グラナダ 3 アルハンブラの想い出 2012

遠くにシエラ・ネバダ山脈
ヘネラリフェ庭園を望む
ま〜これ、力作よ。
アルハンブラの想い出1は、初めて行ったとき。ロンドンの語学学校を終えて友人といっしょにヨーロッパを回っていました。
夏だったか、暑い日で、オリーブオイルにあたったのか、冷たいものを飲み過ぎたのか、お腹の調子が悪く。。。宮殿見学に行ったはいいが、見ている最中にトイレに何度も行きたくなり、が、売店の近くにひとつしかトイレがなく、何回も行ったりきたりしました。ついにトイレットペーパーがなくなり、非常事態。売店で買うことができるかと聞いたら、ひとまき、ポンとめぐんでくれました。ただなのもあまりに申し訳ない、とそこにあった、小さなロバの置物を買ったのです。しばらく家に飾ってたんだけど、あれ、どこへいったのか。そのロバを見る度、アルハンブラを、いや、アルハンブラのトイレを思い出すのです。。。
さて、再会の今回は。。。。またひと想い出できました。

入り口の門
門が多い

宮殿というより城壁だな

重厚な扉 


ついそのふた月ほど前に行った友人が「トイレットペーパーを持って行く方がいいよ」とアドヴァイスしてくれたので、思い出しました。そやー。この話彼女にしてたっけっかー。
当日は準備万端、ホテルで予備のひとまきをかばんにひそませ、いざ、出陣。
でも実際は、売店も増えていて、トイレも数カ所あり、奇麗で、個室の数も多かったし紙がありました!
そうそ、スペインでのトイレの会話。レストランやカフェに入ると、必ず「紙と便座チェック〜」両方あったらオッケ〜。便座がないトイレがけっこうあったんですよねー。あれ、はじめから下ねたですみません。
写真は奇麗に行きます。

実は入り口間違って町に近い「ぶどうの門」から入っちゃったんです。昨日の夕食場所の近くのしゃれたパブ風のビストロでランチを「かるく」すませたあと、宮殿への道を徒歩で上がりました。ナスル宮の時間は4時だったので、まだ時間があり、先にカルロス5世宮殿から見ました。そのあと「赤い砦・アルカサバ」に上り、展望してからナスルへ向かいます。

カルロス5世宮殿のアーチ

天井も必見

ぶどう樹の門



アルカサバへ

ユダの木というらしい

ナスル宮殿入り口

アルカサバからナスル宮殿望む





噴水がいっぱいある

藤も咲いてました



ナスル宮へ

天井

細工が細かい!








アラビアン・ナイト

大使の間から



二姉妹の間に入る前庭





床にも注目

謁見の間になっていたとか



ちょっとアジアちっくな天井の色



「メスアールの間」「アラヤヌスの中庭」「大使の間」「二姉妹の間」「アベンセラヘスの間」いっぱいあってどれがどれかわからへん。
二姉妹の間




ライオンの中庭

ライオンは修復中でした


まさに蜂の巣の天井





フラッシュは禁止だけど、
ライトアップで十分撮れる






ワシントン・アービングの記念碑

天井好きね
作家アービングが1829年に
「アルハンブラ物語」を執筆した部屋



階段もタイルがかわいい
わたしの足です



オアシスっぽい


パルタル庭園



貴婦人の塔だって



わたしたちのことよねーと
二人で勝手に納得



ヘネラリフェ庭園に向かいます

テラコッタも絵になる
ぶどう畑

噴水がふんだんに
水がそこここに




バラ

藤のアーチ






夏の離宮として建てられた










シエラネバダの雪解け水を
利用しているらしい


高さを利用して上から流しています

夏のグラナダ音楽祭の
屋外劇場
椅子が並んでるんです

パラドール

敷地内にあるパラドールの中庭

扉は重厚なんけど
レセプションはけっこうモダンでした




隣の小さな
ホテル・アメリカ

レストランになっています
看板かわいい

教会

サンタ・マリア教会

特別付録◎アルハンブラの想い出2012
鳥です!鳥ー。
見学終わってまたぞろ道を今度は下りだから楽だわー。チュンチュンと言うかわゆい鳥の声を聴きながら優雅に歩いていると、木々の中から突然、バラバッラという音とともに、何かが頭上に。青空なのに雨でも降ってきたのか、と思ったほど。
帽子かぶってたんで良かったのですが、なんと、鳥のふん!でした。
ふたりとも、あたまっから背中にかけて緑のふんをかけられ、わたしのおニューのベージュの麦わら帽子に緑のてんてん模様が。うすピンクのカーディガンにもついてました。緑色。
えじきになった
帽子

船に戻って、シャワーシャワー。と洗濯。
センズベリで買ったばかり(実は子供用)のベージュの麦わら帽子、6ポンドだから捨てても惜しくはないが、まだあと5日間は帽子いるやろー。この太陽さんさんの天気では。
よく見ると、帽子は「紙製」とある。洗えないかなあ。とりあえず、ふいて、なんとか、使えそう。緑でよかったわ。しみを目立たないくらいにふいたけど、ちょっとまだ色がついてるのがわかる。

そのあとー!なんと2度目。バレンシアでもやられてしまいました。
大聖堂の近くで、アイスクリームに凝っていた友人が店を見つけ、買おうとして並んでいて、わたしは横で待ってたら、突然、またばらばらばらっと何か液体のようなものがわたしの頭上に降りたのです!今度はわたしだけ!
それは上にいた「鳩」のふん、だったらしく、色もどす黒いし、これがまた、くさ〜いの。グラナダのはまさに、うぐいすのふんのようで、色も緑の奇麗な?色だったし、においも草の独特の匂いで、不快な感じではありませんでした。

しかし、鳩はー!!人間様にぜいたくなもの、食わしてもらっているからか、くちゃい、くちゃい。そのくささがふいてもふいてもずーっと顔の周り漂っていました。
帽子かぶっててよかったやん、と慰められたけど、髪の毛なら洗えば済むがー。帽子の色はとれんぞー。

船に戻ってからこれではかぶれない、と、水でもー、じゃぼじゃぼ洗濯。なんとか匂いは消え、無理矢理乾かしたら、形ぼこぼこながら、帽子としては使えそうです。

も〜、今度見たら焼き鳥にしてやる〜。うらみ骨髄〜だ。それから鳥の声らしきものを聞くたび、鳩の姿を見る度、避けて通りました。3度目の正直はいらん!で〜。

© Mizuho Kubo , All rights reserved..May, 2012

コメント

  1. 鳥攻撃があった日、二回とも晴れてた? どこでだったか、買ったばかりの真っ白のパラソル指してたら、みごとにやられたことがあって(日本でだよ)。あまりふん攻撃ということがない国でだったので、びっくりしてたら、反射がまぶしかったからじゃないか、って、指摘された。攻撃のつもりか条件反射かしらないけれども、下から光が差すと鳥の、その、肛門が緩むんじゃないのか、って。。。どうなんだろう。

    でまあ、その真っ白白のパラソルは、家の風呂場でじゃぶじゃぶ、漂白剤かけて洗って、一応使えるようにはなったけれども、なぜか、その後、かんかん照りの日は黒いパラソルを愛用するようになったわたし・・・・

    紙の帽子は真っ白じゃないみたいだけど、もしかしたら、光を反射してたのかも。ヨーロッパでは黒い帽子をかぶりましょう、だわね。黒いのは熱をすうから暑いんだけど。

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  2. 白ね!友人の帽子が真っ白でしたわー。ブラナダでは。
    バレンシア覚えてないけど(2つ3つお持ちだったので)彼女はおそらく、
    ふん攻撃のあとから白いのはかぶってないはず。ということはなぜ??
    黒い帽子ねー。夏には暑すぎるー。、

    返信削除

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