569 ご近所のアンティークフェア



ちょっと戻りますがイースターの日曜日。
ずっと雨だったのですが、日曜日だけ、曇り。近所に散歩に行こうと、今まで行ったことのない方面を目指してちょっと歩こうとウォーキングに出発。

15分ほど歩くと、スポーツセンターのようなところに<本日アンティークフェア開催中>の看板が。
あとで寄ってみようと、しばらく歩きを続け、戻って来たら、看板がない!

あれ?確かにここだったが、と入ると、スポーツセンターでした。受付の女性に「アンティークフェアは?」と聞くと、どうぞ。
この時点で既に4時近かったので、もう終わってました。

中は体育館のように結構広く、ほとんど終いにかかってて、置いてあったアンティークニュースの新聞や、チラシなどをもらって、月一回あるようだから、また来ようっと。

家に帰って、トワィフォード Twyford(発音はとゎいふぉっど、って感じ。レディングと昔の住処メイドンヘッドの間の駅)でつき始めの月曜日に蚤の市があるというのを見っけ。
翌日、すなわちイースターマンデーにやっている。地図を調べると、駅から15分ほど歩くが公民館のようなところであるようです。毎月、第一月曜日だから、バンクホリデーなどの休日でないといけないし、とさっそく翌日行くことにしました。




駅から歩いて15分くらいのところにあるホールが会場でした。アンティークフェアの看板が出てるけどどこやろ?危うく隣の医院に入るところでした。

中はこじんまりとしていますが、結構出てる。

ロイヤル・ウースターの蓋物を買ってしまった。
10ポンドの言い値を8ポンドにしてくれた。












陶器、ガラス、レースに目のないわたし。
レースも箱でごちゃっと入れてるおばさんがいて、2箱見せてもらう。コースターになりそうな小さいのが 50p ちょっと大きい次のが1ポンド(約150円)、四角いのは2ポンド。
値段付いてないからこれは?これは?と聞くとじっと見てうーん、1ポンド、とか言うので「全部値段覚えているの?」と聞いたら「大きさよ」だって。適当やな。



結局、大きいの小さいの、四角いの5枚買って6ポンドのところ、5ポンドにしてもらう。もっと値切ればよかったけど、そんな大きな数字ちゃうから。大阪人の割りには弱気なわたしです。




一枚ずつ撮ると大きさがよくわかりませんが。
一つずつ、あ、これはハンドメイド、これは機械編みね、これはアイルランド製、と説明してくれます。悩みに悩んで、箱全部散らかして帰ってきました。






アイルランド製だと

テーブルクロスくらいの大きさ。
麻だと思う

こういうレースが好きですね
ボビン・レースかしら
そして、21日の土曜日。スポーツセンターでもらったチラシに、パンボーン Pangbourneでもアンティークフェアがあって、ここはテムズの歩きでも行ったし、肉屋さんで有名な美味しいパイを買えるのでまた行きたいなと思っていたところ。
アンティークフェアとパイ、これで決まり。

土曜日に行って来ました。
Pangbourne ( Pang川の意味、 Bourneは小川)
村の集会所(って感じ)Village Hall は駅から徒歩5分くらいのところにあります。
入場料1ポンド払って中に。そんなに広くなくて、ブースは7くらいしか出てませんが、ちゃんとコーヒーやら飲めるところがある。
前から目をつけていた、ガラスのゼリー型を買ってしまいました。
陶器のを一つ持ってて、いろんなのがあるんだけど、透明なガラスのが欲しかったんです。
チャリティーショップでも時々お目にかかるんだけど迷っていたところ。
これ、2ポンドだぜ。買い。


長いほうが15センチくらいかな。
ガラスが分厚くて結構重いんだけど。


これでゼリー作ったらまたアップしますね。



これ誰やろ?


村の標識を見つけ、裏に駐車場があるな、と思ったところがヴィレッジ・ホールでした。



ここにもアンティークフェアの案内が。





横にその名もエレファント・ホテル。
象が宿泊するのではない。。。。と。








素敵な茅葺長屋



ふっと、覗くと癒される景色。

River Pang パン川です。




これが地元の<賞をとった>パイ屋さん。Greens
肉屋です。隣に野菜や惣菜売ってて拡張してる。




しこたま、パイを買い、冷凍しておきます。
ここのスコッチエッグやキッシュも美味。



上から、丸いのがスコッチエッグ。
その下、ソーセージロール

パイは、左>ステーキ&スティルトン S S(スティルトンはイギリスのブルーチーズ)、ステーキ&ギネス S G(ギネスはビール)
あと、チキンカレーのパイも買いました。
S G のはずが S C  で G=C になっちゃってるけど、どっかで欠落したな。

自家製デミグラスソース
とともに


ぜんぶ美味しいよ。わたしはここのパイが一番美味しいと思います。
スーパーとかでも売ってるけど、どうもイマイチ。
さっそく2日後に会社にランチ持って行って食べたけど、やはり美味かった。
機会があればまたアンティークフェア&パイやるかな。

© Mizuho Kubo , All rights reserved.....April, 2018

コメント

  1. う~ん。これ、ほんとにうらやましい。わたしは1.ポーセリン 2.レース 3.ガラス の順で、自分でも、どうしてこれほどガラスが苦手なのかわかりませんが・・・たぶん、割れたときの鋭さが怖いのだと思います。夏用にナハトマンのガラスのお皿はずいぶん揃えたんです、が、なぜか、出してない。でも、あの、昔風の、日本で言えば昭和の初めのかき氷のグラスというか、ぶあっつ~いガラスはいいですね。

    これだけのお品がこのお値段・・・うらやましくてため息がでます。またこんど、ローカルのアンティークフェアめぐりに誘ってください。

    でもって、今回は、パイに目がないわたしとしては、ついでのお買い物もうらやましく。

    この看板はどうみても「バイキングの王」をイメージしてるようだけど。たしかに、イギリスはひらったいし、バイキング船は喫水が浅いから、川伝いに相当な内陸までやっては来られたでしょう。

    地元の発掘でなんかそれらしいものが見つかったんで、観光のウリにしようとしたとか? どうも地元に昔からの言い伝えがある、っていう雰囲気でもなさそうな。伝説かなんかあったら、絶対名前書いてるって。

    だいたい無茶やわ。バイキングにはリーダーはいても、王はいなかっただろうし、これ、どう見ても中世の絵画で王がかぶってるような王冠(えっと、たぶん、現物での考古学的発見はないと思いますよ。せいぜいサークレット(円環、あるいは円冠)に毛がはえたていどの飾りしかない)。・・・、こんな戦闘スタイルで儀式用の象徴目的の王冠かぶるかいな。角が生えた兜かぶせとかんかい・・・剣のかたちもあやしいなぁ・・・・看板の上のほうの船はどうみてもバイキング船だけどね・・・

    町の観光協会の決定による新作! (名前募集中!)って感じだな・・・

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