旅行編 週末のトーキー、アガサ・クリスティを訪ねて 9月21日・22日

アガサ・クリスティのトレイルはまとめて、別記事にしました。

翌日21日、宿での朝食。朝食ルームもかわいいです。一人なのに窓際の席に案内してもらいました。前日にメニューを選んで、書いておいておくのです。わたしは苦手な豆は抜いて、あとは頼んだらすっごい量。


シリアルやジュース、フルーツやヨーグルトはビュッフェ形式で、フレッシュなフルーツを出してくれて、嬉しいです。
ここで宿の奥様に初めてお会いしました。話好きで、ご主人と共にいい感じの方。
イングリッシュ・ブレックファーストです。
コーヒーもフィルターがいいか、インスタントか、とか、パンは白か茶色か、とか、細かい選択可能です。


朝食が終わって、また港に行く前に、宿から歩いて5分ほどのところにあった、アガサ・クリスティが洗礼を受けたという教会に行ってみました。あいにく閉まっていて、外からだけ見学。日曜日はミサがあるようですが、キリスト教徒でもないのにちょっとこういう田舎のミサには出づらいかな。
右>途中で見つけた、「コッキングトンはこちら」のサイン。この村にも行ってみたかったのですが時間なくて、断念。徒歩で20分くらいで行けるようなのです。クラフトショプがあるよ、と大家さんが言ってました。
右下、アガサのパズル

バスの婆パス、どこでも使えるというので使ってみようと、乗ったのはいいが、しっかり別方向に行き、再度チャレンジ。ハイ・ストリートのような店の並ぶ通りでちょっと降りてみました。トイレに行きたくなって、どうしようか、と歩いていたら、本屋のウォーターストーンがあり、ここならトイレがあるに違いない、と入ったらあたり。うまいなあ、ただのトイレ見つけるの。わたし。

レディングのウォーターストーンも素敵なのですが、こちらはさすが、トーキー、アガサ・クリスティ・コーナーがありました。
漫画のコーナーもあって、英語なんだけど、思わず、自分の名前を見つけて???




ジョージアンの建物



丘の上にあるミューゼアムに行ったのですが、ここも楽しかったです。詳しくは別記事にて。
港に近い公園にアガサの鏡像。娘さんが寄付したようです。
パビリオン


お昼のランチを予約した、ミシュラン・レストラン。
良い店はないかとググっていたら、「エレファント」という名のレストランが出てきて、変な名前、と思っていたのですがなんとミシュランひとつ星。ランチならコースが35ポンドで、お手頃価格。ネットで予約して行くことにしました。
その前にここからさらに丘を上がって、アガサの縁りのインペリアル・ホテルへ。友人と二人だったら、と予約してたんですがね。




中のテラスからは海が見下ろせ、いい感じです。


絵画のようですね

バス停にどんぐりマーク発見



歩くパスがあるんです






レストランの予約時間まで、待ち。









店内はほぼ満席で、賑わってます。朝食も食べたし遅めにしたのですが、3コースはやはりちょっとしんどいかな。

パン皿もおしゃれでしょ

2コースでメインとデザートでいいかと思ったのですが、突き出しのプティット・ブーシュというのに惹かれ。これを前菜がわりに頼みました。



パンはサワードゥブレッド

バターもおしゃれに花びらが入っててめちゃ美味しかった。レモンが入ってたかな。
プティット・ブーシュ、文字通り訳すと「小さい口」ですが、前菜の前、和食で言うとお口よごしってとこですかね。

カブだと思う
メインは石鯛にしました。これも美味。ラビオリがついてて。箸休めみたいなカブの酢の物が別に出てきました。


デザートは3つのミルクのケーキにしました。これはイタリア語で書いてあった。そういうメニューの名前なのかな。

これまたスポンジが柔らかくて、溶けるぅ。アイスクリームも美味しくて。

さすが、ミシュランです。で、こんなにリーズナブルに食べられて幸せ。来てよかった。

最後にコーヒーを頼んだらプティフールとついてきました。チョコレートが味噌味。面白かった。

プティフールとコーヒー


ヴィクトリアポスト見つけました。

壁のポストも

めちゃモダンな教会
















一旦宿に戻って、アガサの生まれた場所まで行ってみようと思いました。徒歩だと15分ほど。今はもうオリジナルの建物は無くなっていて、アパートになっているのですが、石碑が立っていました。


夕食もランチのレストランのすぐ隣のシーフード・レストランに目をつけていたのですが、予約が午後9時しか取れなくて、また港まで行かねばなりません。
その前に、アガサゆかりのもう一つの有名ホテル、駅の近くのグランド・ホテルに行ってみます。


週末なのでロビーに入った途端に、レストラン隣接のディスコで、派手にやってました。

バス停はどこ?と探している間にバスが行ってしまったので、仕方なく、港まで歩くことにします。
やっとレストランに辿り着き、上のバーでグラスワインを頼んで席が空くまで時間待ち。ここのワインはリーズナブルかな。
三種のスペシャル
黒板の本日のおすすめの中から魚三種盛りを頼みました。ホタテとエビの天ぷら。白身の焼き魚。サラダか野菜を選べて、温野菜もついてます。ポテトも付いてましたがさすがに無理なのでやめました。


ホタテ、肉厚。
ソースは醤油味のもあって面白い。
右上、上から黒いのが醤油ソース、レモン、タルタル。タルタルがもう少し欲しかった。
港近くまで坂を降りてバス停を探して、駅までは行けるので、またグランドホテル近くで降り、歩いて帰りました。
暗い中ちょっと不安だったけど、頑張った。夜に一人でウロウロはしたくないのですが、夜景も見れてよかったかも。







翌日、22日。今日は帰る日ですが、午前中に行けなかった一番近いアビーに行きます。
ここにもクリスティ関連の庭があり、また別記事で詳しく。

午後2時の列車ですが、駅までまた大家さんが車で送ってくれました。時間が少しまだあったので隣のグランドホテルにまた写真撮りに行きました。今日は打って変わって静か。昨日気になっていた、ロビーのアンティーク屋さん開いてましたが、値段聞けず。高そうなんだもん。

































トレイルの記念碑がありました。
















ウィンドウにあったトリオ、可愛いと思ったのですが、キャンドルでした。

もう一度明るい時のロビーとレストランを撮っておきます。




手前に小さな公園があったのでそれも散策しておきました。

駅には何もなかったので、中途半端なランチ、途中のスーパーでサンドイッチを買っておいたのですが、列車内で食べました。座れてよかった。
これはみてない




雨が降ったり止んだりの天気でしたが、ニューブリーのあたりの運河の景色も車窓から見えるし、列車の旅もいいものです。



帰りに車窓からコッツウォルズの白い馬が見え、前にも見たよなあ、ここだったんだと感心。

そうそう、トーキーのチャリティ・ショップで買ってしまったお皿、使ってみました。エンズレーのヴィンテージものだから買っちゃったんですよ、大きいのに。2ポンドだもん。









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