568 イースターのウォキンガム巡り



イースターの期間はずっと雨で、土曜日にオペラにロンドンに出たくらいで、予定が全くなく、外にも出る気もせず。。。で。
イースターサンデー、エイプリル・フールの日曜日は日中は雨も降らず、曇りの予報だったので市内を歩いて見ました。

ウォキンガムは昔のマーケットタウンで、古いテューダー朝の建物が残る可愛い町です。

日曜日はほとんどのお店閉まっていて、開いているのはパブとレストラン、カフェくらい。
人も少なくて、写真撮るのに好都合でした。


まずロンドンへつながる道、長いロンドン・ロードを歩いていると見つけた道標。

右、ロンドン31マイル(約50キロ、あ、そう、そんなもん)、左レディング8マイル(約13キロ)とある。

出ました、田舎のちっこい郵便ポスト。稼働してるんですよ。



オールセイント教会。
All Saints Parish Church 立派な教会です。


道路挟んで、新旧。


昔のもろこし取引所かな。



今は不動産屋さん


横手の狭い道は近頃発見した、わたしのお世話になっている GP(メディカルセンター)への近道。

このパブから向こうが工事中

市庁舎

このあたりから、町の中心がずっと工事中で歩道も歩くところも道路も、ころころ方向が変わるので、迷路のようなんです。いつ完成するのかねえ。
テューダーの残る

イギリスで一番多い名前のパブ
Red Lion 赤獅子パブ

タウンホールのカフェ

色々やってます。
こんなんやってんや。
チェックしよっと


入り口は左





早速、ブループラーク。
このタウンホールは元々のギルドホール(商工会議所みたいなんかな)のあったところに立てられたそう。
1860年


マンホールだよ。



工事中です



さて、ここからわたしの好きな通り、ローズ・ストリートへ。
昔からの雰囲気のある建物が並んでいる通りです。ここに住みたかったなあ。。。


13世紀には Le Rothes Street だったんだって。
なんか、フランス語ちっくね。


















近頃ワインバー風に変わったよ。前はパブだった






窓の下が素敵

この家も売りに出てたんだが

奥は前述のオールセイント教会


窓辺が可愛い






昔のしつけ?学校


ここにもプラークが




真ん中の緑のドアはご贔屓の魚屋肉屋が
経営しているイタリアンレストラン
うちの近所に戻ります。
ま、あたり全部近所であるが。

郵便局

まだまだ工事


行きつけの魚屋肉屋
毎週お買い物
ちょうどバスがバス停に来たので


散髪屋さん
奥は裏のスーパー


ご存知 テューダーハウス





16世紀のテューダー建築で、昔は女学校だったことも。そのあと20世紀にはクリニック(医者、医院 General Practitioner)だったと。ここに引っ越しして、検索していたとき、ここが GP と出て来たので、うちに一番近いから、かかりつけになるんかと期待してたのに。
今は個人の所有だそう。
どんな人が住んでるんやろね。
向かいは警察署

もともとタウンホールにあった警察がここに移転。
今は Denmark Street のうちの会社の裏にモダンな建物でも部署があります。




うちの家の裏手側。同じ建物で、別の家とも続いている感じ。

真ん中の黒いドアと右端の緑のドアは別の建物へ続いているようです。ようわからん。複雑な。
左の緑のドアはゴミを出すときにこの前に



18世紀の建物だそうです
わたくしは現在、18世紀に建てられたジョージアン(ジョージ王朝時代)の建物に住んでます。
ビクトリアン(ヴィクトリア女王時代)より古いぜ。

 テラスは翌日に撮りました。ちょっと天気がいまいちでした。

テラスの15ばんが町で一番古い家らしい





ここも古いパブ

というのが残っているそうですが、
よくわからなかった



時計塔は向かいに







ウォキンガムに住むなら、わたしの好みは、ローズ・ストリートか、このテラス界隈だわねえ。。
無理無理、高いぞ。





ウーズヒルの方向へ歩いていくと、駅の近くにまた立派な教会があります。
セントポール教会



また時計塔に戻って来た




横はこちらもパブ


道路渡るとカウンシルの建物
日本で言う、市役所?









うちの窓から見えるお向かいさん


タウンホールに置いてある町の地図




会社の近くにもブループラークやら、古い家並みがあるんだけど、また次回のテーマにします。⬇️⬇️

『633 ウォキンガム巡り 続いて


© Mizuho Kubo , All rights reserved.....April, 2018

コメント

  1. はじめて拝見しました。メイドンヘッドより趣がありそうね。一度おじゃませにゃ。
    テューダー風のティンバーはもともとは漆喰仕上げの土壁が正式あるいはふつうだったかと・・・ま手に入る土地だとフリントも使ってはいるけれども。それを、なんだ、18世紀か19世紀頃に煉瓦で補強して、で敢えて漆喰は塗らなかった、ってことかしらね。なんか、とってもいんぐらんど!なようでいて、どっか、時代錯誤! てか、まぜこめ、っていうか。それがへんに説得力あって、是非ゆっくりと見て回りたいと思います。

    どこのまちにもあるCorn Exchange のコーンは、穀物一般のことだと思います。別にトウモロコシだけじゃない、っつーか、なら、そんな昔からあるわけない。。。すんません。商売柄。

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  2. 写真を丁寧に見たら・・・後世の補強でもないか。なかには建築当初から木骨+煉瓦だったらしいのもありますね(煉瓦の詰めかたが木骨に即して歪んでるので、あとから嵌めたのでないとわかる)。
    んん・・・早い時期の「煉瓦」はまさに薄板状のいわゆる磚(セン)だったかと思うんだが・・・でもたしかに、テューダーの頃には直方体のまさにレンガのかたちのもあったような・・・
    いつか、調べてみたいと思います。。。てか、民家に特化して調べてるっていうよりはまってる知り合いがいるので、レンガタイプの煉瓦(なんだそれ。むしろ縦横1:2のブロックタイプだね)はいつ頃から作られたのか、聞いてみます。それにしても趣がある町ですね。こんど是非。一泊して歩き回りたいくらい。

    返信削除
    返信
    1. ありがとうございます。
      ウォキンガムは最近ある銀行がやった調査の「イギリスで住みたい町」の堂々6位になったんざんす。
      ちょっと自慢。。。
      テューダー建築も、モック(偽物)ではなく、本物でっせ。
      ぜひ一度お越しくださいませね。

      削除

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