169 セント・パンクラス 駅とホテル
今年のオープン・ハウスは行けないかなあと思っていたのですが、行ってきました。
セントパンクラス駅に新しいホテルができ、そのツアーを見つけたので、これに的を絞りました。
「3 ロンドン・オープン・ハウス」(2001年のもの)このときはまだこのホテルは工事中っつうか、中も入ったのですが、古~いままだった。部屋もそのままだったし。写真がどっかにあるはずなのだが、デジカメじゃないなあ。昔の写真をデジカメで撮り直してブログに入れるという壮大計画はなかなか遅々として進まず。。。すんません。
デジカメ持ったのが、おそらく2006年だから、それ以前はハードコピーのはず。。。
ごく最近では「110 ロンドン・オープン・ハウス 2010」 こちらはロンドン東部の家めぐり
「77 写真で見るロンドン・オープン・ハウス 2009」 こちら中世の教会めぐり
けっこう記事にしてるな。いや、それだけ行ってるってことよね。
6月のオープン・ガーデンと並んで、ほとんど毎年9月の年中行事でっさかいに。
ツアーの集合はパンクラスロードの「German Gymnasium」(ドイツ人のジムナジウム.・体育館:文字通りドイツ人の作らしい)とあったのですが、迷いに迷い、駅の近辺を2往復し、ユーロスター乗場のコンコース、外と中も往復し、iPhone の地図が便利ぃ、と思ったのにもかかわらず、google map はあまり正確じゃないみたい、聞きまくって到着したときには長蛇の列。12時30分くらいに列の後ろについて並ぶこと30分。そのとき並んでいた20人くらいのひとたちはわたしも含め、3時半の最終ツアーに来るように、スティッカーもらって退散しました。
ここは、駅近辺再開発プロジェクトのブレーンになってるらしく中はモダンな感じです。平日は一般公開もしているよう。19世紀の建物で、戦時中に一度破壊されたらしいですが、今までこんなところがあるとは気がつかなかったなあ。隣には来年?セント・マーチン・カレッジが越してくるそう。
ツアーは30分ごと、とあったのですが、3時半しかだめみたい。やっぱ、早めに行ってて正解ね。今回はあまり下調べせず、このホテルツアーだけを狙っていたのですが、こうなると、欲が出てきて、待ってる間に近場でちょっと見てみようかなあ。今回は別途記事にするつもりのリージェント時代をテーマにしたかったのですが、ほとんどがヴィクトリアン。ホルボーン近くのLSE =London School of Economics に行って見ましたが、ここも列そうで、モダンな感じだったからあきらめ、次。この近くの The Art Workers Guild に行きます。ここはまあ、建物だけ、だったんですが、思わぬ発見がトイレ!!ヴィクトリアン式木の便座。むかあし、友人宅にあったような、アンティークなトイレ。いきなりトイレの話でごめんなさい。でも写真撮っちゃいました。水タンクから下がっている取っ手も、とっても面白いの(2重にオチか)?
本題に戻り。。。
3時15分くらいに「体育館」に戻ります。新たに来ているひとたちはみな、ツアーはもう満員で、と断れらてました。しめしめ。やはり、早めの準備が必要だわ。人気なのねえ。ガイドさんがやっときて、3時半のツアーの人を集めます。スティッカーを持ってるひとだけ来てください、スティッカーのないひとはツアーに参加しないようにって言うけど、確認もしない。わたしのように上着の襟にスティッカー貼ってるひともいない。このへんがイギリス風のいいとこ。自己責任でね。さくっと入っちゃってもわかんない風だけど、そういうことするやついないのよねえ。朝わたしの前に並んでたひとたちがいる。6歳くらいの女の子連れたカップルや、乳母車つきの親子も、はいはい、覚えてますよ。でも赤ちゃん寝ちゃってるんだけど。
駅の歴史~!
セント・パンクラス駅は1886年に建てられ、もともとのアーケードと建物に一体してあったホテルはその5年後に開業したらしいです。その後ホテルはブリティッシュ・レイルに買収され、戦争やらで一時閉鎖。現在また新たに21世紀のホテルとしてオープンしました。
でも、スタイルや様式は極力もとのオリジナルを再現しています。
ユーロスターがこの駅から発着するようになって、いままた、来年のオリンピックに向け、メインの会場・ストラットフォードとを7分で結ぶそうです。大陸からユーロスターで到着した観光客も便利にオリンピック会場に行くことができます。
すでに5輪のでかいのが駅構内には飾られてあり、雰囲気をいやがおうにも出しております。
2階のコンコースに面したバーも雰囲気をそのままに。
2001年に行ったときに比べてどのくらい変わっているか?
ホテルの内部見学を期待していたのに駅構内の説明がほとんどで、ホテルはロビーとバーを素通りしただけ。全盛期のスパイス・ガールズが撮影に使ったというロビーの階段も説明だけで、見れなかったし、黒服がそこここにいて、なんか、ただすっと見るだけ、っての厳しそうだったのね。ホテルの雰囲気を壊してほしくないって感じ?だったらオープンハウスに参加するなよ、って言いたいけど。まええか。
ハリポタで一躍有名になったキングス・クロス駅がすぐ隣にあるこの駅はもともとビールをミッドランンド地方から運ぶために作られたそうです。びっくりぃ。ビール樽を貯蔵するためにも、運河の上にちょっこし高めに作られているということです。駅の下には運河があるそうで。
キングス・クロスを見下げてるそう。なぜなら、ここには
ブリタニアの像(確認しなかったが、表側からは見えないそうで)が Rule Britania の愛唱歌通り、セント・パンクラス(駅)がキングス・クロス(駅)を支配しているらしい。
ホテルのウエブ貼っておこう。宣伝費もらってるわけじゃあありませんが。
ロビーの雰囲気がわかるっしょ?一泊300ポンド程度です。
「セント・パンクラス・ルネッサンス・ホテル」 ←←← マリオット系のホテルです。
建築家のブルー色の梁。駅構内と同じ、ホテルのロビーも同じ色調。写真撮れませなんだが。
部屋のことを「チェンバー」と言ってたけど、最上階はマンションになっているらしい。10万ポンド?モデルだか女優だかが買ったとか。
バーとレストランはSearcys というロイヤル・オペラ・ハウスやロイヤル・フェスティバル・ホールにも入ってるケータリングの会社のレストランです。
ちょっとぽっしゅ(ハイソ)なのよね。
鉄道駅はどんなに古くてもヴィクトリア時代です、と理解しました。なぜなら鉄道が発明されたのがヴィクトリア時代だから。なんですねえ。日本で言えば、明治時代ですよ。
視察は9月18日。
次はヴィクトリア時代から遡り、リージェンシーに行ってみよかと。
© Mizuho Kubo , All rights reserved..September, 2011
セントパンクラス駅に新しいホテルができ、そのツアーを見つけたので、これに的を絞りました。
ユーロスターが見える |
「3 ロンドン・オープン・ハウス」(2001年のもの)このときはまだこのホテルは工事中っつうか、中も入ったのですが、古~いままだった。部屋もそのままだったし。写真がどっかにあるはずなのだが、デジカメじゃないなあ。昔の写真をデジカメで撮り直してブログに入れるという壮大計画はなかなか遅々として進まず。。。すんません。
デジカメ持ったのが、おそらく2006年だから、それ以前はハードコピーのはず。。。
ごく最近では「110 ロンドン・オープン・ハウス 2010」 こちらはロンドン東部の家めぐり
「77 写真で見るロンドン・オープン・ハウス 2009」 こちら中世の教会めぐり
けっこう記事にしてるな。いや、それだけ行ってるってことよね。
6月のオープン・ガーデンと並んで、ほとんど毎年9月の年中行事でっさかいに。
ツアーの集合はパンクラスロードの「German Gymnasium」(ドイツ人のジムナジウム.・体育館:文字通りドイツ人の作らしい)とあったのですが、迷いに迷い、駅の近辺を2往復し、ユーロスター乗場のコンコース、外と中も往復し、iPhone の地図が便利ぃ、と思ったのにもかかわらず、google map はあまり正確じゃないみたい、聞きまくって到着したときには長蛇の列。12時30分くらいに列の後ろについて並ぶこと30分。そのとき並んでいた20人くらいのひとたちはわたしも含め、3時半の最終ツアーに来るように、スティッカーもらって退散しました。
2つの駅周辺の模型 |
ツアーは30分ごと、とあったのですが、3時半しかだめみたい。やっぱ、早めに行ってて正解ね。今回はあまり下調べせず、このホテルツアーだけを狙っていたのですが、こうなると、欲が出てきて、待ってる間に近場でちょっと見てみようかなあ。今回は別途記事にするつもりのリージェント時代をテーマにしたかったのですが、ほとんどがヴィクトリアン。ホルボーン近くのLSE =London School of Economics に行って見ましたが、ここも列そうで、モダンな感じだったからあきらめ、次。この近くの The Art Workers Guild に行きます。ここはまあ、建物だけ、だったんですが、思わぬ発見がトイレ!!ヴィクトリアン式木の便座。むかあし、友人宅にあったような、アンティークなトイレ。いきなりトイレの話でごめんなさい。でも写真撮っちゃいました。水タンクから下がっている取っ手も、とっても面白いの(2重にオチか)?
オープンハウスのバナーが。 |
ヴィクトリアン・トイレ! |
水洗タンクは上にあり、 ひっぱって水を流すんですが |
陶器ですよ。 Pull and let go! 引っ張って、うっちゃれ。笑 |
3時15分くらいに「体育館」に戻ります。新たに来ているひとたちはみな、ツアーはもう満員で、と断れらてました。しめしめ。やはり、早めの準備が必要だわ。人気なのねえ。ガイドさんがやっときて、3時半のツアーの人を集めます。スティッカーを持ってるひとだけ来てください、スティッカーのないひとはツアーに参加しないようにって言うけど、確認もしない。わたしのように上着の襟にスティッカー貼ってるひともいない。このへんがイギリス風のいいとこ。自己責任でね。さくっと入っちゃってもわかんない風だけど、そういうことするやついないのよねえ。朝わたしの前に並んでたひとたちがいる。6歳くらいの女の子連れたカップルや、乳母車つきの親子も、はいはい、覚えてますよ。でも赤ちゃん寝ちゃってるんだけど。
St Pancras International ユーロスターのゲートウェイ |
こちらがオリジナル |
セント・パンクラス駅は1886年に建てられ、もともとのアーケードと建物に一体してあったホテルはその5年後に開業したらしいです。その後ホテルはブリティッシュ・レイルに買収され、戦争やらで一時閉鎖。現在また新たに21世紀のホテルとしてオープンしました。
でも、スタイルや様式は極力もとのオリジナルを再現しています。
ユーロスターがこの駅から発着するようになって、いままた、来年のオリンピックに向け、メインの会場・ストラットフォードとを7分で結ぶそうです。大陸からユーロスターで到着した観光客も便利にオリンピック会場に行くことができます。
ユーロスターもすでに オリンピックしてる |
2階のコンコースに面したバーも雰囲気をそのままに。
構内のシャンペン・バー |
ヨーロッパいち長いバーだって |
2001年に行ったときに比べてどのくらい変わっているか?
ホテルの内部見学を期待していたのに駅構内の説明がほとんどで、ホテルはロビーとバーを素通りしただけ。全盛期のスパイス・ガールズが撮影に使ったというロビーの階段も説明だけで、見れなかったし、黒服がそこここにいて、なんか、ただすっと見るだけ、っての厳しそうだったのね。ホテルの雰囲気を壊してほしくないって感じ?だったらオープンハウスに参加するなよ、って言いたいけど。まええか。
ハリポタで一躍有名になったキングス・クロス駅がすぐ隣にあるこの駅はもともとビールをミッドランンド地方から運ぶために作られたそうです。びっくりぃ。ビール樽を貯蔵するためにも、運河の上にちょっこし高めに作られているということです。駅の下には運河があるそうで。
キングス・クロスを見下げてるそう。なぜなら、ここには
ブリタニアの像(確認しなかったが、表側からは見えないそうで)が Rule Britania の愛唱歌通り、セント・パンクラス(駅)がキングス・クロス(駅)を支配しているらしい。
偶然だけど、うまく撮れたな。 |
梁の色はあざやかなブルー 建築家の名をとってギルバート・スコット・ブルーというらしい |
ホテルのロビーも同じ色調でした |
ジョン・ベジャマンというひとの名をとって 構内にあるパブ |
このひとなんですけど |
2009年の写真 |
様式は同じ |
ホテルのウエブ貼っておこう。宣伝費もらってるわけじゃあありませんが。
ロビーの雰囲気がわかるっしょ?一泊300ポンド程度です。
「セント・パンクラス・ルネッサンス・ホテル」 ←←← マリオット系のホテルです。
建築家のブルー色の梁。駅構内と同じ、ホテルのロビーも同じ色調。写真撮れませなんだが。
Euston Road に面した正面玄関 |
建築家の名前 |
部屋のことを「チェンバー」と言ってたけど、最上階はマンションになっているらしい。10万ポンド?モデルだか女優だかが買ったとか。
バーとレストランはSearcys というロイヤル・オペラ・ハウスやロイヤル・フェスティバル・ホールにも入ってるケータリングの会社のレストランです。
ちょっとぽっしゅ(ハイソ)なのよね。
鉄道駅はどんなに古くてもヴィクトリア時代です、と理解しました。なぜなら鉄道が発明されたのがヴィクトリア時代だから。なんですねえ。日本で言えば、明治時代ですよ。
視察は9月18日。
次はヴィクトリア時代から遡り、リージェンシーに行ってみよかと。
© Mizuho Kubo , All rights reserved..September, 2011
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