136 映画になるロンドン

アンティークミシンが並んでますが、服のブティック

ポートベロ・ロード

映画で撮影されたところをまわるツアーってのもあります。
だいたいが、ウォーキングツアーなのですが、某旅行会社時代に、視察というか、ビートルズゆかりの地をまわる、ガイドツアーに参加したことがあります。
ジョンがヨーコに出会ったギャラリーとか、ポールがリンダに出会ったクラブとか、サビルロウの屋上でセッションしたところとか。。。
昔ロンドン北西部に住んでたところ、近所に EMI スタジオがあって、あの、アビーロードのカバーになった横断歩道で写真撮りました。バスでその前をよく通っていたのですが、落書きでいっぱいの白壁と、いつもひとが多くいて、あれは何の場所なんか、とギモンに思っていたのです。アビー・ロード３番です。歩行者優先のちかちかしてるオレンジ色の信号のところで、みんな交互に写真撮ってます。けっこう交通量あるので、むつかしいのよね。
  ちなみにバスは１３９ばんか、１８９ばんです。
日本の診療所が入っている、聖エリザベス病院はヘザー・ミルズ（ポールマッカートニーの２番目の妻）が出産した病院で、彼の家の近くなのです。この辺はセント・ジョンズ・ウッドといい、大きなマンションが立ち並ぶ、いわゆる豪邸街です。

もちろん、リバプールにはいろいろあるのでしょうが、いちおう、ロンドンだけをひろってツアーもできます。

どっきりテレビの番組で、ナイトクラブといつわって
ジョンが黒服役をやった実は「公衆トイレ」



ポールがリンダにあったナイトクラブ
今は別のナイトクラブになってます
手前のひとだかりはガイドさんとツアーのひとたち。
Kingly Street リバティの裏っかわです



今は靴屋　１４２番

◎ノッティング・ヒルの恋人　（邦題）　原題はそのまま。ノッティング・ヒル。 　
このあたり、そうでなくても絵になるところが多いんだけど、映画に撮られるところも多々あります。複数の映画で登場してたりね。アンティークで有名なポートベロのマーケットとか。おしゃれなブティック通りもあります。
２年前だかに日本から友人が来たときに「行きたい」ってんで初めて回ったんですが、今回それを踏まえ、今度はしっかり写真取材。リキ入れて撮りましたよっ。

まずは主人公ウィリアムの働いていた本屋。トラベルブックショップ、映画では、ポートベロ・ロードにあることになってますが、その場所には実は別のお店があるのです。今はその名も「Notting Hill」という靴屋さんになっています。青い色が目印。
142 Portobello Road.

ちょと入ったブレナム・クレセントにある
13-15 Blenhaim Crescent

ほんとは内部は撮影禁止らしい

ほんとのトラベルショップはそこからそんなに遠くない、ポートベロ・ロードをちょっと曲がったところにあります。いつも前で写真撮ってる観光客がいっぱい。映画通り、小さい店です。うん、雰囲気味わえますねえ。そこにヒューグラントが座ってたんや、とか。この狭い書架のハザマでジュリア・ロバーツが本探してて。。。と。



今も角のカフェ
330 Westbourne Park Road

この角のカフェ（カフェ・リパブリックというよくあるチェーン店）は次にでてくる、「ブリジット・ジョーンズの日記」でも、ブリジットのローカル（よく行く、いきつけって感じかな）としても紹介されてます。

91 Lansdowne Road

友人宅のパーティーによばれて。アンと行く、
このお宅。９１番

Bevington Road とGolborne Road の角

レストランを開いて失敗してた友人のレストランになっていたところ。実はギフトショップ。







ほんとは入れないはずの個人の庭。


さくから覗く
Rosmead Gardens

あのベンチ？かも

さくの間からベンチを拝見。あれかなあ、二人で座ってたのって？？

Coronet Cinema

いっしょに映画みてた映画館。コロネ、映画の中の映画って感じ？


Gate Cinema

ここは昔の雰囲気を残す映画館です。一昔前は喫煙シートもあって、いっしょにいった友人が嫌がっていたのを思い出す。わたしはよく、その隣の、ゲート・シネマに（ニューヨーク）メット・オペラの中継映画見に行きますが。写真撮ったのはじめて。

結婚式会場になってた
ホテルの中庭
やっと見つけました、写真。

◎ブリジット・ジョーンズの日記


バラ・マーケットにほど近いThe Globe というパブの
上がブリジッドのフラットの設定

バラ・マーケットの入り口

これは主にロンドン・ブリッジ近辺で撮影した模様。バラ・マーケット　 Borough Market  はよく行ったけど、フラット（アパート）のモデルになったところは知らなかった。今度行ってみよう。と思っていたので。ここです。
ノッティング・ヒル界隈もでてきます。

あと、撮影に使われたところはいっぱいあります。映画見てて知ってる風景がでてくると、あれっと親しみがわきますねえ。つい、ほれほれ、ロンドンやでぇ、あそこ、知ってるでぇ、と日本で、テレビの前で自慢して、母親にいやみなやっちゃと嫌がられてました。

スペインレストランの上に牛が



花やさんもおちゃれ

やはりロンドンは映画になりやすい街なのでしょうか。












近くには有名な「アンカー」パブや

シェイクスピアの「グローブ座」
Globe Theatre

ダニエル・クリーバーの
モダンなマンションと設定されてるあたり
Clink Prison 跡に近い
Clink Street



天井が光るのよ
わかるかしら

光ってます

ミレニアム橋

◎ラブ・アクチュアリー Love Actually
ちょっとどたばたコメディだけど、ロンドンがふんだんにふりまかれていて好きな映画のひとつです。クリスマスがテーマですけどね。撮影マップなんてのも観光局においてあってねえ。
プロモーションにもなりますなあ。

　地図がでてきたら写真に撮る＞＞＞（そう、今度の引越し時にでてくるか期待、まだでまへん）
でてきましたぁ。右→の写真。

「ノッティング・ヒルの恋人」で多く使われたロケ地の近くにも、この映画のロケ地があって、キーラ・ナイトレー扮する花嫁の夫の友人に片思いされ、クリスマス・イブにクリスマスキャロルといつわって、玄関先で紙芝居的に愛を告白する場面。このジュリエットの住まいがここ。

27 St Luke's Mews



みんな写真撮りにくるんやろねえ。
きれいにしてある



この彼の後ろに映ってる背景の家が→



→これですよ。こっちも向かいに対抗して
きれいにしてある

この通り、全部かわゆいMews House なの。



自転車も必須事項？

こっち側から撮ったと思うなあ。
青い扉も素敵

やだ、この３つの映画、ってどれもヒュー・グラントとコリン・ファースがでてるじゃないの。いや、ノッティング・ヒルだけコリン・ファースいなかったっけ？？？ヒュー・グラントようでてるよね。イギリスを代表する俳優だもんね。



ついでに、じゃないけど、ハリポタのロケ地で、唯一ロンドンはキングス・クロス駅。プラットホームから出るんやけど、昔は係員に言ったら　9 か3/4番( Nine and three quaters と読む！)の看板を出してきてくれたらしいが、あまりに尋ねるひとが多いのでしょう。ついにプラットホーム設置。が、何年か後（２００９年）に行くと場所が変わってた！キングス・クロス駅が改装されていたのです。

９番と１０番のあいだにある、とみな思うのでしょうね。それらしき、さがしているひとがうろうろ。９番線は別に改札があってそこから入らないと行けなくなってた。わたしの前にいた人が、さがしていたようだったんだが、改札に入っっていったので、あれ、違うのかも、と思っていたら、係員に聞いてる。で、また出てきて、別方向に行きました。ついていくと、なんと、看板があって、道しるべになっとる。やっぱハリポタホームを探していたんだ。


プラットフォームお探しですか？って



カートのはめこんである壁

 いまは改装が終わってるからまた変わっているかもしれません。が。２００９年にはここでした。
ちゃんと、ｽｰﾊﾟｰのカートもおいてある（っつかはめ込んである）のよ。日本からの友人を案内したら喜んでいました。自分では探されへんかったって。


キングス・クロス駅

隣のセント・パンクラス駅
今はユーロスターの発着駅

また後日変わったのです。プラットフォームの場所が〜。
「208 新装なったキングス・クロス駅」←←↓
２０１２年４月の記事を入れておきます。

コッツウォルズにあるレイコックの修道院もロケ地となったところです。写真は。。。ないかなあ。行ったときに撮ったと思ったに。行ったのは、昔でデジカメ時代ではないかも、です。

なんか、自分の知ってるところが映画ロケにつかわれているとうれしいよね。
日本では来年に小説「阪急電車」から映画が封切られるらしいですが、昔いた宝塚の仁川あたりがフュ～チャ～されてると懐かしいかもぉ～。

ごめんね、取材は２月ですが、写真を足すのに、時間がかかってしまいもうした。
お待たせ。やっと完成しました。Koura さんとManaさんにささぐ？？？その節は、いっしょに回っていただいてありがとうございました。

© Mizuho Kubo , All rights reserved..March, 2011