133 メイドンヘッドでもチャリティ

やっと両目が開きましたわ。
家のインターネットのいろいろネタはまた詳しく綴るとして、地震関連まだ続くし。

ほんとは日曜日にアップしようとがんばってみたんですが、インターネット接続に裏切られ。。。ま、それはあと。やあっと家でがんがん記事できます。たまってるのもアップしたいし。ああ、大忙し。

ショッピングセンターの中です


みなで金集め


救援物資
  土曜日に町のショッピングセンターを通り抜けようと歩いておりますと、子供の着物姿が見えました。あれえ?こんなところに?で、大人の着物のひともいる。目立つね。やっぱり着物は。着物というからには日本人?よくよく見てみるとどうも、チャリティのお金集めのようです。地震復興の義援募金??と遠目から見ているとどうもそうらしい。写真を撮ろうと、あまり近くに行ってまん前からじゃあ、あまりに失礼だし。とそろそろ近づきながら見ていると知り合い発見。彼女はコミュニティの手伝いに呼ばれて来たのでした。やっぱり地震の義援募金集めだそうです。キャンディを配りながら寄付をつのっています。
わたしもたいしたお助けはできないけど、ちょこっとだけ。バケツに入れたらカンコンと音が鳴るのはコインだからよ。

そういえば、その前日の金曜日にも会社のセキュリティのイギリス人男性がバケツ持って訪問「地震救済寄付」やて。バケツじゃらじゃら流しながら来て、見ると20ポンドの札束や、ユーロの札束も入ってました。おつりほしい?やて。それじゃあ、寄付にならんやろ。でも小銭しかないし。カンコン。
メイドンヘッドには日系企業もあるし、日本人も住んでるはずなんですね。多くはロンドン方面、西部だけど。
うちのお得意さん、最大手日系電気メーカーさんも3億(円)ほど寄付したそうです。自分ところの宮城や福島の工場とかもダメージを受けてるらしいのにね。個人で2億円とか寄付するひともいたらしいね。日本セレブ。すご~い。
この週はメールあまり見られなかったにもかかわらず、チャリティ・メールがいっぱい入ってました。チェーン・メールちゃうよ。ロンドンの「歩く会」に入ってますが、メンバーのひとりが救援コンサートをやるって。葉加瀬太郎氏のバイオリンコンサートを2月に聴きに行きましたが(余談、写真もいっしょに撮っていただきました)、彼も三越前で地震直後にコンサートをしたらしい(あ、彼は現在奥方の高田万由子さんとお子さんといっしょにロンドンの南部バーンズ←在住。閑静な住宅地です。←ウォークでも紹介しましたが)。
土曜日の救援コンサートは急だったし東の方だったので、行けなかったですが、みながんばるねえ。ブルーバッジ・ガイド協会もチャリティー・ウォークをするとか。日本赤十字に寄付するそうですよ。
これも、こういうお知らせメールをまわすとチェーンになるんかいなあ?
ま、議論はまたの機会で。
寄付金ってちゃんと行くところに行くの?とギモンがよぎるが。みな、何かをしたいという気持ちはいっしょなのでしょう。復興にはとてつもないお金が必要ですものね。たいした助けはできないけど、お金、なんだよね。要は。ひとり1円でも、1億人が出せば1億円になる!とは思うのですけどね。

あまり感情をいれずに淡々と記事に綴ってみた(つもり)です。
昨日は電車待ってたら若い男の子に「コンニチワ」と声かけられ、日本人か?ここに住んでるの?と興味深々、みたいでした。きっと地震のこと聞きたかったんやろなあ、と思ったけど。

まだまだ寄付金つのりは続くようです。

© Mizuho Kubo , All rights reserved..March, 2011

コメント

  1. 救援はどうにか届く体勢ができつつあります。高速道路が東京から青森まで開通、一般車両も許可証なしで通れるようになりました。救援物資だけでなく、通常の物流も戻ると思います。避難者でなくてももの不足に多くの人が限界に来かかっていました。
    チャリティーのお金は、ちゃんとしたルートならちゃんと届くと思います。海外からのものは大丈夫でしょう。どう使われたかは当面チェイスのしようはありませんが。とてつもないお金がいります。koura

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  2. 救援は今必要ですが、できる限り産業が回復するのを手伝っていただきたいと思います。東北で暮らした経験が長いので、東北人は地味だけれども誇り高いひとびとだということを、良く知っています。今は救援が必要だから頂きますが、できる限り早く、自分たちで働いて、自分たちの復興をしたいと思っていることも確かです。漁業や海産加工業をはじめ、一部では少しずつ産業も復活しています。しかし養殖漁業は壊滅状態です。海産品でなくても、これから先ずっと、東北の生産品を暖かく見守って、できるようになったら、それを買ってください。働いて得たお金を使って、復興する。誇り高い働き者の東北人には、それが一番の力の源になるはずです。

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  3. 日本では報じられていますが、関東方面の細かいことはわからないかもしれませんので。地震の被災と、原子力発電所による災難とは、長い目では別物と考えたほうが良いかもしれません。福島と北関東の酪農業と農業は、長期的なダメージを受けるかもしれません。いわき市や南相馬市および周辺市町村からは、住民が、集団でも個別でも、どんどん遠方に避難しています。茨城千葉の火力発電所のダメージがおおきく、首都圏の電力不足は2年は回復できないという見通しが出ています。
     これらは「大規模災害」そのものではなく、派生的災害ですが、この影響がどこまで拡大するかは、ちょっとわかりません。「原子力難民」とか「原子力被災者」というような、新しい型の被害者が出てきています。放射能を避けて避難するひとが気の毒だというだけでは済まないことにもなりそうです。なんとなく気色悪い、という気持ちもわからなくはありませんが、福島と北関東の農牧業は死滅しかねません。市場に出ているこの方面の農牧業産品については、どうぞ、風評を広める側に回らないでくださるよう、お願いします。koura

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  4. こちらのニュースでは、日本がこの地震から立ち直るには5年かかるだろう、と報道されてます。放射能の影響については、モデルケースのように世界が注目してるって感じです。イギリスはいまはリビア危機のニュースばっかし。アフリカ・中近東の方が近いからねえ。

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