番外編 一時帰国2023 新年早々の能登地震と飛行機事故

新年早々、大地震がありました。北陸の能登半島が震源地で、2回目のが震度7。約400キロほど離れている兵庫県尼崎でも震度3、妹宅のリビングにいたのですが、ゆらゆらかなりの揺れを感じました。1995年の関西大震災の時は宝塚の仁川にいましたが、その時は横揺れのすぐ後、縦揺れがドカンと来てたのですが、今回は、横揺れのみ感じました。それも長い。車酔いするんじゃないかと思うくらいの長さ、揺れ。いつ、縦揺れが来るのか、終わるのか、わからない恐怖。何もできずひたすら椅子に座っていました。

リビングのシャンデリアが揺れ出して、うわあ。写真撮れば良かった。2分くらい揺れてたでしょうか?やっと揺れは止まりましたが、ニュースで見ると能登地方はすごいことになっています。


2回目、16時10分ごろのものが一番強かったようで、全国的に揺れたようです。





地震が来て、テレビのアナウンサーが「逃げてください、津波が来ます、逃げてください」とかなり感情を入れて呼びかけていたのが印象に残りました。


東北大震災の時を鑑み、津波警報です。


関西までも広範囲に揺れを観測。


そして2日には羽田空港の滑走路での飛行機の衝突事故。新千歳(札幌)空港から着陸した旅客機と離陸しようとしていた海上保安庁の飛行機が衝突。旅客機は火だるまになって滑走路をしばらく走っていました。
海上保安庁の飛行機は地震の能登に支援物資を運ぼうとしていた飛行機。
幸い、旅客機の370人余りは全員無事に脱出。これも奇跡ですよね。翌日イギリス帰国するロンドンの友人は成田発だったので良かった。でも国際線は普通に稼働していました。わたしは今回、羽田経由でなく、関空発だったのでこれまた良かったです。国内線はしばらく欠航やらが続いたようですが。


帰る前日に同窓生と飲みに行った伊丹の居酒屋、酒屋さんで、店もあって、覗いたのですがお土産にフリーズドライの粕汁を買ってきて、早速試して美味しかったです。







イギリスへ帰る日。関空まで、妹家族が送ってくれ、でかぶたのスーツケースを2個預け、入国審査前にコンビニでおにぎりを買って入ろうと思ったのに忘れていたことに気づき。
関空の中は綺麗になっていました。何年ぶりかしら。

シャトルに乗ってみた
出国検査を終わってから中の店でサンドイッチを探したのですが、800円。1500円のもあった。お鮨屋もあって賑わってましたが、3000円とか!

おにぎり食べた後

どうしょうかなあとウロウロしていたら、空港スタッフが乗客に「27番ゲートの横にファミマ(コンビニ)がありますよ」と言っているのを小耳に挟みました。そのゲートへは、シャトルで行くのですが、時間もあるし、行ってみよう!
おにぎり、サンドイッチ2個、コーヒーをゲットし、4つで820円は嬉しい。
早速おにぎりは乗る前に食べて、サンドイッチは一つは機内で食べ、もう一つは持って帰って次の日の食事にしました。
帰りの飛行機はプレエコ(エコの一つ上のプレミアム・エコノミー)にしたのですが、食事もちょっと良かったかな。満席で前日のチェックインの時にフリーの座席指定をしようと思っていたのですが、混んでて、真ん中しか空いてませんでした。でも一番前の広い席です。
またシャンパンをいただき、今度は白ワインも頼みました。

機内で出た「もみじ饅頭」

食後酒も聞かれたので、ブランデーか、洋梨のリキュール。小さい瓶ですが、後者にして、持って帰ってきました。ヴァロアのチョコレートも。

またパリで乗り換え、出発便が遅れていたので心配でしたがなんとか、ロンドン便に乗り継ぎ。短い区間なのに飲み物とサンドイッチが出て感激。

機内食
ヒースロー空港到着が21.25 で少し遅れたのですが、ターミナル4に着くのでレディングまでのエアバスに乗るにはT3に行かないといけず。日曜日の夜で、しかもうちの線は路線工事で途中レディングとステインズの間が振替バスなのです。

乗換2回で最短ルート
Airport  ➡️(空港バス)➡️Reading ➡️(振替バス)➡️Wokingham

空港バスはヒースローを22時15分発に乗らねばならず、これを逃すとレディングからの路線バスの最終に乗り継げない。今日は地下鉄のストで、夜7時以降は地下鉄もない。T4 --> T3 にはヒースロー・エキスプレスの無料区間で乗れるのですが、ヒースロー・エキスプレスの乗場に行ったら、次の列車が45分後!そら、無理。また引き返してバスターミナルへ。T5からも同じエアバスに乗れた、と気づいた時には遅し。もう間に合わないわ。事前の調べが重要ですね。エアバスと路線列車は調べたんだけど、T5まで行っての空港バスを考えていなかった。

実際に帰ったルート
Airport ➡️(ローカルバス)➡️Feltham ➡️(列車)➡️Staines ➡️(振替バス)➡️Wokingham 

仕方なく、フェルタム(鉄道駅)に行く路線バスを待ちます。通常ならフェルタムまで行けば直行で列車なのですが、今日は路線工事で次のステインズの駅で振替バスに乗らないと行けません。フェルタムに着いたら入ったホームの向かい側に行かねばならんのですが、なんと、リフト(エレベーター)が止まっている!!
大きな荷物2つもあるんですよ。階段上がって下がって、わあ、どうしよう、嘘でしょう、と思っていると、ほとんど人のいないホームにちょっと怪しげなおっさん連中がいて、親切にも荷物持ってあげよう。二人がかりで階段上がって、下がって、向かいのホームまで行ってくれました。なんて優しいの。途中「変なやつじゃないからね、荷物盗んだりしないから」と自分で言ってました。こんなばか重いスーツケースを持って逃げる奴はおらんと思ったのですが、助かりました。

さて、列車でひと駅で次のステインズでまた降りねばなりません。ここから一本だが、振替バス。運よく、でかいタイプで荷物を下に置いてくれるバスだったので助かった。路線バスは普通、駅でしか停まらないのですが、アスコット近くで、途中で降ろしてくれ、という人がいて、前にもウォーキンガムの町中で降ろしてもらっていた人について降りたことがあって、聞いてみようかな。駅まで行くと戻って荷物持って10分くらい歩かねばならないので、その手前で降りると荷物持って歩く距離が少しでも短くなります。
運転手さんに聞いてみると、ちょっとどこで降りれるか考えるね、と言われたものの、タウンホールのちょっと過ぎたところで降ろしてもらうことができました。
駅からだと少し上り坂だし、歩くのが減ったので嬉しい。一番の難関はフラットの建物に入ってから、自分の部屋に行くまで。ファーストフロアまでの階段を2往復せねばならんのがいつも大変です。前回は同じフラットの向かいのおじさんにたまたま出くわして持って上がってもらいました。今回は自分で持ってあがりました。その後2−3日腕が痛かったです。
翌日は休みを取っていたので火曜日から仕事に復帰しました。

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