79 夏のコッツウォルズ
これまた夏の思い出ですが、年内にアップしとこ。ほんとに遅くなってごめんちゃい。
7月に小学生のときの!同級生がおともだちと日本からきて、いっしょにコッツウォルズに行きました。2泊3日という忙しいスケジュールでしたが、コースは:
1日目 ロンドン・パディントンから列車でケンブルへ。 バイブリーの村めぐり
この日はバイブリー泊
スワンホテルの前が鱒養殖場になっていてすてきな池があり、なんつー名前かわからないけど、水鳥がいました。巣をつくっててかわいいちびいのもおります。右、つたのからまってる建物がスワン・ホテル。ホテル内のディナーもおいしかったらしい。
2日目 ホテルで朝食後、ハイヤーしたお車で、コッツウォルズ・ハイライトめぐり
Broadway. 初めて行きました。ブロードウェイという名の町(村?)はいっぱいありますが、このウスターシャーのがコッツウォルズの村めぐりとしては有名。
3日目
チッピング・カムデンからオックスフォード経由 ロンドン戻り
田舎の雰囲気のあるホテルに泊まりたいという友人の希望で、筆者お薦めのバイブリーのスワンホテルにお泊りいただき、チッピング・カムデンでは(以前に知り合いと泊まりました)ホテル、コッツウォルズ・ハウスを案内しました。
イギリス在住のわたしには円高の強みの日本からの友人とはとても同じ金銭レベルで勝負できないし、筆者の住まいがロンドンとコッツウォルズの間にあり、列車も同じ線上の途中、ということで、勝手ながらわたくしは2日間メイドンヘッドから日帰りさせていただきました。そう、メイドンヘッドはオックスフォードに行く線上にございますのよ。特急は止まらへんけど。
田舎に住んでおりながら、自動車というものを運転できない、免許もない、車もない、という3重苦のわたくしですので、タクシをハイヤーしました。3人やしね。たとえ車を持っていたとしても、免許があったとして方向音痴のわたしが運転するより(自分の名誉のために言うとくけど、地図は読めるで!)地元の地理がよくわかった運転手さんに託すのがよろしいでしょう。コッツウォルズはほんと、車がないと不便です。ローカルバスは1時間に一本とかだし(どっかもそうやな)。魅力のある村々はだいたいが鉄道駅から離れておるんですよ。
これはバイブリーから最寄の鉄道駅ケンブルにいくのにバスしかなく、乗継地点であった、サイレンセスター Cirencester の町並み。けっこう大きい町です。夏は野外オペラもあるらしい。今度の目標ね。
これだけ有名になって、たくさんひとが寄ってくるのに、昔とぜんぜん変わらないんですね。イギリスの田舎って。。。
Corn Hall という今はブティックになってるホール。
昔のもろこし市場(いちば)でしょうな。
7月中旬の夏、さわやかな初夏の雰囲気でした。残念ながら一番ハイライトの2日目がえらい雨で。別の意味、タクシで回ってよかったのかも、です。晴れ女を自他とも認めるわたくしのおかげで?午前中はすごい雨だったのが、だんだんやみ、午後にはもう晴れておりました。さすがあ。
そう、3日目はチッピング・カムデンのホテルからタクシを手配して最寄のモートン・イン・マーシュへ行き、そこから鉄道でオックスフォードまで出て、乗り換えでロンドン、のはずだったのですが、イギリス名物路線工事、につき振替バスでした。わたしは前日同じルートでオックスフォードまで戻り、翌日は友人2人のみ。3日目は会社休めなくてご一緒できなかったのよん。
平日なのに大変、っつうやつです。この書き入れ時の夏なのに、平日なのに、工事するかなあ?いやあ、バスなんてよう乗らん、と言ってたけど、わたしの心配をものともせず、元気な友人たちは無事、途中下車のオックスフォード観光までしてロンドンへ帰着されました。よかったわ。
1日目にはケンブルで合流すべく、駅で到着時間にあわせてタクシも手配し、わたしはメイドンヘッドからレディング乗換え、彼女たちはロンドンから直行。同じ列車にレディングで合流するという手はずが、わたしのメイドンヘッド発の列車がキャンセル!というハプニングがありました。次の列車では間に合わないのです。パニクっておりましたが、なんとかクリア。平日やで。幹線列車キャンセルするか?というところでまた鉄道のぐちになります。
それもいつも家を出る前に必ずウエブで「発着情報」を見て、チェックしてから行くようにしてて、その日も家を出る(駅まで徒歩7分)前にチェックしたところ「予定通り on time 」になってたんよ。なのに駅に着いたら電光掲示板にcancelled の赤文字が!!!一瞬目を疑ったわ。
on time の意味わかっとんのかね!?
10分以上前にロンドン・パディントンを出発したはずの列車はどこへお消えになったんざぁんしょ?漫才のネタになりそうやねえ。失われたオックスフォード行きを求めて。。。とかなんとか。
あまり愚痴ぐち言うとまたマーフィーの法則になるからやめとこ。
コッツウォルズの旅 前回は→(37 蜂蜜いろの空気とコッツウォルズの青い空)
写真がないけど、こちらもどうぞ。
2009年12月14日
© Mizuho Kubo , All rights reserved…..…..December, 2009
7月に小学生のときの!同級生がおともだちと日本からきて、いっしょにコッツウォルズに行きました。2泊3日という忙しいスケジュールでしたが、コースは:
1日目 ロンドン・パディントンから列車でケンブルへ。 バイブリーの村めぐり
この日はバイブリー泊
スワンホテルの前が鱒養殖場になっていてすてきな池があり、なんつー名前かわからないけど、水鳥がいました。巣をつくっててかわいいちびいのもおります。右、つたのからまってる建物がスワン・ホテル。ホテル内のディナーもおいしかったらしい。
白鳥の子供(灰色の小さいの)
お部屋の中はこんな感じ。このテディベアちゃんとは翌朝泣く泣く別れた。。。らしい。
パティオを見下ろす
お部屋に備え付けのティーポット
アーリントン・ロゥという昔の長屋
移動アイスクリーム屋さんのバンの横にヴィンテージカーが。エンジンの調子がよくないようでしたが??
2日目 ホテルで朝食後、ハイヤーしたお車で、コッツウォルズ・ハイライトめぐり
バーフォード バートン・オン・ザ・ウォーター ブロードウェイ チッピング・カムデン泊
まず運ちゃん兼英語ガイド、連れていってくれたのが、典型的なコッツウォルズの村並みが残るという小さな村(ごめんね、村並みは雨が降ってたので撮ってません)。そこの教会。確か、チェドワースというとこだったと思うんだけど。ああ、地図までもらったのに忘れたわ。こんなところにけっこう由緒ありそうな古いりっぱな教会がある。こういうとこは地元のひとじゃないと知らんよなあ。 教会の前のふつーのお家なんだけど、なんかかわいい。
こういうところに住んでるひとは何してるの?と運転手に聞きましたら「主に農業」だって。さ。
途中でこれまた寄ってくれたラベンダ畑。外に出ず、車の中からレイジーに撮ったのでごめんね。その名もスノーズヒル Snowshill 。
Broadway. 初めて行きました。ブロードウェイという名の町(村?)はいっぱいありますが、このウスターシャーのがコッツウォルズの村めぐりとしては有名。
Tisanes というTea Room の自転車とともに、のこのような写真は英国政府観光局の宣伝用の絵の中にも同じようなのがあるのですが、わたしにはすっごい思い出の構図なのだ。まあ、多くは語りたくないけど、大きめに入れとこ。絵になるでしょ。みずほ© マーク。
お目当てのテディベアの店はなくなってたんだけど、クリスマスショップを発見。
典型的コッツウォルズ地方 茅葺(かやぶき)蜂蜜色壁の田舎家
チッピング・カムデンからオックスフォード経由 ロンドン戻り
田舎の雰囲気のあるホテルに泊まりたいという友人の希望で、筆者お薦めのバイブリーのスワンホテルにお泊りいただき、チッピング・カムデンでは(以前に知り合いと泊まりました)ホテル、コッツウォルズ・ハウスを案内しました。
イギリス在住のわたしには円高の強みの日本からの友人とはとても同じ金銭レベルで勝負できないし、筆者の住まいがロンドンとコッツウォルズの間にあり、列車も同じ線上の途中、ということで、勝手ながらわたくしは2日間メイドンヘッドから日帰りさせていただきました。そう、メイドンヘッドはオックスフォードに行く線上にございますのよ。特急は止まらへんけど。
田舎に住んでおりながら、自動車というものを運転できない、免許もない、車もない、という3重苦のわたくしですので、タクシをハイヤーしました。3人やしね。たとえ車を持っていたとしても、免許があったとして方向音痴のわたしが運転するより(自分の名誉のために言うとくけど、地図は読めるで!)地元の地理がよくわかった運転手さんに託すのがよろしいでしょう。コッツウォルズはほんと、車がないと不便です。ローカルバスは1時間に一本とかだし(どっかもそうやな)。魅力のある村々はだいたいが鉄道駅から離れておるんですよ。
これはバイブリーから最寄の鉄道駅ケンブルにいくのにバスしかなく、乗継地点であった、サイレンセスター Cirencester の町並み。けっこう大きい町です。夏は野外オペラもあるらしい。今度の目標ね。
これだけ有名になって、たくさんひとが寄ってくるのに、昔とぜんぜん変わらないんですね。イギリスの田舎って。。。
Corn Hall という今はブティックになってるホール。
昔のもろこし市場(いちば)でしょうな。
7月中旬の夏、さわやかな初夏の雰囲気でした。残念ながら一番ハイライトの2日目がえらい雨で。別の意味、タクシで回ってよかったのかも、です。晴れ女を自他とも認めるわたくしのおかげで?午前中はすごい雨だったのが、だんだんやみ、午後にはもう晴れておりました。さすがあ。
イギリスの田舎、初夏、良い天気 これは絵になる以外のなんでもない!まあ、写真をごらんくださいませ。
午前中雨だったところはあまり撮っておりません。
午前中雨だったところはあまり撮っておりません。
そう、3日目はチッピング・カムデンのホテルからタクシを手配して最寄のモートン・イン・マーシュへ行き、そこから鉄道でオックスフォードまで出て、乗り換えでロンドン、のはずだったのですが、イギリス名物路線工事、につき振替バスでした。わたしは前日同じルートでオックスフォードまで戻り、翌日は友人2人のみ。3日目は会社休めなくてご一緒できなかったのよん。
平日なのに大変、っつうやつです。この書き入れ時の夏なのに、平日なのに、工事するかなあ?いやあ、バスなんてよう乗らん、と言ってたけど、わたしの心配をものともせず、元気な友人たちは無事、途中下車のオックスフォード観光までしてロンドンへ帰着されました。よかったわ。
1日目にはケンブルで合流すべく、駅で到着時間にあわせてタクシも手配し、わたしはメイドンヘッドからレディング乗換え、彼女たちはロンドンから直行。同じ列車にレディングで合流するという手はずが、わたしのメイドンヘッド発の列車がキャンセル!というハプニングがありました。次の列車では間に合わないのです。パニクっておりましたが、なんとかクリア。平日やで。幹線列車キャンセルするか?というところでまた鉄道のぐちになります。
それもいつも家を出る前に必ずウエブで「発着情報」を見て、チェックしてから行くようにしてて、その日も家を出る(駅まで徒歩7分)前にチェックしたところ「予定通り on time 」になってたんよ。なのに駅に着いたら電光掲示板にcancelled の赤文字が!!!一瞬目を疑ったわ。
on time の意味わかっとんのかね!?
10分以上前にロンドン・パディントンを出発したはずの列車はどこへお消えになったんざぁんしょ?漫才のネタになりそうやねえ。失われたオックスフォード行きを求めて。。。とかなんとか。
あまり愚痴ぐち言うとまたマーフィーの法則になるからやめとこ。
コッツウォルズの旅 前回は→(37 蜂蜜いろの空気とコッツウォルズの青い空)
写真がないけど、こちらもどうぞ。
2009年12月14日
© Mizuho Kubo , All rights reserved…..…..December, 2009
思い出のお友達より先にコメントしてしまってごめん。今勤務先のティーブレイク(お湯はこれから取りに行く。先にビスケットだけつまんだ)。
返信削除Corn Exchange とかCorn HillとかCorn Hallとか、ちょっとした町にはたいていありますが、これ、ヨーロッパにもろこしが入ってくる前からあるのよ。ほれ、もろこし、つーのはコロンブスじゃなくって、スペインのコルテスとかが南アメリカから中央アメリカに「侵略」してヨーロッパに持ち帰ったものじゃけん。ああ、ジャガイモも唐辛子もそうなのよ。
でそのまえのCornは穀物の総称。実際に交換=売買されていたものの目玉はやはり小麦です。マーケットと別になっていることが多いのは、やはり穀物でぬれるのを嫌ったからではないかと思いますが、そのその昔はおそらく露天で取引されていた。
Chippingという語がつく地名もイングランドには多いです。調べたところ、Chipというのはアングロ=サクソン語で取引のことだったらしい。おそらくそこから、おつり=tipがでたのだろうと思うけれども。Chippingどうたらというのはたいてい昔ローカルなマーケットがあったところです。地方の主要道路沿いの町の郊外の野原で定期市が開かれたとか。それが常設の買い物町になったとか。
うう。また、うん・ちく。商売がわかっちまうか。Kouraでした。
肝心のコメント。写真きれい。景色きれい。イングランドはどこにいっても景色がきれい、を、英語に直すとEngland is a garden! ということになるらしいんだが、Kouraも昔写真とりまくって亡父に見せたら、なんだ全部絵はがきか、って言われたことがありました。まあはがきサイズプリントアウトがイギリスの標準ということもありますが・・・思い出の景色がなんだか全部絵はがきになるって、自慢のようながっかりのような。でもMimiのショットはセンスあると思うよ。定期チェックがたのしみです。そのうち音もつけてみては。まあ田舎の景色にオペラではあわん、とも言えるけれども。では。
ためになるなあ、このブログ。そうだったのね。マーケットはどこにもあるみたいですね。田舎に行くと。そう、地名もね、ネタの一環なのですよ。ちょっと勉強する時間がいるので。日々勉強ね。ありがとございます。写真はちょっと自慢ん~かな?喜んでいただけてうれしいわ。
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