173 ウィンザー城内とドールズ・ハウス

続けてまだウィンザー。やってしまおう!
テレビ番組からと、パンフレットからの写真特集になりますが。

宮廷内など室内は写真撮影禁止なのですが、テレビでドキュメンタリあったんです。BBC のiPlayer (再放送みたいなもんかな)を見ながらちょこちょこ停止しながらかちゃかちゃ、撮ってます。ひま人か、わたしゃ。コンピュータ画面なのでちょっと鮮明さには欠けるけどお許しを。もちろん、自分で撮ったのも入れてます。

セント・ジョージのチャペル
よくよく読むと
St George's Chapel になってるな
ゴシック建築
内部のステンドグラスと梁

自家製イギリス・ロイヤル年表

エドワード3世
この城で生まれた
中世の騎士

円卓の騎士団
ガーター勲章発祥の逸話


奥が女王様お住まいの建物の一角

セント・ジョージズ・チャペル
St George はイングランドの守護聖人

晩餐の間
このひとがチャールズ2世
陽気な王様

天井画は「神々の晩餐」

いろいろおいしそうなもので飾ってある

王のベッドルーム
天井画にいる、チャールズ2世妃キャサリン
ポルトガルから輿入れしてきました
チャールズ2世の「王の寝室」は、実際には寝室として使ってなくて、謁見の間だったらしい。
唯一、寝室として使ったのが国賓のフランスから、ナポレオン3世とその后。


ジョージ3世
イニシャルGが金で
快気祝いに作られた
王のディナーセット


金と白の大広間



お宝の数々


下はヘンデルを奏でるオルゴールなの!

中には聖書が

このひとが集めた
ジョージ4世

















ウォータールーの間には、ナポレオンとの戦いで勝利したのを記念に将軍たちの肖像画がずらりと並べてあります。

ウォータールーの間

ネルソン提督




ウェリントン将軍










自分(ジョージ4世)は戦争には行かなかったのに、自分の肖像画もちゃっかり将軍たち戦勝功労者の中に入れてます。


そのあとこの城に来たのは姪っ子のヴィクトリア女王と夫君アルバート公。
舞踏会好きのヴィクトリアはボールルームを気にいっていました。
なかむつまじかったらしい
ボール・ルーム
ギャラリー

でも子供が多かったこの夫妻。ギャラリーは子供の遊び場になっていたようです。


ジョージ5世とメアリ妃
メアリ女王のドールズ・ハウス。彼女はヴィクトリア女王の孫のジョージ5世の奥方です。人形の家って言っても、ミニチュアはミニチュアやけど子供用の半端なもんやないです。おもちゃでない立派なお家。

前にも入れてますが→→→「30 お宅拝見その2


人の背よりずっと大きい

宮殿の中

本まで一個一個ちゃんと本
書斎
暖炉もあり
肖像画はエリザベス1世
引き出しも開く
ヴィクトリア女王のミニチュア写真も

家具も立派

車寄にはロールスロイス

台所は水周りも管理

宝物館もあり
ミニチュアやけど、ほんもののダイヤモンドやら
宝石でできてます


お庭も
乳母車




















ここで英語の余談でお勉強。's は文法的に難しいのですが、カタカナで書いちゃうと、ドールズ・ハウスなんだけど、メアリ女王の、人形たち(複数)の家 =ためになるなあ
Queen Mary's Dolls' House ですな。←リンクも貼っておきました。
こちらの方が綺麗に見えるし遊べるよ


例>ブリジット・ジョーンズの日記 このジョーンズさんは、つづりsで終わっているので
Bridget Jones' Diary になります。


1992年の大火で焼けたところは、ジョージ4世時代のイラストをもとに再現したらしい。


イラスト
イラスト

ガーター騎士の紋章が天井に

新しくつくりなおし

かつオリジナルを尊重して

新技術でモダンに






そうそう、ショップにはウィンザー城敷地内で作っているワインも売ってます。
赤はポイヤック(あ、これはボルドーだからフランスか、ディナーなどの晩餐会に供されてるワイン、という意味かしらん。ポイヤックはわたしの好み。白もボルドーで、イギリス家庭のクリスマスにはかかせないポートワインも売ってました。
エンジン・ルームのショップ
こちら、ミドルワードのショップ


















ショップはチャペルのも入れて城内に5つあり。
商魂たくましいですよん。


© Mizuho Kubo , All rights reserved....October, 2011

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