304 ヴァイキング海岸ウォーク

マーゲートの海岸
ケントのマーゲイト Margate というところに歩きに行きました。
(ウィリアム)ターナーと(チャールズ)ディケンズのゆかりの地でもありケント州の海岸の町です。ロンドンはヴィクトリアから約2時間。ロチェスター、ウィッツタブルを越えてまだ東です。

「歩く会」のレポートブログもひっぱっておきます。

Report 8月マーゲイト」ちょっとうるさい音がでるんですが、失礼。

マーゲイトの駅構内のアート?

プラスチックのワイングラスです

ようこそ、マーゲイトへ〜















ヴィクトリア駅発の列車は7分ほど遅れましたが、到着は定刻。えらい。10時30分より歩きだし、駅からマーゲイトの海岸に近い中心までは10分ほど。ちょっとブライトンを思い出す、でもそれよりはレトロな感じのビーチです。イギリスで最古のビーチリゾートとか。


海岸は砂浜

時計台

アイスクリーム屋さん
マーゲイトの町並み


リージェント様式だ!

おしゃれな店たち

ユニオンジャックのサイドテーブル素敵







ティーカップの時計

アンティーク屋さん


ヴィンテージフェアやってました

ずらりと並ぶヴィンテージなカーたち



ヨットクラブ












日本関連のアートなアトリエがあるというので寄って(円空?に影響された粘度でユニークな像などをつくっている女性でした)海岸線に沿ってブロードステアーズ Broadstairs という町まで「ヴァイキングの海岸道 Viking Coastal Trail 」を辿って約2時間。


ジェットスキーの練習?してました





自転車かわいい


海苔がーいや海藻が打ち上げられてる




水はきれい

石灰岩です


遠景にヨットと船が





途中で高台を望み、ターナーばりにクリフ(崖)のスケッチをしているアーティストたちがいました。

白い崖





古い城壁のあと

遠景はお城ですかー?

ヴァイキング(海賊たち)も通った?


遠くから見えてたお城
実は集合住宅みたい


ブラックベリー・甘いよ

りっぱな灯台



ヴィクトリア見っけ










チャールズ・ディケンズ(このかたいろんなところにいらっしゃるのですが、生まれはポーツマス、それからお父さんの仕事の関係でケントのチャタムに移動して、ケントで亡くなっています)が執筆したパブとか、住んでた家とか。確か、ロンドンのハムステッドにもブループラークの家があったんだよなー。


ブリーク・ハウスというパブ





ディケンズの銅像






壁に貝が埋め込んであるんです





こちら錨









住んでた家



















ステンドグラスもディケンズ

コテージ



















ブロードステアーズの町はマーゲイトより若者向き、というか、賑わっている感じでした。海岸よりにパブやおしゃれなレストラン、カフェなどが並んでいます。

この日のリーダーの息子さんはマーゲイト在住なので、この辺りをよく知ってます。パブもよく知ってて、マーゲイトとブロードステアーズのパブで働いてたらしいので、そこで休憩。1時20分ランチ。お昼は自由行動にして、再び、チャペルというパブの前で1時間後に集合。フィッシュアンドチップスをテイクアウェイして海岸で食べたひともいたのですが、働いていたというサイダーパブ(いろんなサイダーが所狭しと並んでいる)で、リーダー、また飲んでます。ランチですでに2パイント飲んでたの見たわよー。

フィッシュアンドチップス屋さん
おいしいとか

何屋さんなんでせう?

海辺でランチ可

わたしはここでお昼食べました

スカンピ(エビの一種)チップス
スカンピもそっと入れてほしかったけど
美味しかったわ えび天ですな〜

サイダーの箱です
右トップがチェリーのサイダー




埋め込みポスト
こちらはG(ジョージVI)




ケントはサイダーの宝庫。サイダーはイギリスでは、アルコールです。リンゴのお酒ですが、アルコール度はビールより多いものもあり。地元のエール(ビール)も美味。途中休憩したパブは、サイダーかエールしかないみたい。ワインはあったけど、ふつーのビールが飲みたい、と叫んでいるメンバーもいらっさいました。

ここでのおすすめ、さくらんぼのサイダーは梅酒に似てますよ、との推奨を受け、試してみました。うん、なるほど、いい感じ。タンクのまま、常温でおいてあるだけなので、今日みたいな暑い日にはちょっと冷えてるといいですね、とのこと。

テイクアウェイもできたので、1リットル、持って帰りました。その晩ロンドン東部の友人宅に泊めてもらうことになっていたので、おみや〜。


少し雨がちらついていましたが、わたしはパブで食べてたので、わかんなかった。
さて、またマーゲイトに向け出発です。今度は内陸部を通って近道します。歩きだしたが、すぐにまたセント・ピーターズという村でパブでパイント休憩。飲んでばっかりおるな、このリーダー。



ターナーとディケンズ

セント・ピーターの村

パブ休憩

しばらく行くと大きな風車があり、中も見学できるということで入りました。ドレィパーズ・ミルというところでした。

りっぱな風車小屋

夏場しか開いてない






上からの眺め




細いはしごのような階段を3回上がってどんどん上は狭くけわしくなるのですが、展望台もあり、見晴らしは最高。管理人は日本人が珍しいのか、大挙してやってきてくれたのに喜んでいろいろ説明してくれました。中で説明を聞いている間にすごい大雨が降って風の音も隙間から感じたのですが、終わって出て来ると雨はやんでいたのでラッキィー。


パンフレットもくださいました

再びマーゲイトの町へ向かいます。
途中のチューダー屋敷

ターナーコンテンポラリー(美術館)

モダン
















畑の間のなぜか舗装されてる細い道を辿りマーゲイトの町へ。ターナー美術館は6時まで、ということで、ぎりぎり5時半でした。名前はターナーなんですが、建物も、名前もコンテンポラリーと名がついているだけあって、モダン。ターナーの絵もあるというのが自慢らしいが、風景画ではなく、鳥の絵で、エッチングみたいなものばかり。入場料は無料だったので許すけど。
入場料は無料


列車は30分に一本で、まだ時間があったので、最後にまたパブ休憩。これまたリーダーが前に働いていたというサイダーパブ。「ライフボート」女王陛下も来られたというんで、写真が中に飾ってありました。

パブ


マーゲイトの海はとっても綺麗で、透明でした。海岸に打ち上げられた海藻の匂いがとってもシーフード。日本人はみな、海苔を持って帰ってご飯で食べたい、っていう感じでしたがイギリス人にしたら、ただのフィッシーな魚臭い匂いなのかも。

ジェットスキーをしている人たちもいて、優雅。海岸線はドーヴァーの白い崖のようなところが並んでいました。

ターナーばりに海岸線の絵を描いているひとたちもいて、雰囲気、アート。
久々の海の空気を味わえた一日でした。

町のひとも、日本人の団体が珍しいのか、どこでも歓迎、熱烈。

駅のプラットフォームで
迷子になってたかもめ

この右の上の端です












行ったのは8月17日です。

© Mizuho Kubo , All rights reserved... August, 2013

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