計で計ると7キロちょっとだった。MAC AIR は1キロちょっとなので。おほほ。
V 社 10キロ は軽くクリアなんだけど、J 社 7キロってのがなー。ちょっとオーバー。おまけにひとつにまとめなあかんしねえ。財布やパスポートや書類類はやはり別に手に持ちたいよねー。コンピュータは別扱いと思いきや、持込荷物の規定にはひとつにまとめる、とある。
カトマンズへ行くときのジェットエアの機内食
なかなかでしたよ。チキンカレー

入るこた、入るんだがなー。着替えとサンダルくらい?あとラップトップや万能ソケット、携帯やカメラのチャージャーとかがちとかさばるが。

着替えひとつ出し、ふたつ出し。。。サンダルもひとつにして、スリッパ代わりにしようと思ってたもひとつのサンダルはやめよう。きっと5星ホテルだからどっかにスリッパ備え付けあるわよねー。と。

前回の「準備編」に入れました殺虫スプレーも出します。こんなん、機内に持ち込まれへんからねえ。空港で買うか、現地で買うか、やけど。まーなくてもええやろ。しゃーない。次回。

相方は軽装なので、もしオーバーと言われた場合、余裕で入れてもらうことにしました。

結果、ロンドンでチェックインした時は、上のキャリーが8キロくらいだった。デリーの空港では、国際トランジットのゲートで待合室のように椅子がおいてあり、そこで指示を待つ。他に待っているひとはそう多くないけど、カウンターの係員に聞くとそこで待て、とのこと。インド英語わからーん。まずこれインド体験関門。
しばらく待っていると係員がやってきて、通しの荷物はあるかと聞くのでない、と返事する。持ち込みのみ。パスポートを見せて行ったり来たり。10分くらい待ったかなー。同じ飛行機でロンドンから来た女性は通しの荷物があるらしく、まだ待たされています。マニュアルで指示するんかねー。荷物どこや、ここへ積むのよーって?
やっとカウンターに行けとの指示で、またパスポートを出し荷物札と搭乗券を渡される。この「荷物札」インド、ネパールでは重要なんですねー。のちほど説明。
ゲートを入り、すぐ手荷物検査。男女分かれていて、女性は箱のようなところで女性係員にボディチェック。結局、ジェットエアは7キロまでだったのに重さのチェックは何もなくあっさりクリア。ラッキィ。

スタンプ済み荷物の札
カトマンズからポカラへ行く際の国内線は検査厳しく、何回も検査する。
手荷物には検査済みのスタンプを札に押されて、ゲートのところでそれを見せます。人間も男性、女性に分かれボディチェックされてからでないと機内に入れません。
カトマンズ国内線
搭乗ゲート
ドアの上に「 LADIES 女性」とあるでしょう。はじめ、トイレかと思ったわ。この左側が男性用になっています。でも結局、搭乗開始したら、この入口から男女いっしょになって入って行きました。

目次として入れておきます。インドへの道・準備編


© Mizuho Kubo , All rights reserved...,June, 2013

コメント

  1. ついに始まりましたアジア旅行編。そっか。伝統アジアって男女が分かれるんか。って、いまではイスラム勢力が強いところだけ? でもエジプトは違ったよね。西欧系イスラムと東亜系イスラムがあるってことか? などと。連載楽しみにしてます。mimiには機内持ち込みのみは辛かったろうね・・・・

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  2. そうなの。今日はどこへも行かず、ワイン飲みながら忘れないうちに、思い出して、ひたすらブログ執筆。
    ボディチェックするのに、男性は男性のスタッフに、女性は女性がするんですよ。体さわるから、男女に分けてるんでしょうね。
    けっこう厳しいというか、ええ加減というか。さわって終わりーだからねー。意味あるんか?って。
    かなり触られてしまいました???

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