408 イギリスワインのワイナリー見学に行きました



イギリスはワイン消費量すごいのですが、生産国ではありません。
しかしながら、イギリスワインはこのごろ人気。
特にイギリスのスパークリングワインが流行になっています。





フランス、シャンパーニュ地方と、
土壌がいっしょ
作り方がいっしょ

ヨーロッパいち、広いという、サリー州のワイナリーに特別バスツアーで行って来ました。


一面のぶどう畑



まだ粒は小さいです


フランスのシャトー風?
この「トレイン」に午後のツアーで乗車

ロンドンからバスで小一時間。サリー州のドーキングにほど近いところにこのワイナリーはございます。朝9時半にロンドン市内で集合、バスは11時前に到着しました。
まず、館内のツアー。8面スクリーンの映画で紹介され、この辺りがなぜワイン畑に適しているかを説明されます。




そのあと、館内見学。醸造所を見ます。今日は土曜日なので、スタッフは働いてはいませんが、樽や瓶が並んでます。

樽はフランスやスペイン製とか。


シャンパン製法で、アサンブラージュと
言われる泡を入れるための棚


いまは、瞬時に機械で泡を注入するらしい。
この横にもビデオがあって、説明してくれます。
最後は倉?に入り、スパークリングの試飲。


地下倉です




泡もの、3種類


(左)試飲の前にワインの説明をするご婦人。
ここで製造している3種のスパークリングワインをいただきました。日本ではすべてをシャンパンと呼んでいますが、正式にはフランスのシャンパン地方で、決まった製法で作られたものだけを、シャンパン(シャンパーニュ)と呼んでいるので、もちろん、イギリス産ですので、シャンパンとは呼べないのです。

でもここでは、まったく、ぶどうの土壌も、海隔てて向こうだから、地質もチョークで同じ、シャンパーニュ地方と同じ製法で、作っているので、同じだ、いや、それ以上のものがここ、イギリスでは生産されているので、フランス人はイギリスワインに脅かされ恐れている、といかにもイギリス人のおばちゃんらしいコメントでした。



グラスに注ぎ、まず、灯にあて、色を見ます。バブリーな泡の出方もチェック。ワインテースティングで通常するスィール(グラスをまわして空気を入れる)はしません。すでに泡持ってるだからね。
グラスの口に鼻をかざして、匂い(ノーズ)を確かめます。そして口に含んで味わいます。





一番最初にいただいたのは、冷えてたし、すっきり口。次がシャンパーニュ地方と全く同じ製法で作った、イギリス・スパークリングワイン。確かに、ヴーブクリコなどと遜色ない?お味??
最後はデュミ・セック(中ドライ)。イギリスの夏にあうわよ、とおばちゃん自慢でしたが、ちと甘いかな。イギリス人受けするようです。バーベキューにいいかもね。まあ、まだ夏来ておらんが。。。

敷地内にショップもあり、ワインはもちろん、食料品や小物なども売っています。
このバブリーは17−25ポンドで販売しています。シャンパンに比べたらほんとリーズナブル、なお値段。

もちろん、普通のワインもあり、白、ロゼ。赤は一種類作っているそうですが、やはり、寒い国、白ワインでしょうね。

ちなみにイギリスのワイナリーごとに、宮中晩餐会に持ち回りで入れるそうで、2012年のジュビリーの際にここが選ばれたそうです。
現女王さまは辛口がお好きなそうで、ショップで試飲してみましたが、うん、しっかり辛口。エジンバラ公はセミ・ドライがお好きだそうです。

館内のセルフレストランでランチのあと、ショップも冷やかして、わたしはバブリー一本買ってしまいました。

サンデーロースト
ポーク

オリエンタル風
チキンサラダ





もちろんワインも飲んだぜ。

玄関先ではBBQやってました

ま、別料金だったけどね
列車の扉


午後は「トレイン」に乗って、ぶどう畑の丘へ。乗ってるだけだかららくちん。






これはゴミ箱でした

ラベンダが

バス停
「使われていません」

皆で乗り込みます































丘の上に到着したら、バブリーがふるまわれます。
丘の上からは見晴らしよく、広大な敷地にぶどう畑がどこまでも広がっています。気持ちい〜い。お天気もよくて最高。














到着



グラスはプラスチックだが


説明するガイドさん


このバブリーは某 Sスーパーで、Taste Difference (まるわかりやが)として出してるものです。へー知らんかった。チェックしたら、21ポンドでしたよー。
おかわり〜はなしで、また「トレイン」に乗って戻ります。





他の方の顔が入っちゃったんで、ぼかしてます。



ショップの小物もかわいい。






なぜか、売ってたポップコーンを買ってしまいやした。
キャラメルコーンって感じかな???






3時半ごろ、バスに乗り、一路ロンドンへ。少し渋滞してましたが、5時過ぎに到着。

ラベンダいっぱい 

某スーパーのイングリッシュスパークリングワイン(Brut =ドライ)と銘打ったボトル。


某スーパーのだ
早速撮ってきました

ここのだったんですね。メーカー違うけど、プロセッコもおいしい。

ロンドンの友人のお薦めの中華に行き、夕食。満足。
夕食は〆でビールにしましたが。。。


きくらげ前菜

シーバスまるごと。
チリ煮込みのようでした

手打ち麺

© Mizuho Kubo , All rights reserved…June, 2015

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