617 大英博物館見どころツアー




7月9月に参加したシティツアーのガイドさんが大英博物館のツアーをしてくださるというので、3組目の追加日程でやっと当たって、参加。
当日は列車が途中までしか行かず、とって返して別のルートでロンドンへ、というハメになり、間に合わないかと危ぶみましたが思ったより1時間も前に出たのに
おかげでギリギリでした。

入館前の荷物検査が並ぶ、というので、長蛇の列。この白いマルキーのテントがそれ。中は広いんだが、てっきり、空港にあるようなゲートを通り荷物をスキャンするんだと思っていたら、マニュアル。
奥に4人が立ってて、一人ずつカバンの中身をチェック。そんなに入念には見られませんでしたがそら、時間かかるはずよね。

2時に集合後、ツアー開始。
入って右手のショップを通り過ぎ、奥のガイドさん曰く『啓蒙の間』へ。
オリジナルの図書館になっています。でもブリティッシュライブラリー(セントパンクラス近くにある)があるから、こっちは最小限にしたらしい。
大英博物館のルーツがわかる貴重な箱。

こんなところ、あったなんて知らなかった。
スローン博士の薬箱から始まったと。
9月のシティツアーにアポテカリー(薬協会)を最初に訪れた時にこの話をされてました。





前回の記事➡️  『612 シティツアーとオープンハウス』に出て来ます。

説明されている間に写真を撮るのが難しかったので、1月にまた行くのでこの辺の写真を足します。
<足しました>


オープンハウスの化学シリーズで毎回出て来たライブラリですね。
とても装飾が綺麗。



好きそうな陶器が並んでいた 


ウエッジウッドだ


 ロゼッタストーン、でもレプリカ。
囲いもなく、ハンズオンで、触ったりできる!




誰もいなくてまじまじと見れる

右に1801年
イギリス軍が確保とある























<写真入れました>

 アステカ文明の部屋
トルコ石貴石の仮面


へび!


きょわ〜

アステカのこわーい仮面なども。生贄に使ったという、こわーいけど、素晴らしいトルコ石の装飾品。すごい貴重なものです。



返還を迫られているイースター島のアモイ像。
見られなくなる前に見とかないと?





後ろの肩のところに鳥がつがいで、真ん中に雛鳥がいるそうです。
日本の鳥居にも通じる話をされてました。
島の国は鳥伝説があると。

これは大英博物館の大チョンボ。
アステカの古代遺跡のクリスタルの骸骨、と思ってクリスティーから購入したが、実は時代の浅い偽物だったって。
でもちゃんと、間違えました、って説明して展示しているところが偉いって。

続いてエジプトの部屋に。
ここは何度も来てるし、ルクソールの後復習にも来ました。

猫の神様。スカラベをつけている。

盗んで来た、ラメセス2世像。
運ぶのに向かって左の胸のところに穴を開けたのはフランス軍、らしい。
おいおい、そんなことすんなよ、と言いながら、イギリス軍がそれを利用して運んだとか。

ロゼッタストーン。
本物はガラスケース入りで人がわんさかいて見にくい、けど、レプリカが『啓蒙の間』にあって、それは触ったりできる。

<レプリカの写真は上に足しました>



側面両側になんか書いてある
って言ってました
レプリカでチェックできます



アメンホテップ3世。
頭の被り物に特徴が。
ルクソールに行った時、説明受けたわ。




ヒエログラフのカルトゥーシュ
カルトゥーシュは王の名前です。

メソポタミアに移動しました。
エジプトはのんびりしてて、メソポタミアは必死の形相、だそうです。
上の方に戦いに負けて土下座している王様の像が。

黒いオベリスク









門の片方の下に、バックギャモンのゲームの跡が。
門番、暇だったのよねえ。



実物大に模したバラワット門の模型。


真ん中を目指して両側からひとや馬が行進しています。









戦いに明け暮れた人たち。







1月に行くつもりなのはここで今やっている『アッシリアの王の特別展』
それを見たいんです。
18ポンドもするんだけど!





<1月に行ったんだけど、事前に調べたら全然空いてたのに、当日券はない、って。時間が読めなかったので、その場で買おうと思って、荷物検査に並んで、北入口に変更され、やっと入れたのに。ショックです。で、無料のところの補足写真を撮った。
もうこれでいいっかな?>


ライオン狩りの図


ライオンのしっぽを書き損じて長すぎる、ってんで直してるのが丸わかりなんだって。お茶目。


ローマ女神の像も撮りました。
11月は人で撮れなかったので。

ローマは見えそうで見えないんだけど、ギリシャは丸出し、だそうです。



水浴びをしている女神の像




ギリシャに移ります。
もちろんお目玉はパルテノン神殿(アテネから運んで来た本物です!)

エルギンマーブルと呼ばれるエルギン博士の招集品。離婚の慰謝料捻出のため大英博物館に売られたとか。
神殿の東側にあるペディメント。屋根の上、三角形の部分。

太陽が昇り、沈むまでの神々たちを描いているそうですがこのかたの下はヒョウの敷き物。なぜわかるか、下にヒョウの足が出てるから。こうやって近くで見るとわかるけど。


疲れ切った表情に見える馬は日の入りの時に女神の馬車を引いている一部。

あとはお宝発見ツアー。ここにしかない貴重なお宝を紹介いただきました。
ウルの、なんだっけ。


世界最古のバックガモンのゲーム。

ハンムラビ法典の石板。
布?のはパリのルーブルにあると。
見てないな。

聖母マリアのモデルとなったメソポタミアの女神の像。


聖書に出てくる「ノアの方舟」の洪水に似た話が解読できるという石板。
(左)
バベルの塔
こちらも聖書の話ですが実際に
こういう塔を建設していたという遺跡が



広いから、迷う。
お目当の番号の部屋に行くのに一苦労。
サットンフーの沈没船の遺品





ハリポタに出て来たというチェス。
オットセイの牙製。

啓蒙の1日でございました。



11月24日(土)に参加。

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