845 おかえり、日本。戦後すぐのお宝発見
イギリスに住み始めて以来、アンティーク、ヴィンテージの陶器がわんさか。最近は比較的安くで手に入るチャリティ・ショップでのお宝探しに楽しみを見つけています。
最近目につくのがなんと、この田舎で、日本製のヴィンテージもの。オールドノリタケの明治から大正時代にイギリスへ輸出されていた作品が、けっこう見つかるのです。
特にこのウォキンガムに来てから、見つけ出したと記憶しています。
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2022年、2月2日には、なんと、第2次世界大戦の戦後のアメリカの進駐軍時代の陶器を発見。このデミタス、かわいいな、と思って裏を見たら、Merit Made in Occupied Japan とあるではありませんか?カップの裏マークが薄くてよくわからなかったのですが、お皿の裏にはばっちし読み取れる。話には聞いてたけど、オールドノリタケを検索しているときに出てきたけど、まさか、お目にかかれるとは。
5ポンドでわたし的には高めだったんですが、即買い。この頃、チャリティ・ショップも強気だしねえ。
時代的には1945年から1952年だそうです。
カップ 直径 6cm 高さ 5cm
似たようなものは見つからず、同じ「進駐軍時代」のものを見つけました(右下の緑の)。
ノリタケと関連があるのか、と調べてみたのですが「進駐軍時代」はアメリカの指示にしたがって、Made in Occupied Japan と入れるようにしていたようです。ノリタケメーカーからのコメントでは、この時期の陶器は品質的にあまり感心しない、ということで、ノリタケではこの裏マークは使っていなかったようです。わたくし的には十分可愛いし、造りも遜色ないと思いますが、素人ですのでね。
こんな感じかなあ。 結構なお値段がついてますが |
まさにこれよね。 でも買ったの方が柄が多い? |
2月24日
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