464 やっぱ、列車通勤はタイヘンだ

列車通勤3ヶ月目。
メイドンヘッドからレディング乗り換えでウォキンガムまで。ドアーツードアで片道1時間弱。そろそろ、疲れてきたかな?

今は、早番と遅番隔週なんですが、朝に弱いわたしは早番はギリギリの列車にしか、乗れません。遅番の時は早めに行ってます。出勤時間は1時間の差だが、家を出る時間は30分くらいしか変わらない。帰りは、5時に終わるときの列車はまあまあ、スムーズに乗り継ぎも行くのですが、6時終わりの遅番のとき、すっと行ったためしがない。


毎朝、ナショナルレイルのサイトでライブの発着案内をチェックしてから、出かけるのですが、10分前にオンタイム、でも、駅に着いたらドドドと遅れてるということもしばしば。2分、3分の遅れはザラ。帰りは急がないので、別にいいんですが、その方が、乗り継ぎも結構待たずにすっすと行けるかなあ。






ずっとこんな感じです

極め付け、その週は遅番で、6月16日木曜日の帰り。
6時にオフィスを出、いつも遅れる6時15分発の列車を待つのです。


 18:52時点でのボード
ずっと遅れてるの
delayed
折しも、この辺りは、6時にオフィスを出ると、駅まで徒歩10分ほどの間、雨が降ってくる、という繰り返しでした。

6時15分の列車に乗るのですが、これがきっちり来た試しがない。この週から始まったアスコット(競馬)のために、臨時列車を出してて、それが20分発。こっちが大抵先にくる。
それに乗って、30分にレディングに到着しても、32分発メイドンヘッド行きにはいつも乗れない。コンコース横断してプラットホーム移動するから、ミニマム3分はかかる。
その次が47分発なのですが。

コンコースからホームに向かっていると、32分が遅れて入ってきた。ラッキィ、乗れるか、と思いきや「遅れていますが、この列車はご乗車いただけません、乗らないでください」のアナウンス。
あれま、キャンセルかいな、と思っていると、またアナウンスがあり、パディントン駅の近くで脱線車両が発生して、遅れが出ているよう。


1分後にオンタイムに戻るが














ずっと、友人にテキストで実況中継。彼女もギルフォードから、ロンドンのシティまで、列車通勤歴25年だと。
わかってくれるのよねえ、この実態を。


混雑でテキストも送れなかった。

 


 Delayed のオンパレード




19:17 時点でのボード
全ての列車が delayed(上記)おもろいので写真に撮った;

乗客の乗ってなかった、列車の脱線事故、っつんだが、正常に戻るまで、日曜日までかかるというの。すなわち、木曜日から4日。なんでやねん。日本では考えられんね。


まとめ
列車の出発時間順で、プラットホームにもご注目ください。
レディングに到着した18時30分から、やっと帰りの列車に乗れた19時48分までの物語です。。。お涙頂戴。

18:32 15番ホーム
18:48 13番ホーム
19:06 15番ホーム
19:20 14番ホーム
19:48  9番ホーム

覚えておいてね。で、個別説明。

18:32 15番ホーム 遅れ Delayed ➡︎キャンセル Cancelled
ホームに入ってきたが、これはキャンセルですというアナウンスがあったので、次の列車を目指す。

18:48 13番ホーム 遅れ➡︎キャンセル
ホームに7両連結で入ってくる。いつもここで切り離し、3両にするので、待っていたのになかなか、乗せてくれない。車両は切り離され、ホームにいたのに、キャンセル。
次の列車は15番というので、皆ゾロゾロ、エスカレーター登って、降りて、移動。

19:06 15番ホーム 遅れ➡︎キャンセル
列車が来るまでの待つ間、掲示板には 遅れ Delayed  定刻 On Time のモジが行ったり来たり。
やっと、列車が入ってくるも、またも乗せてくれない
この間、同じホームの向かい、14番に止まっている20分発の方が早いかと思って見ていたが、これも出発する気配がない。

19:20 14番ホーム 遅れ➡︎キャンセル
乗っていた人たちが降ろされにかかる。結果、列車はキャンセル。
ホームにいた係員が、スラウ行きは9番と叫んでいる。9番へ行ってください。
なになにぃ?スラウまで行くの?メイドンヘッド止まるの?
スラウまで、止まらない、と説明してるのかと思ったら、メイドンヘッド、ローカル、はい9番、と言われ、とにかく、皆について、エスカレーター登って、降りて、また移動。

この間、皆おとなしく、文句も言わず、ホームで立ちっぱなしで待っている。
赤い派手なビニールのレインコートを着たおばさんが「遅れたら、払い戻しできるわよ」「クレームしなさいよ」「もちろん、払い戻しできるわよ」とずっと叫んでいる。払い戻しなんでしてくんないよ。地下鉄は15分遅れたらお金返してくれるけど、列車は2時間なんで甘いのよ。
と、後で、ちゃんとナショナルレイルのサイトにコンペンセイション(慰謝料)の説明が載ってたわ。次の切符を買う時に割引してくれるだけです。

19:48  9番ホーム 遅れ➡︎やっと出発!!🚃

やっと、長い列車がホームにいて、皆乗っている。が、乗りすぎ。満員ですし詰状態。
これなんかどうなんか、わからんけど、とにかく、これしか動きそうにないから、乗ろう。




翌日も遅れや間引き運転が続いていて、朝の列車は20分遅れました。予想はしていて、家をいつもより早めに出たから、遅刻は避けれたけど。











写真撮りまくり




















メイドンヘッド駅

07:56 Reading行き レディングまで1つだけ駅止まる と
08:04 Oxford行き、 レディングの後、幾つか駅に止まり、オックスフォードまで行く

があるのですが、これまた、どっちが先に来る?団子レース状態。

07:56 Reading  ⇨  08:07  ⇨  08:12  ⇨  08:20  ⇨   08:21
08:04 Oxford    ⇨  08:08  ⇨  08:18  ⇨  08:21  ⇨   08:19

Oxford 列車が先に来ました。やっとこ、 08:20発。勝ちぃ。でも、16分の遅れやで。
この二つはいつも朝競争していて、どっちが先に来るか、わかんない状態です。わたしはレディングまでだからどっちが先に来ても同じなんだけど、その先に行く人は迷惑よね。
この週はずーっと、朝、夕方、遅れが続いてました。




翌日の朝も、レディングからウォキンガムへ行く、ガトウィック便とウォータールー便がどっちもダメ。

7時30分にレディングに着いたのに、次のウォキンガム行きは8時12分。へ?普通は15分に一本あるんですが、この8時12分もキャンセルになるかと思いきや、30分発に遅れ、ウォータールー行きがウォキンガムまでになり、12分出発。やれ〜。






1週間後の週末、ロンドン、パディントンの一つメイドンヘッドより、イーリング・ブロードウエイの駅では、まだこの看板が。

7月になったけど、なんか、冷やっとしている、イギリスです。
巷は、アスコット、ウィンブルドン、ヘンリーレガッタと、夏の催しが続くのですが夏って感じしないの。

© Mizuho Kubo , All rights reserved…, July 2016

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