630 ハンプシャーの休日 1日目 ミシュランレストラン
去年12月に休んで日本にいる間に、会社でクリスマスのラッフル(抽選)があり、ホテルの無料宿泊券をゲットしていました。
11月に視察に行った、マーロウのホテルと同じチェーンのホテル。
マーロウ、再び、と思ったのですが、いいところは対象外で、わたしは足が公共の交通機関しかないので、鉄道駅に近いハンプシャー、レミントンのホテルを選びました。
日曜日の一泊しか空室がなかったので、月曜日お休みをとって、友人と。
わたしの場合は、レディングとブローケンハーストの2回乗り換えで。予定
Wokingham 発 10:26
Reading 着 10:35 発 10:52
Brockenhurst 着 12:06 発 12:29
Lymington Town 着 12:37
リミントンの町にミシュラン・レストランを見つけたので、日曜日のランチを1時に予約しておいたのでした。
ロンドンから来る友人とはブローケンハーストで合流し、一緒に行くつもりでした。
レストランはタウン駅から徒歩5分ほどなので。またホテルはタウンの駅の次の終点駅、ピアー(埠頭)にあるのですが、歩いても20分くらいでしょう。
ランチ後リキがあれば歩けばいいし、なければひと駅乗っても、と思っていました。
ところが〜
朝起きて、いつもライブ発着情報をチェックするのですが、わたしたちが乗ろうとしている乗継ぎに『キャンセル』とある!
え、どこがキャンセル?と思うと、ブローケンハーストの近くのSway というあたりで強風のため、木が線路に倒れて遅れが出ているらしい。
あらま〜金曜日くらいから、確かに風が強かったのですが。緑の多いイギリスでは、風で木が倒れる、秋は落ち葉が線路に落ちて通行止になる、なんてことはよくあるんです。
どうも、乗ろうとしていた、12時29分以降の列車がキャンセルになっていて、その前は delayed 遅延。でも今から一つ前の列車に乗るのは時間的に無理。
とりあえず、ロンドンから来る友人に連絡して、予定通り、ブローケンハーストで落ち合うことにします。
レディングまでは順調に行き、わたしの乗る10:52発は予定通りそう。始発だから列車が来ている。オンタイム、しかし、電光掲示板に嫌な文字が。。。
<サザンプトン以降20分以上の遅れが出る可能性があります>
列車は定刻に出発。しかし、強風のため、安全のため、列車はスピードを落として運行しています。ベイジングストーク、ウィンチェスターを経て、次がサザンプトン、という時。ここで定刻より15分くらい遅れていたのだけど、アナウンスがあり『この列車はサザンプトン止まりになるかもしれません』
え〜・うっそぉ。
そこで降ろされたら次は何分の列車があるの?
Wifi が使えたので必死でググる。全部遅れてるから、ロンドン発も遅れていて、クラパム・ジャンクション経由で来る友人も、乗ろうとしたより前の列車が遅れていて、乗れたけど、すでに1時間近く遅れている模様。
わたしがサザンプトンで降ろされたら、次は友人の乗っている列車に乗ることになるかも。でも30分くらい待つのよ。
サザンプトンに近くなり、振替バスの情報がわかり次第案内します、とか言ってた車掌は何も言わない。『次はサザンプトン』と言うだけ。
結局、サザンプトンに到着したけど、乗って来る人もいるから、降りなくていいのだ、と覚悟を決めた。
結局、20分ほど遅れて、ブローケンハーストに着きました。
<ブローケンハースト>
わたしのボーンマス行きがブローケンハースト駅に着いたのが12時30分(定刻は12時6分着)。
友人のプール行きの列車はどんどん遅れていき、定刻11時45分のはずが、すでに1時間以上の遅れ。到着予定がどんどん延びる。
到着ホームは3番で、埠頭行きは4番の向かいなのでギリギリ間に合うか、と思ったけど、12時29分は無理。59分も無理そう。
とりあえず、レストランに電話して、遅れると説明。13時29分の列車で行く場合、2時かなあ、と思ったけど、2時半までに来てくれればいいから、と言われ<よかった>。
友人のプール Poole 行き列車は13時15分着になっている。
向かいのホーム、12時59分発の埠頭行きのアナウンスはあったものの、13時すぎても列車の影なく、電光掲示板は delayed のまま。
ブローケンハーストとリミントン・ピアーの3駅間を往復しているだけだから、向こうから来ないとここへも戻って来ないし、ここから出ないと向こうへも行けないわよね。
しかも、3番ホームにはその前のボーンマス行きが出発せずにいるのです。delayed のまま、時刻が出ない。
これがどかないと友人の列車が入って来れないのだがなあ、あれ?ひょっとして、ホームが変わるのかしら、とりあえず、4番の列車も気になるし、メインの出口に行ってみる。
折しもスタッフのおばさんが、大声で、『ボーンマス行き、3番!』と遅れている列車に乗車、と叫びました。
ついでに、リミントンは?と聞いたら『うーん、2−3時間は無理よ、タクシーで行って払い戻し請求して』だって。
やっと3番に止まっていた列車が出て行った後、友人の乗る列車が入って来ました。
これが13時20分ごろ。
埠頭行きの29分はみる影もなく、スタッフに言われたのでタクシーで行くことにしました。
タクシーは10分ほどで、13ポンド!でした。
払い戻ししてよねえ。。。気を取り直して、レストランに行きます。
ほとんど、列車の話で終わってしまいそうですが、ランチです!
レストランの名前は『エルダーフラワー』
ランチは7コースを選び。
ここのスペシャルシャンペンカクテルを乾杯に選びましたが、見たところ、白ワイン飲んでるみたいよね。
名前の通り、エルダーフラワーが入っているカクテルです。
お誕生日祝い、と言ったのでカードをくれた |
最初のコース。
貝柱と海藻のスプマー。
写真だとなんだかよくわかりませんが、拡大。
次がガーリックだったと。
次はフラワーポットのような可愛い一皿。
上に乗っているのは食べられるピクルスと花びら。
中にはムースが入っていました |
フラワーポットに見えるでしょう。
花びらも全部食べれる。
魚はガーナードだったかと。
器が和風。
ビーフの炭火焼。
トリュフソース。
デザート1つ目はレモン・ポセット。
2つ目はチョコレートケーキ。
これ、めちゃ美味しかった。
でも、最後にコーヒーと出て来た、チョコレートは地元の、と言ってたけど、甘すぎてだめ。
プチフールもシェフに作って欲しかったねえ。
実はこのレストラン、ウエブで探してたら、<売り>に出てたの。宿泊施設もあるようで、思わず、買おうかな?
まあ、買えないんだけど、聞いたら、
でももう売るのやめたんですって。
ランチ終え、ホテルまで歩きました。
ようやく、列車が動いて来た模様で途中走っているのが見えました。
昔のマナーハウスのようです |
窓ガラスも古いから歪んでるが |
天井も宮殿みたい |
ミーティングルームに並んでいた陶器はウェッジウッドでしたわ。
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暗くなって来たので、庭の写真は明日にしようっと。
ホテル内のバーで、飲みながら、サンドイッチとポテトフライの軽い食事。
『631 ハンプシャーの休日 2日目』はこちら。
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