2021年 ウォキンガム・ブルーベルの森・成長日記

ジョエル公園5月4日

ウォキンガムには公園や自然公園がたくさんありますが、ロックダウンの影響で、毎日散歩するようになり、かなり近所の様子がわかるようになりました。去年の5月以降に散歩しだして、春が終わり、夏に向かう時期でしたので、夏の後は秋・冬。栗拾いに行ったくらいで、そのあとは森は雨が降るとすぐに泥になるし、冬の間は森を避けて住宅地を歩くようにしていました。



<ジョエル公園>

南の入口

1年たち、そろそろ春の気配かなあ。3月終わりにしばらくぶりにジョエル公園の中を通りました。ここも住宅地と学校の間にある公園ですが、小さいながらもしっかり森です。端から端まで5分くらいですが、いろんな道もあります。

短いし、そこそこ雨が降っても地盤は大丈夫な時もあるので、こちらの住宅地から散歩で帰るとき、森を抜けた方が早いので、時々入ったりしてましたが、久々通って発見。全体的に木々に新緑がついて、芝生も緑が再生、って感じで、冬の落ち葉の茶色一色から緑が新鮮。と思ったら、あれ?これは????こちらにも入れております。

 ⏩「776 新型コロナ感染関連日記 3月22日から1週間 」


株発見
3月24日
ブルーベルの群生の株では?

ギルドフォードの友人がよく連れて行ってくれるチャントリーという野生のブルーベルが保護されているの大きな森があるのですが、そこまで規模は大きくないが、多分、そう。

去年は気がつきませんでしたが、今年はちょっとこれを追ってみようと思います。

ジョエル公園とキープハッチ自然保存地区の2つに分け、日程順に各公園を追っていきます。


3月26日

スパニッシュ種のブルーベル
おりしも、3月26日には住宅地の塀のところでブルーベルを発見。もう咲いてます。

住宅地の品種の方はスペインから来たらしく、森の中の品種とは違って大きいし、花が咲くのも早いというのですが。



4月2日



まだ蕾です








4月12日

朝雪はけっこう降ってましたが、止んだら、途端に溶けてきた。こんな機会は滅多にないだろうと、雪が解ける前に、とブルーベルの写真を撮りに、ジョエル公園に。もともと毎週月曜日に見に行くつもりでした。陽が差してきたので、森の中もあまり雪は残っていません。ブルーベルは先週に比べ確かに蕾が増えてきました。昨日行ったキープハッチと同じような感じかな。ここも小さいながら、ブルーベルもたくさんです。イングリッシュ種に混じってスパニッシュ種も混在しているようなところも。

単純に森だけ往復、と思ったのですが、写真を撮ったりで、けっこうな時間、いました。初の試み動画も撮りました。南側の入口から北の入口まで、突っ切れば5分、ウロウロしてもおそらく15分もかからないところです。カメラワークがあまりよくないのですが、まあ、最初なので、ちょっと改善の余地ありね。ブルーベルが盛りになればまた動画も撮ってみようと思っています。












白いのもある

がんばれ、つぼみちゃん!



4月20日

動画も撮りました。が、長すぎたようです。短くないとブログにアップできないのです。

4月22日 ジョエル公園

ロンドンからの友人と二人でブルーベル・ウォーク。

キープハッチと2つ公園を歩きました。









4月24日 

この日もロンドンの歩く仲間3人が来てジョエル公園、キープハッチ両方廻りました。












4月25日

ロンドンから別の友人二人が来て、三人で歩きました。










キンキンに冷凍庫で冷やしておいたプロセッコの小瓶、3つ持って森で乾杯。めちゃ喜んでもらえました。

4月26日

またまた別のロンドンの友人と。写真を撮ったのはキープハッチのみでした。

4月28日
今日の朝から雨予報ですが、ドリズル(小糠雨?)なので、大丈夫かなあ。曇っている方が森は神秘的と思い、またまたブルーベルの動画を撮りに。昨日キープハッチに行ったので、今日はジョエル公園に。





ブログに入るように短いのを撮ったのですが。

<動画・イングリッシュ種>

<動画・白い花とともに>

<動画・拡大ブルーベル>

4月30日













蛙の王様もいました。

<動画・ほこらに潜む、蛙の王様>

5月2日


カントリーパークにもイングリッシュ・ブルーベルが!





















<動画・リスとブルーベル>

<動画・鳥の声をお聞きください>

5月4日

昨日の夜から風が強く、雨もしっかり降っていたので心配でしたが、ジョエル公園に散歩に行きました。ブルーベルが咲いてなければ雨の後は立ち入らないのですが、勇気を出して。
そこそこ歩けましたが、ところどころやはり、泥や水溜りが。靴がかなり泥で汚れました。
白いブルーベルをここでも発見。白は咲く時期が遅いのかな。
また、こちらにもやはり、ゼンマイやワラビが出てきてました。みんなに来てもらったのを今週にすれば花見とワラビ採りが同時にできたかも。でも天気はちょっと悪そうです。
今年は気温が低いので森のブルーベルも長く見れそうですね。




白のイングリッシュ種


<動画・満開!花の絨毯>

5月7日
カントリーパークのブルーベル

カントリーパーク

ジョエル公園に再び入り。
こんなところにも

























白い小さい花と混じっているもの、白いブルーベルが咲いているところ、かわいいです。






















5月13日































撮ってもとっても撮りたくなる。同じような風景なのに、つい「この瞬間」、って思って撮りますよね。












<動画・まだ残っています>

5月16日








まだまだ絨毯は見れます。
でもよくよく見ると上向いてたり、萎んでしまっているのもありです。
白い小花に囲まれたブルーベルも可憐。










5月19日







泥を覚悟で、ジョエルの森に足を踏み入れました。まだ絨毯は残っているとはいえ、ちょっとまばら感があります。写真を撮っている人がいましたがもう枯れているのも多い。緑の実?球根?みたいなのに変化しているものも。










5月23日
明日から旅行に行くのでちょっと確認しておこうかな。

だいぶ、緑が目立ってきて、遠くからだと青い絨毯には見えません。




近づくとわかるけど、豆になっているね。















5月31日
旅行に行っていたので、1週間ぶりに森に入りましたが、ほとんど枯れてます。まだ花が残っているものもあるけど、大方花びらは散って、葉っぱも黄色く、枯れてます。








ピンクの小さな花がより多めに咲いてました。小さくてかわいい。















<キープハッチ自然保護公園>

4月4日

こちらは前からあるのは知ってたのだけど去年は気がつくのが遅くて、もう枯れてたので今年は早めにチェックしようと思ってました。まだ蕾がまばらですが、順調に育っているようです。

例年なら4月終わりから5月初めに紫の絨毯になります。

桜前線みたいにイギリスではブルーベル前線。まだ蕾だ、3分咲きだとニュースになるのです。ロンドン歩く会では、毎年5月はブルーベル・ウォークでロンドン郊外のブルーベルの森に歩きに行っております。去年、今年は無理で残念です。

今日はモンタギュー側から

一つ咲いてた


たくさん写真撮りました。





















トワイクロス・ロード側























友人の住むギルドフォードの郊外にも、チャントリーの森という、原生のブルーベルを保護している見どころがあります。そこも毎年のように友人が今週見頃よ、とか情報をもらって、見に行ってたのですが、去年は見れず。今年はどうかな、でも地元でも見れそうで嬉しい。

森の中に咲くイングリッシュ種と住宅地の庭で見れるスパニッシュ種があるのです。スパニッシュ種は外来種で強いのでイングリッシュ種を駆逐するんじゃないかと恐れられています。野生のブルーベルは保護されているところが多いです。

この二種は花の形も違うし大きさも違い、スパニッシュ種の方が花は大きいのです。スパニッシュ種は名の通り花がベルの形ですがイングリッシュ種の方は花の形は筒状で長め、花の先がくるんって巻き上がっています。匂いもイングリッシュ種の方が強いらしいけど、どんな匂いなのかよくわかりませんでした。ヒヤシンスのような匂いらしいですが。また、スパニッシュ種の方が森に咲くイングリッシュ種より早く開花します。

スパニッシュ種、こちらにもありました。


スパニッシュ種



4月21日に撮った、スパニッシュ種のブルーベルの説明動画も入れておきます。

これは公園ではなく、バーカム・ロードの脇に咲いていました。
<動画・スパニッシュ種とは>

ブルーベルはイギリスだけでなく、アイルランド、フランス、ベルギーやオランダの森にも自生しているようです。フランスでは、『森のヒヤシンス』Jacinthe des boisと言うらしい。学名が
Hyacinthoides non-scripta ヒヤシンス、ついているのでその通りですね。
イングリッシュ・ブルーベルは匂いも甘いヒヤシンスのような感じらしいですが、どんな匂いなのか、感じられず、よくわかりません。

<動画・イングリッシュ・ブルーベル>


4月11日
また寒くなったので、ブルーベルが心配でしたが、順調に蕾をつけています。まだまだ蕾だけど、今まで、咲いてる花しか見たことがなかったので、こういうのが蕾なんだ、とちょっと感動。育っていく過程を見れるなんで、ラッキィです。

今日は秘密の小道の反対側にまた秘密の小道を見つけて、森の中も違う方から入ったら、今まで来たことがなかった道をたどり、ブルーベルもたくさんありました。


まだつぼみ


うっすらと青い?
















4月19日
ちょっとこれ、力作
カレンダーにしたい

かなり増えてます。まだ気温は低いが、天気がいいので育つのかしら。
ロンドンの友人たちとブルーベル・ウォークをしましょう、と誘ったのですが今週末でもいいかも。






















4月22日 キープハッチ






























4月23日
撮ったのはほとんど動画です。
初め、動画を全部入れようと思ったけど、膨大な量になりそうだし、一番いいところをセレクトして少なめにします。大体、同じようなところを撮っているので、似たりよったりなのです。キープハッチの一番咲いている場所は道路に近いので騒音がけっこう入ります。隣が住宅地を建設中なので、平日は工事の音も入ったりしていると思います。
しかしながら、森の中の鳥の声など楽しんでいただけたら、と思います。

<動画・一本杉とフェアリーの関係>



*4月22日、24日、25日、26日はロンドンの友人たちを案内し、いずれも2つ公園とも廻っています。

4月24日
















4月25日































4月26日


















4月27日
今日の夕方から雨予報なので、今のうちに、ブルーベルの動画を撮りに。今日はキープハッチのみで動画のみです。
動画を撮るのはなかなか難しい。人が来ないところを見計らって進むのですが、犬の散歩の人が来たり、突然ヘリコプターが上空を飛んだりとか!
鳥の声がバックに入るので、喋らない方がいいんでしょうけどね。
気になる方は音声をオフにして動画をお楽しみください。

4月29日

<動画・横長で絨毯撮影>





雨の後でキラキラしているブルーベルたち。









わらびも見つけました
















5月1日

切り取られた花
こんなこと、してるっていけないなあ。森の花は摘んじゃいけないのよ。



わらびが多い















5月3日

ほぼ隔日で、毎日ジョエルとキープハッチのブルーベル詣で。まだまだ蕾があるようです。今年は気温が低いから長めに青い絨毯の続きが見れそう?

今日は風が強かったのですが、1週間前には気がつかなかったワラビが増えてました。
高さ1メートルくらいあります


白いブルーベル
白が混じってる

ゼンマイ

こちらはゼンマイでしょうね。ゼンマイも大きいのを見つけました。いや、「こごみ」ってやつかも。















<動画・鳥のさえずりと青の絨毯>





5月6日
まだ咲いてますが、上向いて中のおしべ、めしべの上部・葯(ヤク)が見えているのも。
















5月9日

白いのが







めしべ、おしべの上のところは葯(ヤク)と言うらしいです。






5月12日





花が終わって、緑の豆のような実になっているんです。

緑の豆のよう?

ワラビも混在




5月21日

泥を覚悟で入りました。





成長日記というからには最後まで面倒見ないと行けないので、枯れるまで追っかける?で、5月最終日31日にジョエル公園に行き、葉っぱも枯れているのを見届けたので、これでアップしようと思います。
6月1日には一応、キープハッチにも行っておきました。同じような状況ですね。これでリポート終わりにします。
来年もすくすくとまた、出てきて楽しませてね。


6月1日のキープハッチ



















コメント

このブログの人気の投稿

花日記 イギリスの四季の花・初夏~夏編

イートン・カレッジ

番外編・イギリスのドア番号と家のサイン