361 貴女のためのロンドン観光
ロンドン塔のポピー畑 |
たった3泊しかないのに、欲張りなんです〜。あそこもいきたい、ここも行きたいということだったのですが、初日は1日ロンドン観光(ビートルズ求めてNW6まで行ったぜ)、翌日コッツウォルズ1日観光、最終日は午後のユーロスターでパリに行くので、実質午前中のみ博物館散策。
忙しい3日間でした。歩いた、歩いた、歩いた、歩いた。見た、見た、見た、写真撮った、って感じでしょう。
初心者向き、わたしも初心に戻ってプラン作り。結論から言うと長年住んでいても、やはりロンドンは日々新たな発見があり、面白い、と感じました。
9月14日(日)
朝10時にラッセル広場近くのホテルにお迎えに。
まずは基本でしょう。大英博物館はホテルに近いので、最終日の午前中、ユーロスターに乗る前にすればいいし、と思い、徒歩とバスと地下鉄で歩く、ロンドン。
バッキンガム宮殿の衛兵交代が見たいというので、それをメインに。
ちょうど、またネタにしますが、➡「Books about Town(364 本のベンチ・トレイル)」 のベンチ展示が15日までで、ラッセル広場の近くにもいくつかあるというので、わたしの都合で、それを探しに行ってしまいました。
時間次第で、先にホワイトホールを見るか、あとにするか。地下鉄ノーザーン線がこの日運休だったので、結局、ウォレン・ストリートまで歩き、そこからヴィクトリア線に乗ってグリーンパークへ。
一日券を忘れずに地下鉄駅で購入。
一番安くてゾーン4までで(昔は2までの安いのがあったのに)£8.90 でっせー。
しかも初乗りはシングル£4.70だから、もっとぞぞー。なんて高くなったの。オイスターカードだと安くなるけど、デポジットがいるし、ツーリストは帰る時に解約しないといけないからね。
ともあれ、そこからバッキンガム宮殿めざします。すでに時間は11時前。
9月の衛兵交代は毎日じゃなく、偶数日で、日曜日だったこともあり、すごい人出。門のいっちゃん前に陣取ってるひとたちって何時からここに来てるんだろう。式典は11時半からなんです。
背の低いわたしには到底見えまへん。
楽隊が来ました、音はすれども姿は見えず、で。カメラを頭上にかざして撮っているひとたちのカメラの画像で何が起こってるかを把握しました。
友人はがんばってがんがん前に行き、なんとか群衆の隙間から見れ、写真も撮れた模様。感動しておりました。はじめは箱の中に黒い帽子に赤い制服を着た人形がいると思っていた娘さんも「人形」が動いたのでびっくりしたらしい。
式典は30分ほど。映画音楽 007, スターウオーズやインディージョーンズなどの楽隊演奏もありましたよ。
セント・ジェームス公園を通り、ホワイトホールとバッキンガム宮殿を前後に写真撮って、次。
ホースガーズ(ここにもお人形さんいるのよ。こっちは写真撮ろうとしたら突然動き出して撮れなかったけど)を歩いて国会議事堂、ビッグベン、ウェストミンスター寺院です。
ロンドンアイも見える |
ホワイトホールを南下して、表側を首相官邸ダウニング通り10番横目、と思ったのに、この日は自転車レースがあり、車両通行止め。というのは知ってたのですが、歩くなら大丈夫と思ったのです。屋台がいっぱい出てて、帽子や自転車が通るときにばんばんたたく空気で膨らませる棒みたいなのとかギブアウェイをいっぱいくれるのはいいのですが。。観客が多くて、早く進めない。
セントジェームスパークからの眺め |
自転車レースの屋台 |
ウエディングの撮影 |
ウェストミンスター寺院 |
ほんとはバス11番か15番に乗ってシティまで車窓を楽しみながら、行きたかったんですが、無理とあきらめ、時間節約もあり、地下鉄で一気にタワーヒルまで行き、ロンドン塔です。
第一次世界大戦100年記念の、赤いけしのセラミックオブジェが今見ることができます。ここのトイレ、昔は無料だったのに、50p の有料になってたわ。けちー。
いっぱい写真撮った |
セラミックのけしの花です |
とんがりは シャードのビル |
そろそろお腹もすいて来たんだけど、もう少しがんばってね。この辺りも自転車レースのためバスは通行止めになっていたので、地下鉄でブラックフライヤーズまで戻り、テムズ川沿いにミレニアム橋を目指します。ここは北側にセント・ポール寺院、南側にグローブ座やテートモダンが見えるのですよ。ロンドンいち、高いシャードのビルも望めます。
ロンドンブリッジから 見たシャード |
テートモダンの最上階にはレストランがあって、眺めもいいし、味もいいのですが、中途半端な時間に食事できるかな?3時半くらいでした。中途半端な時間だったのですぐテーブルにつけて、食事もできました。やれやれ。一息。ずっと歩きづめだったからねえ。
ヘアフォード牛ステーキ |
これはあんこう |
満足の食事のあと、ロンドンブリッジまで歩き、最新モダンなロンドン、シャードに行きました。ここの展望台は、27ポンドくらい入場料がいって、チケットは予約しないと無理みたいなのですが、ビル内の5ッ星高級ホテル、シャングリラへは誰でも入れるよ、というのを聞いたので行ってみます。
こちらはテートモダンの最上階から セントポール寺院が真ん中 右がミレニアム橋 |
リフトを降りると、美しい白いドレスに身を包んだスタッフのお姉さんたちがいっぱい立ってて、 May I help you? と聞かれたけど、ブティックの冷やかしのように「見るだけ」なんて言えないし、わたしゃトラベル・エージェントなんで、視察に来た、などと言ってみました。ま、うそやないし。
おぉー。見事な景色でした。360度回転展望。このホテルは一泊400ポンドくらいするんざんすよ。どんなひとたちが泊まられるんざんしょ。ロビーのトイレも素敵ぃ、で。ロンドンで初めて見た!日本製のウォッシュレットでした。久々にウォッシュレットに会えて喜ぶ友人。日本だとふつーなんだろうけどねぇ。トイレの話ですみません。
ここからシャングリラ 35階ロビーより |
一階下がミーティング場みたい |
おちゃれなテーブルと椅子 |
カナリーウォーフを望み |
真ん中、タワーブリッジ |
右下ロンドンブリッジの駅 |
絶景です |
展望を堪能したあとは、友人の希望でアビーロードへ。横断歩道でカバーと同じように歩くのが友人の夢だったんだって。ビートルズなんて、知らないよね?と娘さんに聞いたら、やっぱり知らないって。
またまた時間節約のため、地下鉄ジュビリー線でセント・ジョンズ・ウッドまで行き、歩きました。セント・ジョンズ・ウッド駅には小さいけどビートルズショップもあります。
ポールの2番目の奥さん、ヘザーミルズが娘を生んだ病院を通り(日本の医院も入ってます)さて、ここよ。
ビートルズショップ |
ここです |
横断歩道はすごい混雑で?ちかちかの電灯のあるところはゼブラ・クロッシングと言って、ここにひとが立ったら必ず車は止まらないといけないのですが、そんなことしてたら永遠に車は通れないってんで、ぶーぶー鳴らされてました。歩道のビートルズマニアたちに139番のバスの運転手もぶーぶー。それでも車を止めてみなさん、横断歩道のクロッシング撮影。
スタジオ |
ABBEY ROAD NW6 の看板(絶対、そのへんのを盗ってきたと思う)を持っていっしょに写真撮影してるひともいます。
うーん、どっち側から撮るか、に友人はこだわってて、今、カバーを見たら、EMI スタジオが左奥だから、こっちからだな。ごめん。反対から撮ってあげたかも。
3人だったしねえ、わたしたち。4人でうれしそうに渡ってるひともいました。
昔比較的近くに住んでて、バスでよく前を通っていたのですが、知らなくて、なんでひとがうろうろしてるんだろうって思ってました。それでも昔はそんなにひとがいなかったと思ったけど。。またブームなのかしらねえ。
立派に門が閉まってますが |
そのあと、近くのポールのロンドンのご邸宅にご案内。通りの名前は覚えてたけど、どの家かがうろ覚えで(こちらの家には標識などというものがないので)これかな?
と、門に I love you, Paul の落書きが。ここや!ファンとは恐ろしい。
そのあとバスでベーカー通りに戻りました。観光客には念願の2階建バスです。2階の一番前に陣取り高見の見物。
シャーロックホームズ博物館の隣にまたビートルズショップがあったけど、ちょうど6時半すぎてて閉まってました。<ベーカー街221b >は銀行になっているんですが、昔あった看板ももう、ないんですよ。ま、実際にはない番地だからしゃーないか。
ベーカー通りの隣には「ビートルズがやって来る、やあやあやあ」の映画のロケ地となったメリルボン駅があるので、そこにもご案内。
この辺りで、お母さん、もう〜歩けない、と悲鳴。でも、シャーロックホームズの顔が壁に書いてあるとこはどこ?というので、そりゃ、ベーカーストリートの駅。でもそっから来たからまた戻るのはいやでしょう。メリルボン駅からベーカールー線の地下鉄に乗り次で一旦下りて壁の写真を撮り、また地下鉄を続けました。
ベーカールー線の駅 |
実は小さいホームズがいっぱい |
歩きまくり、疲れたでしょう、お二人さん。わたしのペースで連れ回してごめんなさいね。休憩も写真撮ってるときか、ランチのときだけだったしねえ。でもゆっくりしてたらここまでいっぱい行けなかったよー。
以下はおまけで、友人には案内してないけど、そのあとロンドンで偶然通りかかったので、関連サイト撮っておきました。
ロンドンのレコーディングスタジオ ビートルズのみならず 他のアーティストも録音している |
ここにあるんです |
ここは、いわゆる「どっきりカメラ」的テレビ番組でジョンがナイトクラブの黒服になり、だましたっていう、公衆トイレ。トイレなのにナイトクラブとだましてたのよ。
この前でジョンがトレードマークの丸メガネで黒服に扮してたそうです。今も現役で(もちろん、トイレとして)使われております。
ジェントルマン用 ってのがイギリス的ジョークかも |
明日はコッツウォルズです。
© Mizuho Kubo , All rights reserved…September, 2014
うわ。読んだだけで目が回った。これ一日で? やればやれるものなのね。でも地下鉄とバス路線(こっちの情報どう捕まえるかが問題ね)に詳しいガイドがいないと絶対に無理だろうな。
返信削除にしても地下鉄の料金高くなってるのね。これでpublic transportって言えるのかい。 貧乏人は歩かんといけんわ。