457 魚屋さんバンザイ
会社のオフィスがメイドンヘッドから、ウォキンガムWokingamというところに引っ越したのですが、同僚が魚屋さんを見つけてきて。イタリア人がやってるのですが、魚屋と肉屋もやっており、狭い店内はいつも地元の(主にはおばあさん、たち)で賑わっております。
写真のサバによっかかってる、オレンジ色のが子。店でさばいてもらって、これ、いる?捨てる?と聞かれたので、持って帰る、と言って、何かわからず、家に帰ってから、あ、卵だったんだと、判明。うれしー。
毎週木曜日の早朝にビリングスゲートまで、魚を仕入れに行くらしい。ビリングスゲートというのは、ロンドンの魚市場で、東京で言えば、築地、みたいなとこです。
左、ストーンシーバス、右、刺身で食べれるマグロ。
サバ子焼くの図 |
Before |
ストーンシーバス
石鯛の一種かな?
after ちょっと皮がうまく焼けなかった フライパンのせいにしておこう |
before |
しめ鯖準備中
after しめ鯖チラシ風 |
数は少ないけど、刺身にできる( Sushi 寿司、と書いてあるが)生で食べれるマグロ、サバもとっても新鮮で、しかも安い。
海老をイカスミパスタで |
焼きたらこだ! いや、サバだけど |
卵はそのままちと味見したら、味がなかったので、塩麹で漬けて、まさに焼きたらこ。たらこは日本食スーパーに行かねば手に入らないし、ひとはらで10ポンドくらいするけど、これ、量は少ないとはいえ、2ポンドの親の価格に込み。
特製マグロ丼 |
マグロは、塩麹と酒、醤油につけて、漬け丼。
めちゃ、ウマ。
右手前が、うにに見えるけど、サバについてた子。
別の日。
レモンソール一式 before |
縁側 |
骨は頭ごと、出汁をとりました。
綺麗にさばいてくれたので、煮た後、身をほぐそうと思ったけど、ほとんど骨には残ってない。
塩麹漬けのヒラメ子 |
after レモンソールのグリル、 出汁炊き込み御飯添え |
仔牛のパルマハム包み |
肉も豊富でタルタル(生)にできる新鮮な100%イタリアビーフ。
その場で、手で、ミンチにしてくれ、タルタルはしっかり、叩いて細かくしてくれました。
ワイルドガーリック のペスト |
同僚は、いつも、追加で何かもらってくるのです。
ワイルドガーリックが出た時は、そのベスト。パインナッツや、パルメジャーノは入ってないので、ガーリックの味だけ。野生だから、マイルド。でもガーリック。
彼女が行く時は、誰もいなくて暇らしく?料理の仕方や、ドレッシングの作り方を教えてくれるらしい。
こちら絵だけね。 ヒラメ子のパスタ |
わたしが行く時は、いつも先客で賑わってて、お婆さんたちが続々やってくる。
その度に、「ハロー!ヤングレディー」と声をかけるマスター。さすがイタリア人。それを聞いて、そのお婆さんが隣のお婆さんに「ほら、貴女の事よ」などと譲り合って?言ってるのが面白い。ある時は、マスターに肉をミンチにしてもらって待っているおばさんの次で、順番待ってる間に雑談になり、和風ピクルド・マッケレル=しめ鯖の作り方を教えてあげたりしました。田舎やのお。
ちなみに、英語では
マグロ Tuna ツナ
サバ Mackerel マッケレル
ヒラメ Plaice プレイス
レモンソール Lemon Sole
魚の卵 Roe ロゥ
ですので、たらこは Cod Roe コッドロゥ
メイドンヘッドのスーパーも悪くないんですが、これから、さらに、新鮮な魚が多く食べれるようになり、嬉しいです。イタリアの魚屋さんやから、タコもあり、イギリスの魚屋さんではお目にかかれない新たな発見もあるようで楽しみ。楽しみ。
© Mizuho Kubo , All rights reserved…,May 2016
コメント
コメントを投稿