オペラ歌手向き、不向き


マッシモくん
オペラシーズン到来です。オペラネタを続けますー。
これこそ、おタク話題なのですが、歌手によって、題目の向き不向きってあると思うなー。

女たらしのテノール
純真なテノール
可憐な美少女、ソプラノ
意地悪メッゾソプラノ
いじわる恋敵バリトン
コケティッシュ コメディアン バリトン
色気まんまん、バリトン

遊びの配役、絶対笑うであろう、配役とか。
恋敵の方に惚れそうな配役とか。

オールマイティーなひともいるんですよ。でもやっぱり、俳優女優と同じで適役はまり役ってあるよねー。
「トスカ」より
 わがご贔屓のマッシモくんは、やはり、「トスカ」のカヴァラドッシでしょうかねー。
「ジャンニ・スキッキ」のリヌッチオのイメージも強し。「カルメン」のホセもー。「リゴレット」のマントヴァ公爵はでけそうにないなあ。「マノン」のグリューはまあまあかな?


「ジャンニ・スキッキ」から





「トロバトーレ」のマンリーコとか、「トラヴィアータ」のアルフレッドもいけそうやけどねえ。来年3月に「トスカ」でついに ROH デビュー(代役で一回でたことはあるらしいが、見てないので)。今後に多いに期待したいですぅ☆☆☆

2012-13 ROH シーズン」に入れておきました。先行売り出しついに9月!!!取りましたよー。今まで同じ歌手で同じ出し物で、3回以上買ったのはなかったのに。4回も行くんです。マッシモくんのために。かぶりつきの Stalls Circle ですわ。右から左から熱い目線をそそぐため、かじりつきますわよー。

具体的に今現役で活躍しているわたしの知ってるごひいき、また現在の流行の活躍歌手から(勝手な主観的個人的意見)考察してみることにしましょう。
(ご贔屓、スキな順って感じかな)この出し物で、この役で見たからその印象が強いってのもあるかもです。

テノール軍団

マッシモくーん(上記)
ロベルト・アラーニャ(アンジェラとひっついたり離れたりひっついたりしてるが)
いかにもマフィアの様相、だが、うまい。
マントヴァ公爵できそうだけど、実はトリッドー(下記)だったりするわけよね。「カルメン」のストーカー、ホセ役もはまってたね。カヴァラドッシも、リヌッチオもありだしぃ。
「トゥーランドット」のカラフ

クーラ様(ホセ・クーラ)
このごろは後輩指導や、指揮に勤しんでおられるようだが、この渋い様相と声がいいわ。
「カバレリア・ルスティカーナ」のトリッドーが好きと友人が言ってました、
「トロバトーレ」のマンリーコ
「トスカ」のカヴァラドッシ
「サムソンとデリラ」のサムソン役




「リゴレット」マントヴァ公爵
グリちゃん(ヴィットリオ・グリゴロ)
ポップ歌手からオペラ歌手に転向。
声は高いんだけど、若いし、ど音量あるの。好みではないがハンサムだしー。

マントヴァ公爵ダントツではー?
あとは音合わせじゃないけど、グリュー(マノン)、今度は「ボエーム」のロドルフォまでやるらしい。ROH ロンディーヌ期待したのに降りちゃったのよねー。アンジェラ女王様となんかあったのかねえー。




セビリアの理髪師
左から、フロレス、スパニョリ、パッパーノ
車いすがディドナート
フロレス王子様(フアン・ディエゴ・フロレス)がアルフレッド、ちょっとピンときまへん。

やはり、ロッシーニ歌いとしては、こちらか、ドニゼッティ。
「連隊の娘」のトニオだね。
「セビリアの理髪師」の公爵かな。
「オリー公爵」は笑いました。



ヴィラゾン(ローランド・ヴィラゾン)
「ドンカルロ」カルロのイメージ。容貌はMr.ビーンという声も。
超演技派です。重いのも軽いのもできるんかも。実際はメキシコ人だけにラテン系。明るい。


ルチアーノ・パバロッティ 
生きてるときは声が高すぎてそんな興味なかったんだけど、故人になってみて昔の映像を見聴きすると、なかなかいい味だしてんなーって。
容貌から、女たらしも清純派もあわないと思うのだけど、なぜか、マントヴァ公爵もネモリーノもさくっとはまってるっていう。やはりうまいのですなー。
なんで、ドミンゴ様もあまり興味はないけど、ROH で現役で歌っていただいている間はバリトンでも何でもいいので、通います。来年の4月はナブッコでレオヌッチとダブルキャストで競演!しっかり両方見比べるため、チケットは買い込みました。フレンズ売り出しではすでに売り切れとか。

ソプラノ嬢
歌姫、アンジェラ・ゲオルギュー
アンジェラ(ゲオルギュー)
なんといっても女王様、貫禄のソプラノ

「椿姫」のヴィオレッタでしょう。
ミミ、もいいけど、トスカもね。

歳は取ってしまったが、まだまだ現役。若いときはそりゃー、いまにもましてなお綺麗。







ナタリーでっせ、いやデッセィ
ルチア(「ランメルモールの」)がはまってない?
もちろん、「連隊の娘」のマリーの印象大。

ネト子とコンサートもしたんだよん
ネト子(アナ・ネトレブコ)のミミもちょっと違う??かなあー。ヴィラゾンと映画になってましたが。清楚で静かなイメージとは違うかも。どっちかと言うとムゼッタの方があってるような。
彼女はマノンとか、トラヴィアータのイメージかなあ。
歌もあるし、オペラの役柄にも言えるけど。マッシモくんと出た清純ミカエラは、はまってた。


メゾソプラノ
ソプラノでメゾ、どっちもできるひともいます。上記アンジェラはこのタイプと思う。
カルメンは歌ははまってるけど、実際の演技はどうかしらね。

メゾはスボン役、と言って、男性役や若い小姓の役などを女声でやります。

エリーナ・ガランチャ
はまってましたカルメン。

ジョイス・ディドナート
ヤンキーなアメリカンソプラノ。歌うまいー。

このごろはコンサートだけの、チェチリア・バルトリ嬢。コロラトーレはピカいちなんだけどな。舞台でもっと見てみたい。

バリトン
このごろあまり出ないけど、コルベリさん(アレッサンドロ・コルベリ)は喜劇役者のイメージ、でも、リゴレット一度やってほしい??見たい。娘かわいいお父さん役としては、ジャンニ・スキッキとそう大差ないとは思うのだけど。

コルペリさんのトークショウ
ROH のトークショーに行き、サインもいただきました→










ドミ様
制服役が素敵ん
ドミ様(ドミトリ・ホロストフスキーになってたな、日本語表記だと
は「リゴレット」のタイトルロールもお上手だったけど、ハンサムすぎ。
制服の悪役、ストーカー的黒い役。ルーナ公爵(イル・トロバトーレ)とか、がぴったしね。トスカのスカルピアも見てみたいですがー。マリオよりこっちへいってしまいそうね、わたしがトスカなら?
「セビリアの理髪師」のフィガロのコメディアンもできるってとこ、見てみたいがー。





「ボエーム」のマルチェロだろね
ルトビック・テジエ
テジエ(ルトビック)
いつぞやのコンサート形式オペラでは、ぼさ髪で登場され、どうしょーかと思いましたが、サイドの席でじっくり見ました。

サイモンくん(キーンリサイド)
正統派イギリス紳士。公爵役ばっちし。でもパパゲーノ「魔笛」も印象深し。

アーウィン・シュロット(ネト子の夫)
セクシーな女たらしドン・ジョバンニがぴったし。

ブリン・ターフェル(ウェールズの大男)
スカルピアに「ファウスト」のメフィストフェレス、すごみのある悪役に悪魔、ばっちしー。

レオ・ヌッチ
ヴェローナで見た初めての「リゴレット」さすがでした。今度ナブッコ楽しみ。

ドミンゴ様はテノールから
歳とってからか、バリトンに転向

フルラネット(フェルッチオ)
バリトン?バス?若いときより今の方が渋い。格好いい。
ドンカルロのフィリッポⅡ世ははまり役
このイメージがあったのに、「セビリアの理髪師」のドン・バジリオがとってもコメディアンで眼からうろこ。

なんか、名前をカタカナで書くと雰囲気が違って見えるわねー。





あーまたやっちゃったよー。下書き消してもた。「オペラの邦題比較」という大テーマを長々と書きかけていたのに、行方不明。またいちからやり直しだー。なんでやねんやろぅ。どうやったら消せるのか、わからん。

© Mizuho Kubo , All rights reserved.. October, 2012

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