472 ロンドンへ続く大運河の拠点へ

7月は夏の行事が目白押しでしたが、これも7月中にアップしておかねば。



17日に日帰りバスツアーで友人と尋ねたのが、ロンドン近郊のグランド・ユニオン・カナル Grand Union Canal です。この運河は18世紀に作られ、バッキンガムシャーのミルトンキーンズに近いところから始まり、ロンドンは、リトルベニスを経てパディントン駅の裏手の運河にまでつながっています



朝、ロンドン北のゴールダーズグリーン Golders Green で集合。
バスで小一時間、ストーク・ブリューン Stoke Bruerneという運河沿いの村に到着。
ここで、カナルボートに乗ります。 ボートは40分ほどで、ブリスワース Blisworth という村に到着します。乗ってるうちの3分の2ほどがトンネルの中です。運搬用に作られたという運河なので、景色はあまり関係ないのかな。両端をつなぐ村はどちらも可愛いところでしたが。

ランチのパブ

これ流行ってんの。
ニコマーク


一回に25人くらい乗れる




対岸のカナル・ミューゼアム
昔の水車小屋 Wind Mill だったところを使っているそう。

Lock 水門です。




ボートに乗り込んだ

いよいよ出発です。25人ほど乗れる船内には、バー、トイレ完備。2班に分かれ、先発隊はここから、ブリスワースへ。後発隊はバスでブリスワースに行き、折り返し運河をボートで戻ってきます。

トンネルへ向かいます


トンネル内へ入っちゃうと、真っ暗。ガイドさん、説明してくれるんだけど、途中、滝のようなところがいっぱいあり、トンネルの天井から水が。。。窓から水しぶきが入ってきます。
船内、こんな感じ

暗いのでうまく撮れてませんが、水がしたたたるトンネルの壁。




昔は、ボートにエンジンがなかった時、運河の両側で、馬を使ってボートを引いて動かしていたとか。トンネル内はそれができないので、トンネル下方に鎖をつけ、それを手繰って動かしていたとか。

やっとトンネルから出ます。




歩道もあり

船内で飲んだエール
(地ビール)
当然、冷えてないよ!



ボート売り £1500 から!


ブリスワースの村


ここで、わたしたちは下船し、待っていたバスでストーク・ブリューンに戻ります。ボートで45分かかって行ったがバスで5分。

第2班が戻ってきてからランチで、それまで時間があるので、近所を散策。
ロック(水門)に沿って船がいっぱい出ています。

あるお家の庭。
犬が庭で遊んでいましたが、庭に作られた、犬が頭突っ込んで、何か探してるのは、像みたい。その横に本物がウロウロ。
右、人形。











人工池の跡。サイドに作って、水量を調節していたらしい。

かもがいた






 船が来ては、手動で、ロックのゲートを開け閉めして行き交っているのを眺めている間に時間が経ちました。

水門は手動。鍵のようなもので、てこのように、グリグリ回して門を開け、ゲートのたもとをお尻で押して開ける。



水門開けて

ボート通して

















今度は向こう側を開ける



開きました




馬にボートを引かせていた説明



13時。皆が揃ったところで、ランチ。
ミューゼアムの向かいのボートインで。2コースで前菜とメインを事前に選択しておくのでしたが、なかなか美味しかったです。
メインの付け合わせの野菜たちも、クタクタでなく、シャキシャキ。量もあって、お腹いっぱい。

左、前菜
上>メロン 下>チキンのパテ


ローストビーフ
ヨークシャープディング添え

ローストラム
ミントソース添え






ランチ後はカナルミューゼアムを見学。2階の窓から運河を望み、いい感じ。昔の運河の歴史を堪能しました。


窓からの運河


運河グッズのペイントのお皿や、ポットなど。
セールになっていた、ペイントの綺麗な、カナルグッズを買い込んで、お土産にしました。
何か、オランダっぽい。そうか、オランダも運河の国やしねえ。この右上、ガラスの蓋つきの青いコーヒーポットと左上奥、花用のポットを二つ買いました。




本当はショップのこの樽が欲しかってんけど。。。
250ポンド!


全部、ボートで使う小物ですよ。


アイスクリームも食べた後は、バスに乗り込み、ロンドンへ5時過ぎに帰着です。
ゴールダーズ・グリーンの韓国スーパーで買い物して、懐かしの高架下のイタリアンで夕食。
昼あんなに食べたのに、また食べれるってすごい?

暑い日でしたが、夏らしい良い遠出になりました。

© Mizuho Kubo , All rights reserved… July, 2016

コメント

このブログの人気の投稿

花日記 イギリスの四季の花・初夏~夏編

イートン・カレッジ

番外編・イギリスのドア番号と家のサイン