177 リージェンシー・コスチューム
映画の画面より |
リージェンシー時代についての考察を「 174 リージェンシーについて」に入れましたが、服装について忘れておりました。たまたま、図書館で借りた DVD 「Becoming Jane」。邦題は「ジェイン・オースティン・秘められた恋」になってたわ。(Jane Austen = 発音はジェーン、って感じなんだけど、日本語普通表記でまとめておきます)。ひょ~、めちゃ意訳。これを見て、服装をまたばしゃばしゃ撮影してしまいました。時代考証がどこまで正確であるのかわかりませんが、素敵かも。
あらすじは、韓流ドラマのように、くっついたり、離れたり、行き違ったり、いらいらいじいじの展開ですが。。
ある意味、わたしは綺麗で、売れた恋愛小説を書いたくらい、インテリでもてたのよ、と自慢してるみたいでなんか??なんですけど。
時の摂政皇太子プリンス・リージェント「→→→ロイヤル年表に飛ぶ」も彼女の小説の愛読者のひとりだったようで。だんなに嫌われてる奥方のキャロライン王妃に同情して、プリンスは嫌いだったらしいけど、マーケット上、王様に言われたら「王にささげる」と入れるしかないって?
ジェイン・オースティンは41歳の短い生涯、で独身だったのですが、恋のひとつやふたつ、したわよ、求婚もされたんだから、って?喧伝したかったのかなあ。
女流作家のミステリは売れますね?
わたしも作家をめざしていたときもあり(~またかよ~)感情移入するところが。。。
服飾関係に進もうかと思っていたくらいで?(いろんなとこに頭つっこんでるわよねえ)興味はあるんですが、いいわあ。
白いスカーフを胸元に |
おかあさんのレースのセットも素敵 |
う~ん、り~じぇんしぃ~? |
姉のカッサンドラもスカーフ |
こちら黒いスカーフ |
レースやら
お母さんのレースのえりと、ひらひら帽子もかわいい。
ボンネット というんでしょうけど |
反対側から |
帽子もかわいい!こんな帽子ほしい(帽子も好きなんだ、わたしゃ)。売ってないかな。作れそうだけどねえ。
お出かけのアウトフィット |
右のレフロイのブラウス |
男の人のコスチュームもなかなかね。ブラウスは女性のようにそでがふくらんでます。
いまやっとサイトであらすじ探して、返したあとに納得しております。けっこう英語むつかしいんだもん。会話もけっこう、しちめんどくさいし。字幕もどうやって入れるのかわからぬまま。。。返してきました。図書館に。
舞踏会のシーンはドレスたくさん!
このドレス一番好きかも |
こちら、求婚者で断った方 (実生活ビリー・パイパーの夫ですな) |
こちら、ほんとは好きなんだけど 喧嘩ばっかしてる相手 |
ほんとはお互いに惹かれあっている |
大御所、マギー・スミス! |
つい食べ物に眼がいく? |
ネグリジェも素敵 |
執筆中 |
しつこく求婚するウィルジー |
兄の結婚式場面 |
こんなワイングラスを今さがしています |
小物にも眼が行くのよねえ。
こんなワイングラスで飲むとおいしいかもって。
左オペラ歌手 |
義姉と並んで晩年のしつらい |
と言っても40歳前後なんでしょうけどね。 |
お金持ちと結婚して、愛人つくればよかったのにね?なんて?これは別の映画「The Dutchess ある公爵夫人の生涯」の世界かな。キーラ・ナイトレイが綺麗でした。
Jane 役はアン・ハサウェイ Anne Hathaway 。シェイクスピアの奥さんと同じ名前で、このひとはアメリカ人の女優さんですが、綺麗にブリティッシュ英語していました。
本命役のトーマス・レフロイに扮するジェームス・マカヴォイ James McAvoy は、この映画では綺麗な英語なのに(役柄はアイルランドから来たことになってる)、DVD おまけのクリップで、インタビューに答えてふつーにしゃべってるところはめちゃスコティッシュなまりぃ。調べたらやっぱり、グラスゴー生まれのスコットランド人でした。当たりぃ。
わきを固めるひとたちもなかなかみなうまくて、存在感もあり、大御所マギー・スミスはまさに「レディ・グレシャム」そのもの。ハリポタの老教授役とはえらい違い。演じ分けうまいわ。
おかあさん役のジュリー・ウォルターズ、義姉になる女公爵も素敵。特に姉カサンドラ役の Anna Maxwell Martin. なんかイギリス人っぽい顔してないのよね。アジア的というか、日本にもいそう。素敵でした。
Jane Austen 生1775年12月16日 - 1817年7月18日没
© Mizuho Kubo , All rights reserved..November, 2011
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