600 ハウス・トレイル 住んでた家シリーズ
600回 記念として!!
ロンドンに来て初めて住んだ家を10何年ぶりに見る機会があり、ここにわたしのロンドン住処トレイルを作成しました!
自己満足、というか、自分の今までの歴史を辿る?みたいな?
大げさ、か。
雰囲気が変わったかも (撮影 2018年7月) |
イギリスに来て最初に住んだのは、ロンドン北西部
キルバーン
1996年11月から1998年2月
Mowbray Road NW6
地下鉄ジュビリー線のゾーン2です。
どこへ行くにも便利。
駅から徒歩5分くらい。
閑静な住宅街にあって、ハウスシェアをしていました。ロンドンの友人夫妻が昔住んでいたところの、チェコ人の老人大家さんが隣にまた一軒買うから住めるよ、と紹介していただき。
誰も住んでない3階建てのトップフロアに一人でしばらく住んでました。
隣の建物も持ってて日本人にも貸してたんだけど、もう変わっているよね。
老大家がなくなり、息子の代になっていたのですが、ひとつの階に3部屋を3人で、台所、バスルームはシェアで、各階にあったのですが、同じ階に他にふたり日本人とシェアしてたときはよかったんだけど、中国人の女性が来てから、姉妹や友人が大挙して訪れ、台所で食べるのはいいけど、鍋やら片付けず置きっ放し。
風呂に入ったら2時間くらい出てこない。バスルームの中にトイレがあるから、塞がっている時は下の階まで行ったり、じゃまくさ・迷惑この上ない、で。
家の前でひったくりに遭遇したこともあって引越しを決意。
ここから割と近くのフィンチュリーロードに。
同じジュビリー線とメトロポリタン線の通る駅。
駅から徒歩7分。住宅街に同じような建物が並ぶ一角。
建物は3階で、各階にひと家族づつ住んでいて、わたしの大家は、グランドフロア(日本でいう一階)のひと部屋を別ドアをつけてスタジオフラット(日本で言う1K)として貸していました。
天井が高く、窓の大きい、ヴィクトリアンの家で、わたしの部屋は狭いながらもファイヤープレース(使ってはいないが暖炉)もあり、素敵な住処でした。スタジオフラットというのは寝室が1つしかなく、同じ部屋にキッチンもオープンキッチンのようについてました。トイレとシャワーは別で結構広かったけど、シャワーのみ。
1998年2月から2005年11月まで
Canfield Gardens NW6
(撮影2018年8月)
ドアの色も変わっちゃったわ |
この向かってドアの左の2つの窓がわたしの部屋だったわ。右が大家の住まいでした。
ドアブザー4つついてるからまだ貸しているのかしら。
ドアへ続く石畳はヴィクトリアンのタイルだったんだけど変えちゃってます。この鉄柵ゲートも昔とは違うような。。。
大家が家を売るというので追い出され、必死で探しましたがいいところがなく。
とりあえず移動することにしました。
フィンチュリー・ロード駅の近くの右手のグレイのビル、懐かしいわ。
コインランドリーでよく利用していたんだけど、変わってしまってます。
ここから北はそのまま、東へ移動。
2005年11月から2007年4月まで
アーチウェイ
Hornsey Lane N6
右の下から3つ目の窓がわたしの部屋だった。
(2018年9月撮影) |
中国人女性が大家。ハイゲートという触れ込みだったが最寄りはノーザーン線アーチウェイから徒歩10分。
短期の予定だったので、期待はしてなかったが、色々問題があり。
5階建ての昭和初期レトロなマンション?だったが、わたしの部屋は3階(日本でいう4階)なのにダンプ(湿気)!
すぐにまた出て行かねば、と思っていたので、ダンボール箱を壁に当てて置いていたら、3ヶ月くらいでカビが!
大家に言うと、二重窓にしてくれ、乾燥機も置いてくれたのだが、これだけで電気代がすごくかかってびっくり。
スタジオには珍しく、バスタブがあったんだけど、温水タンクが小さいのですぐ水になり、溜めて入れない。夕食の後、お風呂に入ってから食器のあと洗いしてましたね。
一階にも同じ大家がもう一つ部屋を持ってて、日本人に貸してました。
2007年4月から2008年8月まで
イースト・アクトン
Shaa Road W3
この一番上の三角の小さい窓が わたしの住んでいた部屋 |
10部屋くらいある豪邸だったんです。
角にバス停があったなあ。
地下鉄セントラル線の最寄りは徒歩で15分くらいなんだけど、別方向には歩いて5分ほどのところにオーバーグラウンドの駅があり、そのそばによく行った公園がありました。
懐かしい。
(やっと写真を足しました!)
次は日本の不動産屋で探してもらった大きなお家のひと部屋。
当時の職場ハマースミスに近いところで探したのでした。
医者や研究者専門に学会出席などの宿泊を提供しているやりて夫妻で。10部屋くらいあったかな。最上階を増築し、長期用に貸してたんだけど。
大家夫妻はとってもいい人で、素敵な感じでした。ご主人はコマーシャルプロパティのブローカー、奥さんはファブリックでカーテンや家のインテリアを作ると言う。部屋にも手作りの素敵なベッドヘッドやカーテンが揃えてありました。アルファ教と言う新興宗教のまとめ役をしてて、食事会にも誘われたけど、ちょっとね。奥さんは料理上手で、クリスマスのディナーにも招待してくれたのでした。
2007年10月に転職に成功し、メイドンヘッドの職場まで、イーリング・ブロードウェイ経由で地下鉄、列車を乗継ぎ、通っていたのですが、通勤費もかかる、時間もかかる、イギリスの列車の不確かさにストレスもたまる、で、引越しをついに決意。
メイドンヘッド
ここで3回引っ越しました。
2008年8月から2010年8月まで
Forlease Road SL6 1SB
この家はあまり写真に撮ったことがなかったのだけど、大雪の日に初めて撮りましたね。
裏庭。
わたしの部屋から見えます。
これが玄関の前 |
この辺りから、関連ブログも作っているのでまとめて入れておきます。
「66 ライフ・イン・メイドンヘッドその2」
「104 引越しは大変だ」
同じメイドンヘッドで引越し。
2010年8月から2011年2月まで
Grenfell Road SL6 1EY
「106 引越し事情」
ここもハウスシェア、大変だったけど、またまた大家が家を売る、というので半年ほどで出て行くハメに。
左>不動産屋のウエブに載ってた写真
右半分が一つの家です。
右の黒いドアの上の2つの窓(2階、イギリスではファーストフロア)がわたしの部屋だった
上>実際の写真 |
内部です。
わたしの部屋はめちゃ広くて、冬はちょっと寒かったが。
バスルーム・共有 |
台所・共有 |
バスルームと台所はモダンで、共同。トイレットペーパー置いとくと使われるし、で、紙とタオルを持参で行く。風呂場とトイレは同じ階なので、空いているのがすぐわかるんだけど、台所は下なので、見に行かないとわかんない。
まあ、わたし以外は、ほとんど使っていなかったのですが、インド人二人は毎日、カレーを煮込んでました。
時々、台所で、ターバン巻いた人たちが集合するのでちょっと怖かった。かな。
洗濯機も台所と同じところなんでちょっとうざかったかな。
2011年2月から2016年10月まで
Grenfell Road SL6 1HD
通りの名前は同じで、300メートルほど丘の上に移動。
車の後ろの窓がわたしの部屋 |
ここに至るまでにはこれが。。。
「130 不動産やめぐり」
でやっと。
「132 新居ですぅ」
大家はしっかり者のフレンドリーなアンティーク好きなおばさんで、リクエストするとなんでもやってくれ、狭いスタジオながらも場所も悪くないしインテリアの趣味もいいので、気に入っていたのですが。
オフィスが引越して、しばらく列車で乗換えあり片道ほぼ1時間を列車で通ってたんですが、どうしようか、と思っていた矢先「家を売るので出てって欲しい」またかよ〜。
あとでわかったのは、売ったのではなく、出してから改装してたって。またまた貸しの広告で発見したのよ。
ソファベッドを普通のシングルベッドにしてくれ、引越すときは持ってていい、と優しい人でした。。。でもわたしを出した後は改装の末、かなり家賃高くして貸しに出してたわ。
スタジオにしては珍しく、バスタブがあったので、大家がキューブ・シャワーに改装したかったのを頑なに拒んだんだよねえ。それで出て行って欲しかったのかも。
そして現在のウォキンガムへ。
2016年10月から現在のところ。
Broad Street RG40
「479 またも引っ越しウォキンガムへ」
荷物入れる前なんで、スッキリ、美しいが、家具がないのでちょっと不便です。
今まではずっと家具付きの家で、大きな家具を持って移動しなくてよかったのですが(小さいものはいっぱいあってあまり軽装ではないけど)ここは家具なし。
自分の趣味で好きな家具を買うことはできるんだけど、仮住まいの間に家具増やしたら今度引っ越すとき大変だし。
ベットだけ買わなくちゃ、マットレスだけでもあればとりあえず寝れるか、と思ってたのですが、前の大家が持って行っていいよ、とメイドンヘッドで使ってたおニューのベッドを持って来ました。感激。
これまた友人にもらった折りたたみのテーブルと簡易の足台を椅子代わりに食事してたんだけど、同僚が使ってないテーブルと椅子2脚を車で持って来てくれ助かりました。
リビングは通りに面してます |
寝室 |
玄関入ったところ |
この階段上がって右に入って左 ここからだと向かって右の上 |
ファーストフロアです。
今まで、スタジオ(部屋は寝室の1部屋のみ)だったのが初めて、居間があり、寝室が別の1ベッドルーム!
終の住処を見つけるのはいつ???
© Mizuho Kubo , All rights reserved… September, 2018
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