804 イギリスあるある、ガス点検に来ないって?
遅めのランチ イカ墨パスタ |
夜のパスタサラダ |
もう怒りです。
7月初めにガス会社からリマインダーが来ました。「毎年のガス点検期限が8月5日に迫っています。エンジニアを予約してください」いつもは大家がやってくれるのですが、去年、コロナ禍ロックダウンで皆家にいるだろうから、というので、個々にやってほしいと。フラットが7つあるので一緒にやれば早いのに、とは思ったのですが、8月に係員が2人来て、ちょうど大家の修理してくれる案件があったのでガスボイラーのチェックも一緒に済ませました。
今年も7月7日にガス会社からリマインダーが来て、多分去年個々にやったから、今年もそうなんだろう、とアポを入れるためにガス会社に電話をしました。点検の照会番号は大家の詳細で登録されており、住所と電話番号を言うと登録が違うというのです。もちろん、わたしはテナントなので、そう言うと、大家に連絡しないといけないと、電話を切られてしまいました。
また電話する気にもなれずほっておいたら、またリマインダーのレターが来たので、仕方なくまた電話。翌週は旅行に行くので不在だし、と思って、7月27日にもう一度電話しました。説明して、電話番号や住所を言ったらまた詳細が違う、と言う。大家に電話してもらうべきなのか?と聞いたら、その人は予約しよう、と予約してくれました。8月初めの週は旅行で留守なので、9日の月曜日に予約しました。こっちは何時、という細かい芸当はできず、午前か、午後か。午前は「朝8時から1時の間」にエンジニアが来る、です。さっさと済ませたいので午前に予約しました。
予約したエンジニアやプラマー(配管工)が時間に来ない、というのはイギリスあるあるで、待ちぼうけを食らう事もあるのですが、今までは割と早く、来てました。
前日、ボイラーのある寝室のドアの前と通り道を片付け、見られてもいいようにしておかねば、と置いてあるものの設定も変えておきます。
当日、8月9日、7時半にガス会社からテキストが入り「本日、8時から12時の間にエンジニアが訪問します。次があなたの番になったら再度連絡します」
エンジニアが今どこにいるか、のトレースのリンクも入っていたのですが、リンクに入ったら、ログインせねばならず、ログインすると「あなたのアポイントはございません」と出るのです。えー、でもこのテキスト来てるし。嫌な予感はしたのですが、点検の照会番号は大家のもので、ログインはわたしのアカウントなので番号が違うだろうから、反映されないのかも。
10時に2つ目のテキストが入り「次があなたの番になったら再度連絡します」
あららもう11時よ、ほんとに来るのかしら。ちょっと心配になって来ました。
電話では1時まで、と聞いたけど、テキストでは12時までの間、になっている。まあ、12時に来ても仕事するのに30分はかかるだろうから、それでそうなっているのかな。
shortly の意味わかってる? |
11時58分に、テキストがまた来て「もうすぐです」
そしてそれからぷっつり、2時になってもテキストも来ないし、電話もかかって来ません。テキスト送っているわけだからわたしの携帯の電話番号はわかっているはずだしなあ。
ランチを食べようかどうしようか、食べてる間に来たらややこしいので、来て終わってから食べようと思っていたのですが、2時過ぎになってしまいました。
もう、いいや、とほっておこうと思ったのですが、クレームはしてやらねば、とガス会社のウエブサイトでクレームのメールアドレスを探したのですが、どこにもありません。チャットがあったので「エンジニアが来ない」と入れるとロボットみたいなのが返事してきて「もうすぐ行きます」ほんまかいな。もう一度「8時から12時の間に来るはずがもう2時過ぎてる」と入れると「スタッフに変わります」で、別の人が出てきて「アポは入ってません」「確認はもらっているのですか?」いや、だからあ、テキスト来たけど、エンジニアは来てないんだってば。
「来てないのだったらお詫び金を出します」えー、そんなのあるの?
「次のアポを取りましょう。9月2日でいかがでしょうか」はあ、1ヶ月後?
馬鹿らしくて返事しなかったら「まだいらっしゃいますか?30分経つと自動的に会話画面が消えます」
なんか、腹が立って、切ってやった。
メールでクレームしてやる、と思って再度探すもクレーム欄に行くとやっぱり「チャット」。
チャットにクレームしたいからメールアドレス教えて、と入れたら、詳しく教えてください。でまた長々と入れると、クレームはメールで受け付けていないのでこのチャットに入れてください。
説明するも、わたしのアカウントが調べられないから、と電話しろというのです。もう埒があかないので、大家にテキスト入れて、説明し、電話してくれと頼みました。返事が来て、こっちでなんとかするから、ということでした。
偶然、翌日フラット内に大家がいたので会った時に「昨日はテキストしてすみませんね、でも時間を無駄にしたのよ」と言うと「ややこしくてすまなかった」と謝ってくれましたが、その後連絡はありません。いいのかねえ。
玄関に郵便物を置くテーブルがあるのですが、その後、他のフラット宛のガス会社からのレターが山積みでした。わたし以外全員名前でなく「住民者」あてで来てたかな。皆、連絡してないのかも。もう放っておきますよ。
ちょっと怒りのわたし |
切れたわたし |
時計草 |
ろくな写真がないからこの日に散歩に出た際の猫とお花の写真が唯一の癒しだわ。
2週間後の8月23日月曜日。朝8時半ごろブザーが鳴ってなんだろう。郵便にしては早すぎるし、もう小包は受け取ったし、どうせ配達の人が全部鳴らしているんだと思ったのですが、2回鳴らしたのでパジャマのまま出て行きました。幸い、T シャツとジャージなのでわからないだろうと。窓の下にはマスクをつけた男性が立っていて、ガス会社のバッジをつけている。「ガスの点検に来ました」やて。
えー?なんの連絡もなく来るわけ?大家が連絡を取ったから来たの?それとも2週間前、クレームしたまま中途半端で終わっているからフォローアップに来たの?それだったら、当初、新規予約は9月の2日、と言っていたから何もせんほうが早いやん。ボイラーは寝室にあるので、わたしゃ起き抜けでベッドは乱れているし、慌てて片付けてカバーをかけました。アポを取った時は前もって物を片付けて通り道を作っていたのですが。エンジニアが地下のメーターの場所を見に行っている隙に、下着の入った洗濯カゴをリビングに移動。ほんま赤面ものやんか。
ボイラー |
慌ててマスクをつけ、エンジニアに本当は2週間前に来るはずだったのよ、と文句言ってみたけど、この人に言ってもしゃあないことなんやろうなあ。地下のメーターの場所を知らないと言うことはここに来るのは初めてなのであろう。と言うことは他のフラットはまだ何もしていないと言うこと?大家が連絡してくれたなら、他のフラットも一緒にやった方が効率いいと思うんだけど、まあ、全てが同じ時期に点検期限かどうかもわからないし(でもレターが他のフラットにも来てると言うことは同じなのかも)、わたしの考えることでないのでやめておこう。
点検のスタッフは1時間ほどで帰られました。ペーパーワークと言って、点検したところを口頭で説明してくれ、確認書をもらいます。この時期なので完了のサインはしないのですが、サイン欄にcovid-19と書いてありました。こちらの人は土足で上がるので、寝室の白い絨毯にゴミが。。。また掃除です。点検にヒーターがあったかくなっているので、点検してた時に開けるべきだった、窓開けて換気をよくして、ついでにドアノブや触られたであろうところを殺菌ワイプで拭き拭き。
わたしがサインするはずの欄が COVID-19 |
窓のそばのドアがボイラー室です |
恥ずかしながら我が寝室。手前のピンクのカバー・箪笥がないので、箱に洋服や下着を入れて置いて上からカバーして隠しています(いつもは開けっ放し)。奥のドアがボイラー室。
一応大家に来たことを報告しておこうと、「何の前触れもなくいきなりエンジニアが点検に来たから」って入れたら「ごめん、こっちに連絡あった。きみに連絡するのを忘れていた」やて。やっぱり。そんな気はしたんだけど、クレームしたのを推し量ってよこす、なんてこたあ、ないよなあ。ほんま、アポって何か、どう言う意味なのか、わかっているのでしょうかねえ。イギリスあるある。
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