172 ウィンザー城のタワーとキッチン


よく見るとひと区画平たいんですけど
これまた夏の特別ツアーというか、ウィンザー城内のラウンドタワーという天守閣が今年40年ぶりかに再オープンしました。それも夏の間だけ一般公開。お台所のツアーも夏にツアーでオープンしてるってんで、いかいでか。

わたしはアドバンテージ・カードというバークシャー住民のカードを持っているので、ウィンザー城は無料で入れるんです。女王様みたいでしょ?ちゃうか。でもこの特別展は無料じゃなくて割引。

また、おりしもBBC で「女王陛下の宮殿」というテーマでドキュメンタリを3回シリーズでやっておりました。これっていい宣伝になるよねえ。で、行ってきました。

これまた屋敷の中は写真撮影禁止なので、ハイテクウエブとテレビから。いつも夜に見て写すのでちょっと暗いし、ぼやけてるのもあるのですがお許しを。雰囲気は味わっていただけるでしょう。





うちからだとスラウで乗換え
ウィンザーへは1番線よ
スラウからはウィンザー・セントラル駅に着きます
写真撮るのもはじめて
駅構内に女王様の機関車が

駅アーケード内に観光局があります
観光案内所
ヴィクトリア女王の像
ウィンザー城
並んでるときに撮った
並んでます
日本から友人が来るとだいたい、ここに観光に来ます。
なんで中は何回か見てるのですが、またまたお休みとってツアーのために平日に行ったのに、チケット売場の前から並んでる!週末より平日の方が混んでるのかしらん。すごい人。今までこんなこと、なかったぞい。タワーとキッチンツアー両方、と言うと、時間がないかもしれないからお屋敷を見てから、まだ時間あったらまた来なさい、っていやいや、お屋敷内は何度も見てるので大丈夫よ、というとやっと2つ入れてくれました。12時くらいに到着したんだけど、1時55分のタワーのツアーと、3時15分からのキッチンツアー。塔ツアーの前に今まで友人と来たときはいつも日曜日で閉まってて見れなかったセント・ジョージ・チャペルを見て、タワーとキッチンのあとにクィーン・メアリ(このひとはジョージ5世の奥さんのほう)のドールズ・ハウスも見て、終わったあとにちゃんとステート・ルームも一通り見て、完璧や。日本人観光客みたい。あ、日本人か。
でも一日がかりね、やっぱり。
いざ、城へ!
この城はもともとエドワード3世から縁が深く、彼はここで生まれています。
中世の城はむしろ戦いの場。住むというのは近年になってからです。この城はほかに縁が深いのがヘンリー8世、チャールズ2世、ジョージ3世、4世、で、ヴィクトリアから現ロイヤルと。

でもなあ、イギリスの王室や歴史を知らないひとが見てもおもしろいかなあ。日本語のオーディオガイドも無料で借りれるんですが、ゴシップ的に歴史を知ってるとおもしろいと思うけど、そうじゃなかったら、ふぅん、って感じよね、きっと。


右の騎馬像がチャールズ2世
おりしも、中庭のところで日本人グループを見かけ、ガイドさんが、中庭の騎馬像をこれは「チャールズ2世」です、と説明していたけど、だれそれ?って感じだろうねえ。

テレビ3回シリーズで見た「女王のパレス」。バッキンガム宮殿、ウィンザー城、そしてスコットランドのエディンバラにあるホリールード宮。いずれもチャールズ2世とジョージ4世、ヴィクトリア女王がからんでます。
自家製イギリス・ロイヤル年表



塔ツアー待合ベンチ
塔のツアーにまず行きます。中庭横が入り口。大きな荷物やかばんは持って入れないのでここにロッカーみたいなのがあって、預けます。

門を入って大きな階段をまず、30段くらい登り、そのあと、せまい螺旋階段を200段ぐるぐる上がる。チケットを買うとき、注意書き、みたいなのを見せられて、心臓疾患がないか、とか高所恐怖症、閉所恐怖症はだめみたいです。わたしは実は高いところが怖いのだが、好きで?つい見晴らしのために登ってしまいます。うん、やはり怖かったが、天気もよく、絶景で、登ってよかった。

塔の上のツアーは英語ガイドだったので、当然英語で説明してたんですが、エドワード3世が。。。ガーター勲章を発案したひと。ジョン王はこの近くのラニーミードでマグナカルタをおしつけられた。。。ロビンフッドにも出てくる王です。。。。塔からの眺めはもちろん、ヒースロー空港も見渡せる絶景だったんだけど、見渡せる広大な庭園の一角にヴィクトリア女王がつくった最愛の夫を祀る廟がある、とか、The Long Walk と呼ばれる公園をまっすぐに横切る一本道は3マイルあってその3マイル先の最後にはジョージ4世が父のために立てたジョージ3世の像があり、最愛の父、と記してあるけど、ほんとは父子仲が悪かった、とか。

エンジン室ショップの前

アイスクリームも売ってます
ここから塔に登る
塔のてっぺん

塔の旗はユニオンジャック。なので女王様は不在ですって。女王の旗のときがいらっしゃるときです。ウィンザー城は主に週末の住みかとか。
大きな行事があるときは、あがる旗も大きくなるらしい。



これがエリザベス女王の旗
イングランドの象徴、3頭のライオン、一角獣がスコットランド、ハープはアイルランドです。


テムズを望み
真ん中の大聖堂みたいなのはイートンのそれ。

セント・ジョージ・チャペルも上から
別アングルより
左の青っぽい建物がヴィクトリア女王が
愛する夫君のためにたてた廟
ローンーグ・マイル
3マイルあるそうで

中庭を見下ろす
登ってきましたの
このひとがジョージ4世
ツアーは所要約45分。
塔はジョージ4世の時代に2段ほど足されて今の様相になったそうです。ほんとにどこにも出てくるよねえ、この方。
ま、詳しくは後の「174 リージェンシー」 <-- <--記事で。


降りてきたら衛兵交代が
チャールズ2世の像前


こちらの一角に女王様がお住まいなので

配置につきます
建物が工事中なので
ちょっと背景悪いけど
テレビの画像より
キッチンの天井

昔の梁は1992年の城の大火のときに見つかったらしい
キッチンツアーのガイドさんは別のひとだったけど、同じようなことを説明していて、わたしには反復復習でためになったのですが、どの時代がどれ、とかわかんないと。。。むつかしだろうなあ。
台所は今でももちろん、使われていて、女王様の晩餐会やパーティーなどの準備をするそうです。広くて、通常20人くらいが働いているらしい。古い暖炉やバーベキューグリルもあったけど、今はモダンな設備を使っています。デザートを作る専用台にはどでかい混ぜ込みの機械や泡だて器がおいてあります。ケーキ型とか、ゼリーの型がかわいい。上方には銅鍋がずらっと飾ってあり、火事の教訓からか、スプリンクラーの水の線がいっぱい出ています。
ちょっと、棚の上の方にはほこりがたまってたけどなあ。おばば。
ツアーは約30分で終わりました。

先にセント・ジョージ・チャペルに行きました

内部の天井・テレビの画面より

ステンドグラスも素敵
旗はガーター騎士軍団のもの。
菊の御紋もございました









また、ここでは日本関連も見つけました。セント・ジョージ・チャペルの聖歌隊の席にはガーターたちの旗や像が並んでいるのですが、ひとつだけ、旗のなかに、オレンジ色の座布団のような四角さに真ん中が黄金色の菊模様のような旗に眼が行きました。もしや?と思ったのですが、思い切ってそばにいた守衛さんに聞いてみました。うん、日本のエンペラーのガーターだよ。だって。やっぱしぃ。昭和天皇のときに勲章をもらったらしいです。イギリスのガーター騎士団以外にも、外国の王室や王家にガーター勲章を差し上げているらしく。守衛さんにあれって、何の花だっけ?と反対に聞かれたので「菊の御紋よ」と教えてさしあげました。

また、キッチンツアーに行った折、最初のところに、ヴィクトリア女王のときに(おそらく明治)天皇から贈られたというさむらいの鎧兜が飾ってありました。日本以外では珍しいということです。自慢なんかなあ。

セント・ジョージ・チャペル



ゴシック建築の粋





















チャペルのショップで子供向けのスティカー・ブック、王様関連買っちゃった。子供向けなのでわかりやすいです。シールになってて、歴代の王様、女王様のところに貼るのです。子供向けなので「この王様はガールフレンドがたくさんいて~」とか説明してあるの。にんまり。

チケット
スティッカー本


ロイヤル婚が載ってるってことは
かなり新しい。最近!
お城へは、9月23日に行きました。
やっぱり、別ページでテレビ番組から取り込んだ関連「お屋敷内」と「メアリ女王のドールハウス」記事にしようかなあ。昔のに足そうと思いましたが、過去に行くより未来に行った方がいいよね。→173 ウィンザー城内とドールズハウスにしたわ。
工事中やっと片付けました。

© Mizuho Kubo , All rights reserved....October, 2011

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