354 ジャズとプロムス(ケンブリッジ番外編)

プロムスのオペラ

(ケンブリッジ編まだおまけあり)

わたしは月曜日にケンブリッジから帰ってきましたが、翌7月22日の火曜日に友人とロンドンで会うことにしました。
コンサートに行きたいというので、カドガンホールのランチタイムコンサートを見つけ、夜はロイヤルアルバートホールでやってるプロムス(BBC Proms)でオペラ「ばらの騎士」を予約しました。てっきりコンサート形式のオペラ歌手たちがつったって歌うあれかと思ったら、オーケストラの上の方に舞台がしつらえてあり、衣装もちゃんとして演技してました。けっこう面白かったです。これはグラインドボーン(オペラ)の一環です。

ジャズ、カルテット



近くのフレンチカフェで
ベルギービール















カドガンホールは月に一回ほど、ランチタイムコンサート、それもジャズ、をやってるらしく、メインホールではなく、カフェのフォワイエが演奏会場です。しかも無料!ベーグルのサンドイッチとワイン、クリスプスのパッケージで7ポンドというミールディールみたいなので、食べながら、飲みながら視聴。

夜はオペラ終わるのが10時40分くらいだったので、友人はケンブリッジに帰らず、うちに寝袋持参でお泊まり。狭くてごめんね。昼間からのアルコールが効いて二人ともバタンキューでした。


ジョージ一歳おめでとうー


ロイヤルアルバートホールへ行く前に、ケンジントンパレスに案内。
今日はジョージくんの満一歳のお誕生日だったんです。バースディ・パーティだそうで。もちろん、わたしゃ、招待されてませんへど。

ケンブリッジ公夫妻はケンジントンパレスにお住まいですのでね。もともとここはウィリアムくんのお母さんである、故ダイアナ妃が住まわれてたし。
ハイストリートケンジントンからケンジントンチャーチ通りを上がってパレスに行くと、みなが門の前に並んでいて、何かと思いましたが、どうも、女王陛下を待ってるみたい。ほどなく、黒い車とバンが通り、わたしはまったくわからなかったのですが、友人いわく、女王様のようなひとが手を振ってたって。
パパラッチの気分で、写真はあましよくなーいけど。

これのはず!!?

護衛車かしら?





敷地内のサンケン・ガーデン

ロイヤルアルバートホール

天井

Loggia というボックス席だったんですのよ

くまちゃんたちが


















プロムスはすっごい久々に行ったのですが、チケット取ったのが、ぎりぎりだったので、お席は高いのしか残ってなくて、ふつうにオーケストラ席じゃおもしろくないかなと思って、料金はそう変わらなかったので、ひとつ上のボックス席にしました。鍵で部屋をあけてくれ、ひとつのボックスには8人くらい入れるのですが、その一番前でした。
幕間のドリンクはいかが?って専属の係のひとがいるんですよ。でもボトルでしか頼めなさそうだったのでやめました。




どこに売ってんのかしらんが

真ん中がステージ
手前がオーケストラピット

衣装もモダンだけど素敵だった。

翌日はメイドンヘッドのリバーサイドを案内し、気に入ってくれました。
帰りのパディントンまでの列車は例によって遅れてキングス・クロスからは各駅の列車に乗るはめになったようですが。
この列を見よ!

ハリポタ・ショップ
今度、中のぞいてみようっと。

このシリーズの目次」 兼その1 👈

© Mizuho Kubo , All rights reserved…August, 2014

コメント

  1. ジャズはあまりコンサートっては言わないと思うけど、でも、イギリスになると上品に、セッションじゃなくてコンサートになるのかな。ものすごく入念に準備練習してたりして? ならコンサートだわね。
    曲目など皆目覚えないのですが、実はジャズも好きです。むかしソニーがCDクラブで定期配送してくれる(かならずオプションの個別購入案内つき、わたしはこれではクラシックを買うことが多かったですが)企画があって、ソニーのほうでこの企画を辞めにするまで、5,6年は買ってました。溜まりすぎて置く場所がなくなったので、「別荘の管理人」(実は友人が持っているビルの一角のアパートを借りてる。普段はそいつが使ってて、いつの間にかオーディオ・ルームができてる)に、段ボール二つ、どん、って送ってしまったので、今手元にはジャズで聞くクラシックしかないですが。

    で、戻ると、なになに、それって無料だとな。ジャズはなまに限る。で高かったらジャズとしては邪道だわ。っていうか・・・ただのジャズセッションにしか行ったことない。基本素人が勝手にやるのだけど。クラシックの生は下手がもろばれだけど、ジャズはなまの生気っていうか精気っていうかがやはり違う。と思っているので、このつぎロンドンに行ったら是非、って思います。下手だけど自分でも演奏する弁護士っていうわけのわからない古くからの友人がいて、昔はときどき、一緒にジャズバーにも行きました。ウィスキーも好きですからね。まあ昼間はもっと軽いのでもいいかな。

    そうだよね。ロンドンはパンクロック発症の血、いや、発祥の地でもあるんだし、音楽シーンは多層構造よね。ファッションもだろうけど。どうせ旅にんのスーツケースの中身はジャズ向けだし。うん。今度いこいこ(連れてって、の意味)。ぜひぜひ。お願い。

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